失われゆく”王国の遺跡“
ガーナ中南部にある、アシャンティ州。その地にある13の村々に並ぶ神殿をはじめとした、17世紀のアシャンティ王国の建造物の遺跡。この王国は当時金と奴隷の交易で栄え、王国伝統の日干し煉瓦と茅葺屋根でつくられた建物は細かな装飾が施されており、王国の信仰していた「ニャメ神」を祭る神殿群は見事。しかし王国がイギリス覇権に敗れた後、それら遺跡群は異教徒のものとして「呪物の家」と呼ばれ破壊されていきました。その遺跡群を復元したものが辛うじて残っています。
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ガーナ - 観光
17世紀、ガーナで繁栄したアシャンティ王国、「アシャンティの伝統的建築物群」は1980年に世界遺産にされました。17世紀から20世紀初期に栄えたアシャンティ王国の建築物は、白い壁と南国風の屋根でできており、とてもモダンな雰囲気を醸し出しています。現在の建築物は20世紀以降に再建された建物。当時の建築物はイギリスとの戦争で敗れ失い、1901年にアンシャンティ王国はイギリスと併合する歴史を持っています。熱帯雨林地方に適した、おしゃれな伝統的建築物群をぜひ一度ご覧下さい!
住所 | アシャンティ ガーナ |
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クマシはガーナの都市で、首都アクラに次ぐ大都市です。アシャンティ州の州都で、元は17世紀から19世紀にかけて存在したアシャンティ王国の古都でした。面積は299平方キロメートル、人口は2013年時点で206.9万人です。ガーナの中でも多彩な美しい植物が見られることから「庭園都市」とも言われています。そんなクマシのおすすめ観光スポットといえばマンシアパレス博物館です。かつて存在したアシャンティ王国の宮殿で、当時の王国の所蔵品や資料の展示が見られます。さらにカラフルな衣装をまとった王族の像も展示してあり、当時の王族の雰囲気を体感できます。また、ガーナらしい雰囲気を体験するならケジェティアマーケットという青空市もおすすめです。西アフリカ最大の青空市と言われ、伝統的な衣料品や民芸品など45000もの店が並び、何でもそろいます。かわいいお土産を購入するならおすすめです。
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