天草エアライン(AMAKUSA AIRLINES)のここが凄い!
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公募デザインの親子イルカが人気の天草エアラインのプロペラ機!
天草飛行場が開港した2000年から運航を開始した天草エアラインは、保有する機体が小型機わずか1機から始まった日本一小さな航空会社です。運航路線は天草空港を拠点に福岡、熊本便のほか、熊本〜大阪(伊丹空港)間で、2015年からは日本航空とのコードシェア運航も始まり、チケット購入予約などの利便性もアップしました。現在就航しているATR42-600機は、座席数48席のプロペラ機。創業から数えて3代目の機体で、天草地方の方言で“かわいい”を意味する方言から、愛称「みぞか号」と呼ばれています。初号機、2号機ともに機体デザインは公募作品から選考されたものですが、いずれもイルカをモチーフとし、愛称どおりのかわいい機体が特徴です。現在の3号機は2号機のデザインを踏襲していますが、“隠れくまモン”がデザインされているのでお見逃しなく!
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窓の外に美しい雲仙普賢岳や天草五橋が見られるのは、天草エアラインならでは!
大型機と違って低い高度を飛ぶプロペラ機の場合に楽しめるのが、窓の外の風景です。天草〜熊本間では約1300mという低い高度で飛行するため、天気が良ければ天草の島々や阿蘇の雄大な山々、熊本市と天草市を結ぶ天草五橋や雲仙普賢岳がはっきりと見えます。ほかにも、熊本~大阪便では、瀬戸内の島々やしまなみ街道などの景色も楽しむことができます。座席のポケットある機内案内には、「イルカのおでかけマップ」があり、飛行ルートとともに見どころとなる景色のポイントも案内されているので、照らし合わせながら眺めれば、より旅の楽しさが増すはずです。気になる乗り心地ですが、現在運航しているATR機は、以前の機体と比べてエンジン音も静かで快適だと、利用者からも好評を得ています。
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天草エアラインの社員による手作り感あるサービスが魅力的!
天草エアラインは、旅行や出張のためではなく、天草エアラインを利用することが目的の利用者が少なくないといわれるほど、多くの航空ファンを集めています。近年は全国的にも注目を集めていますが、その人気の原動力となっているのが全社員一丸となってのホスピタリティーあふれるサービスの数々です。透明ファイルに入れられた機内誌「イルカの空中散歩」は社員の手作り感あふれるもので、毎号異なる社員が編集を担当し、まさに地元の人しか知らない観光スポットの紹介から、社員の近況報告までが掲載されたユニークなものとなっています。機内のドリンクサービスは大阪〜熊本間の路線のみで行われていますが、天草地方の特産品でもあるみかんを用いたみかんジュースや天草地方の銘菓など、郷土色あふれるメニューが提供されています。機内では、かわいい機体をモチーフにしたオリジナルグッズも販売しています。
天草エアライン(AMAKUSA AIRLINES)について
航空会社名 | 天草エアライン株式会社 |
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設立日 | 1998年 |
本社所在地 | 日本・熊本県 |
航空会社コード | AHX / MZ |
アライアンス | なし |
日本からの就航路線数 | 伊丹ー熊本など3路線 |
主力機体 ボンバルディア DHC-8-103
胴体部分にブルーの親イルカが、両翼には子イルカが描かれており、見る人を和ませる外観です。
全長 | 全幅 | 全高 | 航続距離 | 最大乗客数 |
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22.3m | 25.9m | 7.5m | 約1,917km | 39人 |
主な就航地について
天草エアラインが就航している天草諸島周辺には、野生イルカが多数生息しており、五和町から出航するイルカウォッチングが人気を集めています。イルカウォッチングは1年中可能で、見られる確率は99%といわれているほどです。お土産では、海産物やちくわが有名です。
チェックインについて
- 最終チェックイン時刻は出発時刻の20分前。それまでに空港カウンターにて行ってください。
- チェックイン終了後、出発15分前までに保安検査場を通過してください。
- 出発時刻10分前までに搭乗口へ。
エコノミークラスの座席について
- 座席の区別はなし。