東京ディズニーランドに比べ、絶叫系アトラクションが多い東京ディズニーシー。なかでも最も怖いと評判なのが、タワー・オブ・テラーです。古いホテルのエレベーターに乗り込み、高さ38mからの急降下を味わえるフリーフォールアトラクションです。落下時には、一気に体が浮き上がるような感覚を味わうことができ、大人も思わず悲鳴を上げてしまうほどの恐ろしさです。アトラクションの背景のストーリー設定も細かく、順番待ちの間も恐怖と不気味さを堪能できます。最高到達点から見える東京ディズニーシーの景色や、ほかでは買えないお土産など、見どころはたくさん。ぜひ勇気を持って挑戦してみてほしいタワー・オブ・テラーの魅力を紹介します。
目次
なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
■"ディズニー史上最恐"のアトラクション
東京ディズニーリゾートと聞くと、どこか子供向けのアトラクションが多いイメージを抱く人も多いかと思います。しかしタワー・オブ・テラーは一味違います。絶叫系アトラクションが好きな人でも十分に刺激的な体験が味わえます。
高さ59mの建物の中で、22人乗りのエレベーターが上昇と落下を繰り返し、悲鳴と絶叫に包まれます。激しく何度も動くので乗客はホッとする暇がありません。最高到達点にまで上がったら、最後は一気に落下。ハマると何度でも乗りたくなるような中毒性あるアトラクションです。
タワー・オブ・テラーは、トイ・ストーリー・マニア!と並ぶ東京ディズニーシー屈指の人気アトラクションです。待ち時間は、混雑期には150分にも達します。夜になってもなかなか待ち時間は短くならないので、開園直後の人の少ない時間に行くか、ファストパスを確保しましょう。
■細かな演出も楽しい
タワー・オブ・テラーの魅力のひとつが、背景の物語の設定の細かさです。
1899年、世界各地の骨董を集めていた大富豪ハイタワー三世は、自身が所有する「ホテルハイタワー」で会見を開き、奇妙な偶像を公開します。偶像は、先住民族から強奪したもので「シリキ・ウトゥンドゥ」と呼ばれていました。
和やかな会見を終え、ハイタワー三世は、偶像をホテル最上階の自分の部屋に飾りに行こうとエレベーターに乗り込みました。すると突然、激しい雷が落ち、上昇中だったエレベーターは一気に1階まで落下してしまいました。奇妙なことに、落下したエレベーターの中にハイタワー三世はおらず、偶像のみが残っていました。以来、人々はホテルを「タワー・オブ・テラー(恐怖のタワー)」と呼ぶようになりました。
乗客たちは、ニューヨーク市保存協会の主催するツアーに参加し、ホテルを見学、エレベーターに乗り込み、ハイタワー三世の部屋がある最上階に向かう、という設定です。
ホテルの薄暗いロビーには、大きな絵画や、廃れたフロント、枯れた花などがあり、不気味な世界観がうまく表現されています。続いて乗客たちはウェイティングルームに進み、ハイタワー三世の失踪の経緯についての説明を受け、エレベーターに乗り込みます。エレベーターに乗るまででも十分恐怖を味わえますよ。
広告
■最高到達点からは美しい夜景が
タワー・オブ・テラーでは、最高到達点の高さ38mにまで上がり切った瞬間、一瞬視界が開け、東京ディズニーシー全体の景色を眺められます。わずかな間ですが、夜の場合、幻想的な光に包まれたメディテレーニアンハーバーの街並みを見られます。急降下直前に拝む絶景はなんとも印象深いものになるでしょう。
■ここでしか買えない!ビビり顏のミッキーのぬいぐるみ
広告
アトラクションに乗り終えてから、忘れてはいけないのが、お土産探しです。アトラクションに併設されたショップでは、恐怖で顔が引きつったミッキーマウスのぬいぐるみが売られています。このショップでしか手に入れることができないので、記念に買ってみてください。ぬいぐるみの背中にある紐を引っ張ると、ミッキーがぶるぶると震えます。
■恐怖に怯える自分の表情が写真に
アトラクションのクライマックスで、最高到達点にまでエレベーターが上りきると、自動で乗客たちの写真が撮られます。写真は、降車してから購入できます。怖さで思わず顔を歪めてしまった写真は、いい思い出になるでしょう。
■順番待ちは屋外で。寒さ・暑さ対策を
タワー・オブ・テラーでは、ホテルロビーに入るまでは屋外で順番待ちの列に並ばなければなりません。待ち時間は100〜120分が当たり前なので、寒さ・暑さの対策は必須です。