フィリピンのイベントやお祭りを大特集!イベントページを選択すると、概要だけでなく、開催場所(マップ)や開催地の近くのスポット(ホテル、観光地、グルメ)情報、関連イベントなどが得られます!
2019/10/27
フィリピンの湾岸都市バコロドは砂糖産業が盛ん。しかし1980年、砂糖の価格が暴落し、人々は貧困と飢餓に苦しんだ。皆を元気づけ、困難を乗り切るために始まったお祭り「マスカラフェスティバル」は、世界中から人が集まる大規模なフィエスタとなった。「マス」は英語で「多くの人」、「カラ」はスペイン語で「顔」を意味し、その名の通りカラフルな笑顔のマスクを着け、派手な衣装でラテンのリズムを踊る。ダンスパレード、フードフェア、コンサート等様々なイベントで盛り上がる。
2019/1/18~20
マゼランにより初めてセブ島にキリスト教が伝えられた際に、セブ島の女王に幼少のキリスト像「サント・ニーニョ」を手渡した。宗教のなかったセブ島の人々はキリスト教を信仰し始め、女王はこの像を持って踊ったという。これを記念した「シヌログ」がフィリピンでも最大のフィエスタとなった。最終日はシヌロググランドパレードが行われ、サント・ニーニョを抱えたきらびやかなダンサーたちがストリートでシヌログダンスを踊る。セブ中の人が一斉に集まるほど、来場200万人と言われるにぎわいを見せる。
2020/4/24
マゼラン率いるスペイン船団は、1521年フィリピンのセブ島に上陸。マゼランは武力を背景に、セブの領主を始めとして部族長を次々とキリスト教に改宗させ、服従させた。しかしマクタン島の部族長ラプ=ラプはマゼランに抵抗し、マゼラン軍と戦ってこれを破った。マゼランは戦死し、ラプ=ラプは民族の誇りを守った英雄とたたえられた。この上陸記念日には、マクタン島でラプ=ラプとマゼランの戦いを再現したショーを行っている。
2019/12/30
ホセ・リサールは、フィリピン独立運動に貢献した英雄で、現在もフィリピン国民から敬愛されている。スペイン統治下にあったフィリピンからヨーロッパに留学し、22カ国語に精通していたといわれる。フィリピン同盟を結成、圧制と差別に苦しむフィリピンを描いた小説を刊行し、独立運動を行うが、逮捕、流刑の後35歳で銃殺刑に処された。この日をリサールデーとして記念の祝日に定めている。処刑された地は、リサール公園として整備され、マニラ湾を一望できる。