ベトナム社会主義共和国は、東南アジアのインドシナ半島東部に位置する国です。首都はハノイで通貨はドン(1ドン=0.0047円、2019年9月現在)、最大の都市はホーチミン。面積は331,212k㎡で人口は約9,600万人です。ハノイ北方の地層からは30〜40万年前の人類の歯の化石が発掘されており、かなり古い時期から人類が住んでいたことがわかっています。19世紀にはフランスの植民地であり、フランス領インドシナと呼ばれていました。コーヒーの生産量はブラジルに次いで世界第2位。コンデンスミルクを加える「ベトナムコーヒー」も良く飲まれています。国民の9割がキン族(ベトナム族)で、公用語はベトナム語です。国民の大半が仏教徒であり、米を主食とします。世界遺産は「フエの建造物群」などの文化遺産3件、「ハロン湾」などの自然遺産2件です。
ベトナムの首都のハノイは約千年の歴史のある都市で、ベトナム歴代王朝の宮城跡で巨大な遺跡群の、世界遺産『タンロン王城遺跡』があります。 ハノイではベトナムの英雄のホー・チ・ミンの遺体がある「ホーチミン廟」、タイ湖に浮かぶ島にあるハノイで一番古い仏教寺院の「チャンクォック寺」、科挙合格者の石碑がある孔子廟の「文廟」などの、有名観光スポット巡りができます。 また、ハノイにあるホアンキエム湖周辺では、湖のほとりにある劇場で「水上人形劇」を見たり、湖近くにあるレストランで食事を楽しんだりすることができます。ハノイのおすすめグルメには固焼きソバの「ミー・サオ・ゾン」、ナマズのような白身魚を使った鍋料理の「チャー・カー」などがあります。
ダナンはベトナム中部にある都市で、15世紀までチャンパ王国があった都市です。人口は約90万人で、少数民族のチャム族が住んでいます。大理石と刺繍画がダナンの特産品で、特に大理石が有名です。 ダナンでは透明度の高い海や真っ白な砂浜が続く「ノンヌォックビーチ」、ピンク色の外観で、教会内のステンドグラスがきれいな「ダナン大聖堂」、ギネス記録になっている世界で一番長い「バナヒルズ行きのロープウェイ」などの有名な観光スポットが人気です。 また、食べたい具をライスペーパーで巻いた生春巻きの「バンチャンテッヘオ」、3カラーの米粉麺などを使った麺料理の「ミー・クアン」、うどんのような料理の「バンカン」などのおすすめグルメを楽しめます。
ホーチミンはベトナムの南部地方にある都市で、ベトナムで一番大きな商業都市です。東洋のパリといわれていた町並みが残っており、渋滞するほどたくさんのバイクが車道を走っています。 ホーチミンではベトナムで一番大きな「サイゴン大教会」、ホーチミン市人民委員会の本部の「人民委員会庁舎」、ホーチミンで一番有名な「永厳寺」などの観光スポットが有名です。ショッピングセンター、ブランド店、カフェなどが並ぶ「ドンコイ通り」、食料品、雑貨、衣類など何でも売っている「ベンタン市場」などの有名な買い物スポットもあります。 また、ベトナム風お好み焼きの「バインセオ」、焼きうどんの「フー・ティウ・サオ」などの名物グルメを楽しめます。
人気スポット
ホイアンはベトナムの中部地方にある小さな港町で、歴史的保護区になっている旧市街は、世界遺産の『古都ホイアン』として登録されています。ホイアンからはチャンパ王国の最大規模の遺跡を見られる、世界遺産の『ミーソン聖域』に行けます。 ホイアンにはベトナム紙幣に描かれている「来遠橋(日本橋)」や、華僑の人たちが建てた集会所の「福建会館」などの有名な観光スポットがあります。毎月1回開催される「ランタン・フェスティバル」は、夜になるとたくさんのランタンに灯りがともって、幻想的な雰囲気になります。 汁なし米麺の「カオラウ」、エビのすり身と豚肉を使った「揚げワンタン」、蒸した餃子のような「ホワイトローズ」がホイアンの三大名物グルメとなっています。
フーコック島は、カンボジアとの国境にも面しているメコンデルタ地方の最西端に位置している島です。森林と海に囲まれた手つかずの自然が残るのどかな風景が広がっています。日本からは直行便はなく、ハノイかホーチミンで飛行機を乗り継いでアクセスすることが可能です。ハノイから2時間、ホーチミンからは約1時間かかります。フーコック島は近年になり道路が整備され、外国人が訪れる観光都市・ビーチリゾートとして発展したため、町の中心部以外は手つかずの自然や赤土の道路が残っています。鮮度抜群の海鮮類も手に入るので、市場で購入したり、レストランで味わったりと満喫できます。ダイビングやシュノーケル、ジェットスキーなどマリンアクティビティが人気です。
ダナン - 観光名所
ベトナムの中心に位置する白浜の美しいビーチが続く港町「ダナン」。神秘的なハロン湾のあるハノイ、水上マーケットが人気のホーチミンに並ぶ商業都市で、フランス統治時代の名残を感じるコロニアル風の建物が立ち並ぶ素敵な街です。 近郊には世界遺産に認定されたチャンパ王国の聖域として知られる「ミーソン遺跡」など観光の見どころが満載!ビーチリゾートはもちろん、リバーサイドで夜景を満喫するのもよし、フランス統治時代や王朝時代の面影を楽しむもよし、世界遺産巡りの拠点とするもよし…日本からのアクセスのよく魅力的な街・ダナンの旅を存分に楽しみましょう!この記事ではベトナム「ダナン」に行ったら訪れたい人気おすすめ観光スポットを紹介します。
ハノイ - ベトナム料理
ハノイに来たからこそ楽しめる、地元の人もお墨付きのリーズナブルで美味しい本場ベトナムグルメを紹介します。 ベトナムの首都ハノイは、中国の雰囲気感じる旧市街とフランスのコロニアル調の建物が交じり合う独特の異国情緒あふれる不思議な街。観光では、ホアンキエム湖や旧市街を中心にずらりと店が軒を連ねており、シルクやアジアン雑貨などの買い物や美味しい料理店も沢山あります。日本人にも馴染みのあるベトナムグルメが多く、フォーや生春巻きは本場の味を堪能してみたいもののひとつですよね。それ以外にも美味しい名物が沢山あるので、ハノイに行く前に是非チェックしてみてください。
ホーチミン - 観光名所
ベトナム最大の都市であるホーチミンは、東南アジア有数の観光都市として人気を誇っています。「東洋のパリ」と呼ばれたフランス統治時代のコロニアル建築物や街並みが美しく、ベトナムの歴史を楽しく学べる博物館や史跡も多数あります。また、華僑が発展させていった中華街(チョロン)やベトナム式ホットストーンマッサージが受けられるスパなど、ホーチミンらしい観光施設も充実しています。今回はそんなホーチミンの観光旅行での定番になっているおすすめのスポットを紹介します。ホーチミンの名所を網羅しましたので、きっと行きたいスポットが見つかりますよ。
ホーチミン - ベトナム料理
ホーチミンの北区にある観光客だけでなく、地元の人にも大人気の庶民のカニ料理のお店。けっして、綺麗なお店ではありませんが、3階まである食堂です。おすすめは、「ソフトシェルクラブ」です。場所は、ドンコイ通りからタクシーで6万ドンほどで行けます。</br>*近くに偽のお店があるので注意してください。
ホーチミン - ベトナム料理
センスの良いシックなインテリアで、小綺麗な店内のベトナム料理レストランです。フランス人とベトナム人のオーナーによる共同経営で、とても雰囲気のいいお店。ガイドブックにも載る人気店です。上品なベトナム料理が頂けて、お味も好評です。ランチタイムは気軽なランチメニューがあります。
ホーチミン - 大衆料理・ローカルフード
地元の人達で賑わう、テイクアウトのバインミーのみのお店です。日本では味わえないバインミー、ボリュームのあるふわふわパンの中に野菜やレバーパテなどがたっぷり入っています。素早く作ったできたてのバインミーはなかなかの美味!ぜひ食べておきたい一品です。
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