南アジアのインド亜大陸の南東に浮かぶ島国・スリランカの正式名称は「スリランカ民主社会主義共和国」。国の面積は65,610k㎡で、人口は約2,100万人。首都はスリジャヤワルダナプラコッテです。民族は7割超がシンハラ人で、公用語はシンハラ語とタミル語。宗教は国民の7割が仏教徒であり、次に多いのはヒンドゥー教徒です。1972年にスリランカ共和国に改称する前は「セイロン」と呼ばれていました。 農業が盛んであり、米を主食とします。その他、「セイロンティー」として日本でも有名な紅茶の産地をいくつも有します。スリランカの家庭では紅茶が親しまれており、朝晩に飲まれるほか、ティータイムの文化が定着しています。 国内の文化遺産6件、自然遺産2件が世界遺産に登録されています。
コロンボはスリランカ南西部に位置する、スリランカ最大の湾岸都市です。イギリス植民地時代の面影が残る、異国情緒あふれる景色が楽しめる場所。 コロンボの歴史や文化を知るならコロンボ国立博物館、ガンガラーマ寺院は外せません。街の中心にある65ヘクタールのベイラ湖では、ボートに乗りながら、湖上に浮かぶシーマ・マラカヤ寺院を見ることもできます。海沿いのゴールロードはレストランやリゾートホテル、お土産屋さん、ブティックなどが並び、お土産探しや海を眺めながらゆっくりと食事が楽しめます。 スリランカといえばカレーが名物ですが、コロンボではカニやエビなどの魚介を多く使ったシーフード料理のお店がたくさんあるのも魅力です。
シギリヤはスリランカ中央部に位置する古都で、キャンディから車で2時間半のところにあります。 大自然の森の中にある1982年にユネスコの世界遺産に登録されたシギリヤ・ロックは絶対にはずせないスポット。高さ約200mの頂上には登ったものにしか見られない5世紀後半の宮殿跡があります。シギリヤ・ロックの周りにも魅力的なスポットが点在しており、歴史や文化を学べるシーギリヤ博物館にはシーギリヤレディの壁画のレプリカなどもあります。 シギリヤのアクティビティで人気なのがジープサファリ。大草原の中をジープで走り抜け、運が良ければ象の群れに遭遇できるかもしれません。観光を楽しんだら、スリランカのエステ・アーユルヴェーダでリラックスした時間を過ごすのもおすすめです。
ゴールはスリランカ南部に位置する都市です。かつては商人たちの貿易地として栄えていた場所。オランダやイギリスの植民地だったこともあり、その面影が街のいたるところに今も残っています。スリランカの首都コロンボからは鉄道で3時間半ほどなので、日帰りか市内のホテルに泊まって数日かけて観光するのがおすすめ。 旧市街にはゴールの歴史や文化を学べるゴール国立博物館やオランダ改革派教会、オール・セインツ教会、オランダ総督の館など歴史的建造物もたくさんあります。 メイン通りにはレストランやカフェ、お土産屋さん、ブティックが並び、ショッピングや食事が楽しめます。スリランカ名物のカレーはもちろん、新鮮な魚介を使った地中海料理も味わえます。
キャンディはスリランカの中央に位置する都市で、15~19世紀のシンハラ王朝最後の都。聖地キャンディとして1983年に世界遺産に登録されています。 キャンディを代表する観光スポットといえば、キャンディ湖沿いにある仏歯寺。仏陀の犬歯が安置されていることで知られ、多くの人が訪れます。毎年8月にエセラ・ペラヘラ祭りが開催され、仏陀の歯を乗せた象やキャンディアンダンスの踊り子たちがキャンディ市内を練り歩きます。 湖の周りにはショッピングモールやブティック、お土産屋さん、レストランが並び、観光客で賑わっています。また、紅茶の産地として有名で、ファクトリーツアーは女性に人気。紅茶づくりの工程の説明を聞きながら工場見学をした後、テイスティングも楽しめます。
ダンブラはスリランカ中部に位置する古都です。 地上150mほどの岩山に作られた5つの石窟を持つ、ダンブラ石窟寺院があることで知られています。スリランカ最大といわれる寺院は、紀元前3世紀に修行の場として開かれたのがはじまりとされています。金色に輝く仏像や色鮮やかな装飾など保存状態も良いことから1991年にダンブッラの黄金寺院として世界遺産に登録されています。 ダンブラの街の中心にはバックパッカー向けのゲストハウスやホテル、レストラン、ショップがあり、遺跡巡りの観光の拠点としてもおすすめです。ダンブッラ市場では新鮮な野菜やフルーツをはじめ、日用品、雑貨、土産物などあらゆるものが並んでおり、屋台ではローカルフードが味わえます。
コロンボ - 観光
スリランカは北海道の8割の大きさしかない小さな国です。最大都市コロンボはかつての首都でもあり、経済の中心地でもあります。現代的な建物と植民地時代の建物、旧跡が入り交じった異国情緒あふれる街並みが特徴です。スリランカはブッダが3度も訪れたと言われており、仏教寺院もあちこちに見かけます。またインド洋に面した公園エリアのゴールフェイスグリーンや、食べ物や飲み物などのグルメも楽しめる屋台など、豊かな自然と歴史遺産、都会的生活などが溶け合った見どころいっぱいの街です。コロンボに行ったら絶対に押さえておきたいおすすめの観光スポットを5か所紹介します。
シギリヤ - 世界遺産
ジャングルにそびえ立つ、巨大な岩石シーギリア・ロック。岩石の上にはまるで天空の城ラピュタのような宮殿の遺跡があるとは、とても信じられません。作ったのは狂気の王と呼ばれるカシャパ王。なぜこのような場所に宮殿を作ったのか?王の気持ちを想像しながら、頂上からの景色を眺めてみると、感慨深いものを感じさせてくれます。そんな不思議な空中宮殿と名高い、シーギリヤ・ロックをご紹介しています。高さ約100m東西に100mもの岩石を直に見てみませんか?
周辺スポット
コロンボ - 高級ホテル
コロンボは、スリランカ最大の都市で、経済の中心地です。国際空港があり、立ち寄りやすいので、観光客にも人気です。自然が豊かで綺麗な夕陽を望める「ゴール・フェイス・グリーン」や、釈迦が訪れた仏教聖地の一つである「ラジャ・マハー・ヴィハーラ」など、見どころたっぷりです。また、名産物である紅茶は、世界中で飲まれています。そんなコロンボには、植民地時代の雰囲気ある邸宅建物を利用したホテルや、インド洋に面した眺望を楽しめリゾート感を味わえるホテルが多く立ち並びます。その中でも、特におすすめの高級ホテルを紹介します。プールやジムなどの施設も充実しているので、ぜひ素敵な滞在も満喫してください。
シギリヤ - 史跡・遺跡
スリランカの一大観光名所、世界遺産である“シーギリヤ・ロック”。一万年前にできた平原のなかに突如として現れる巨大な奇岩はなんとも不思議な光景です。この自然の作り出した巨石に歴史を刻んだのが「カーシャパ王」という人物。かれは父を殺した後、王位をはく奪。弟の復讐を恐れてこの岩山の上に要塞宮殿を建設しました。水の広場や要塞、美しい壁画も残っていて、失われた古代都市と巨石の空間と歴史に心を揺さぶられる場所です。
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