アフリカ西部に位置している内陸国のマリは、首都をバマコに置く共和制国家です。国土の半分以上がサハラ砂漠であり、国を流れるニジェール川が重要な水資源として利用されてきました。かつてフランス領であったということもあってフランス語が公用語ですが、バンバラ語やフルフルデ語、ソンガイ語をはじめ多数の言語の使用が見られます。宗教はキリスト教、イスラム教、伝統的な宗教などで構成されており、大部分はキリスト教徒です。アフリカの伝統的な食文化が根付いているのも特徴であり、スパイシーな味付けのものが多く見られます。 マリには世界遺産もいくつか存在し、ジェンネ旧市街やアスキアの墓、バンディアガラの断崖などかつての文化や雄大な自然に出会えるスポットが多いのが特徴です。
ガオはマリ共和国の西部に位置するガオ州の州都です。ニジェール川沿いに広がる都市で、国際空港を持つほか、首都のバマコとの間が舗装道路で結ばれているなど、各地へのアクセスに便利な交通の要所ともなっています。かつては15世紀から16世紀にかけて栄えたソンガイ帝国の首都として、またサハラ砂漠縦断の際の交易都市として古くより栄えてきました。ガオに来たら見逃せないのが、ソンガイ帝国最盛期の15世紀末に造られた、皇帝アスキア・ムハンマドの墓です。たくさんの枝が突き出たピラミット状の大きな墓と周辺に建つ2つのモスクは世界遺産にも認定されています。またかつてのモスク跡と言われる発掘途中の遺跡や、ニジェール川沿いに開かれ多様な作物が並ぶ市場、ガオ原産の犬アザワクなども見所です。
人気スポット
ガオ - 世界遺産
マリ共和国の西部、ガオ州にあるソンガイ帝国の遺跡「アスキアの墓」2004年に世界遺産として登録されました。15世紀末から16世紀に栄えたソンガイ帝国、アスキアの墓は皇帝アスキア・ムハンマドの墓地だと言われています。アスキアの墓はピラミッドの形をしており高さは17m、建築物の中ではもっとも高いとされています。またアスキアの墓は泥を建材とし、木々がその中に埋め込まれていると言う、とても珍しく不思議なお墓。危機遺産にも登録されているアスキアのお墓をご覧になってはいかがでしょうか?
周辺スポット
マリ - ツアー・旅行
西アフリカに位置するマリ共和国。まわりを7ヶ国に囲まれた内陸国です。国土の3分の1をサハラ砂漠の一部が占め、中心部を流れるニジェール川沿岸は農耕地となりますが、それ以外は乾燥地帯が広がります。日本からは遠く、イメージがわきにくい国かもしれませんが、日本からの支援や援助を受けていることから、親日国のひとつです。 アフリカの神秘を感じられる魅力的な国で、ジェンネ旧市街やトンブクトゥ、アスキアの墓、バンディアガラの断崖など、ぜひとも観てまわりたい世界遺産もあります。 しかし、近隣諸国を含め治安の面では不安がある国であるため、渡航には注意も必要です。事前の準備と現地での情報収集をしっかりおこない、安全な旅行を楽しみましょう。
ガオ - 旅行グッズ
普段何気なく使用しているインターネット。旅行や出張で海外に滞在する際も、目的地までの行き方を調べたり、同行者と連絡を取り合ったり、旅の思い出をSNSに投稿したりと欠かせません。海外用のモバイルWi-Fiルーターは、海外で快適にインターネットを利用するために便利なアイテム。現地通信会社の回線を利用できるWi-Fiルーターを事前にレンタルしておけば、お得な定額料金でスムーズにインターネットを利用することができます。 今回は、ガオで使えるモバイルWi-Fiルーターをピックアップ。海外でインターネットを利用するためのその他の手段や注意点も合わせてご紹介します。
ガオ - 世界遺産 ,観光名所
ゾンガイ帝国最盛期の皇帝、アスキア・ムハンマドの墓地と言われているマリ共和国の遺跡。西アフリカのサヘル地帯独特の、伝統的な泥の建造物として世界遺産に認定されています。植民地前のイスラム建築様式をとりいれたこの遺跡群は貴重であると同時に、地域紛争のため危機にさらされている世界遺産でもあります。
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