アイスランドは、北ヨーロッパの大西洋上にある島国です。日本の北海道と四国を合計した程度の面積を擁し、国土内に多くの火山をもっていることから温泉や地熱を使った発電施設があることでも知られています。 国土の一部は北極圏にかかっているなど、名前の通り寒い国と思われがちですが、実は付近を流れる暖流や高緯度に位置する地理上、比較的暖かいのが特徴。一方、北極に近い国ならではの白夜やオーロラを楽しめるのが魅力のひとつで、氷河と火山が重なり合う独特の自然の景観を眺めることができます。 また、首都のレイキャビクではヘルシーで美味しいグルメを楽しめます。特にスキールと呼ばれるチーズは、アイスランドならではの味として人気を集めています。
レイキャビクはアイスランドの首都で、世界最北の首都です。レイキャビクという名は「煙たなびく湾」という意味で、温泉から上る湯けむりから名付けられたと言われています。空気がきれいで治安もよいため、快適に市内散策が楽しめます。 西暦870年頃から人が住んでいたとされており、現在は全人口の60%にあたる21万人が暮らす都市です。古くは羊毛産業、捕鯨などの水産業が盛んでしたが、近年は地熱や水素などのクリーンエネルギーの開発が進んでおり、世界をリードしています。 街のランドマークはハットルグリムス教会です。独創的な外観と、中にある巨大なステンレス製のパイプオルガンは必見。教会内のエレベーターを上がると展望台があり、レイキャビクの町をパノラマビューで見渡せます。
ゴールデンサークルは、西のシンクヴェトリル国立公園から東のグトルフォスの滝までのエリアのことで、レイキャヴィーク近郊の人気の観光ポイント、アイスランドを旅行するほとんどの人が訪れる場所です。見どころは、シングヴェトリル国立公園とグトルフォスの滝、ゲイシールの3箇所で、レイキャヴィークから日帰りで回ることもできます。シングヴェトリル国立公園では、北アメリカプレートとユーラシアプレートが引っ張り合うことで新しいプレートができ、地球の割れ目と呼ばれるギャウの最大規模を見られます。黄金の滝を意味し、氷河が溶け出た白濁の水が轟音を立てて流れ落ちる壮大な滝グドルフォスは、一年中凍らず壮大な姿を見せてくれます。間欠泉の語源とも言われるゲイシールは、5~10分おきに水柱が噴出して地球の鼓動を感じさせてくれます。ゴールデンサークルは、アイスランドの大自然に触れることのできる黄金ルートです。
レイキャビク - ツアー・旅行
北極圏にあるアイスランド。アイスランドの観光シーズンと言えば、暖かく過ごしやすい夏が一般的ですが、北極圏の国アイスランドの醍醐味とも言えるオーロラや氷河のような絶景を楽しむのであれば、"冬"が断然おすすめ。 アイスランドは白夜の国で、冬は昼が短いのであまり観光できないというイメージですが、その代わり長い夜を楽しむ遊びがたくさんあります。日が沈んでからが「遊びの時間」「若者の時間」、この鉄則は六本木でも香港でもニューヨークでも、そしてアイスランドでも同じです。治安もいいので夜も思いっきり遊べる、そんな「冬のアイスランド」を堪能できるおすすめの楽しみ方を紹介します。
ゴールデンサークル周辺 - 自然・景勝地 ,観光名所
アイスランドにある、地下から上がってくる大迫力の間欠泉。大量の水が湧きあがる様は、実に見事な美しさです。今回は、アイスランドにあるクヴィータ川周辺にある間欠泉をご紹介しています。迫力ある間欠泉の高さは、現在でも20メートル、5~10分おきの噴出。間欠泉の凄さはもちろんですが、もう一つ注目してもらいたのが、間欠泉の噴出の瞬間です。青い色の水が徐々に盛り上がると、それはまるで大きなビー玉のような美しさに!絶対に見て置きたい絶景の一つとなっています。
周辺スポット
レイキャビク - 高級ホテル
北ヨーロッパの国、アイスランドの首都レイキャビク。日本人にはあまりなじみはないかもしれませんが、実は多くの魅力にあふれが街です。例えば、世界最大の屋外温泉施設「ブルーラグーン」があり、温泉好きな日本人にとっては、かなりそそられるはず。また、オーロラを見るツアーが開催されているほど、夜空がきれいなんです。そんな自然や観光地に魅了されて、世界中から多くの観光客が訪れるため、ホテルも多くあります。古い町並みに溶け込んだ北欧テイストのホテルや、大理石を使用したフロアのある高級ホテル、地元デザイナーの作品が置かれているスタイリッシュなホテルなど、様々で個性的。そこで、レイキャビクの観光する際に一度は宿泊したいおすすめの高級ホテル10選を紹介します。
ゴールデンサークル周辺 - 観光名所 ,自然・景勝地
クヴィータ川近辺にある地熱地帯に位置する間欠泉で、周辺には熱湯が沸きだったぬかるみが広がり、あちこちと蒸気が上がっている。およそ数分から10分間隔で最大30メートル近くになるお湯の柱を吹き上げる光景は圧巻である。場合により小さめの噴水が2回続くこともあるので、目が離せない場所となっている。
レイキャビク - モダン建築
ハルパ レイキャヴィク コンサートホール アンド カンファレンスセンターは、レイキャビクにある現代的なランドマークです。 独特な形をした建物は一面ガラスで覆われており、アイスランドの玄武岩をイメージした複雑な色合いを表現しています。夜にはライトアップがされ、色を変えながら反射しあう輝きが幻想的な景色を作り出します。 内部は最上階まで続く吹き抜けのスペースがあるなど、全体的に開放的な雰囲気になっており、カフェテリア、展望台も併設。お土産屋では、アイスランドらしいスタイリッシュな小物を買うことができます。
その他の都市 - 山・渓谷
ラキ火山(ラーカギーガル)はアイスランド南部、スカフタフェットル国立公園にある火山の火口群で、25kmに渡って約130のクレーターが並んでいます。 これらのクレーターは1783年~1784年に8か月に渡って続いた大噴火の際に出来たもの。大噴火に伴う溶岩流やガスの噴出、それに起因した飢饉により、アイスランドは人口の4分の1を失うほどの大惨事であったと伝えられています。 現在、火山活動は中止しており、周辺は緑の苔に覆われて独特の風景を作り出しています。ラキ火山へは4WD車であれば個人でも訪れることができますが、運転に自信のない人はツアーを利用するのがおすすめです。
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