福岡の夜に外せない！？天神のおすすめ屋台グルメ６選

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更新日: 2024年4月25日

第二次世界大戦直後に始まった屋台文化。衛生上の問題などで激減した屋台ですが、福岡では今でも150店が軒を連ね風情ある雰囲気で人々に愛されるスポットとなっています。夕暮れとともに温かな湯気と美味しそうな食べ物に包まれる屋台巡りは、福岡の旅のナイトライフには欠かせません。バリうま屋台を知っておくと楽しさもひとしおです。

今回は福岡の屋台の半数約60店が並ぶ天神地区の屋台を紹介したいと思います。アクセスに便利な都会のど真ん中で食べる料理は、屋台独特の温かい雰囲気でおいしさも倍増すること間違いなしです。

天神屋台を楽しむコツ

博多・天神屋台へのアクセス方法

天神エリアの屋台は、地下鉄天神駅の周辺や製鉄福岡駅周辺の渡辺通りなど広範囲に位置しています。博多駅から天神までのアクセス方法としては、地下鉄・バス・タクシーがあり、距離は2キロほどなため、徒歩での移動も約25分ほどで可能です。一番早いのは地下鉄を利用する方法で博多駅から3駅目です。タクシーでは10分ほど1000円前後のため、人数が多い場合はタクシーでの移動も便利でしょう。

屋台ビギナーには天神エリアがおすすめ！

福岡博多の屋台は、155軒ほどあります。大きく分けると屋台があるエリアは、天神エリア、中洲エリア、長浜エリア3つです。天神エリアが最も広く、大丸や三越をはじめショッピングエリアであり夜も明るく歩きやすいため、観光客や屋台ビギナーにはおすすめです。他のエリアよりもリーズナブルな価格設定の店舗も数多くあります。

博多のナイトライフに欠かせない屋台とは

福岡の観光スポットのひとつとして人気の屋台。日本全体に存在する屋台の約半数が福岡に位置しています。終戦直後に普及し、社会の復興とともに衛生面など厳しい規制で一時衰退、1970年ごろに再度復活をみせた屋台はピーク時には400軒にものぼりました。天神、中洲、長浜の3つの屋台街があり、屋台は場所を固定して営業しています。そのため、地元の常連客も多く長く愛されているお店が多いです。

屋台の人気メニュー

博多の屋台には豊富なメニューがあり、福岡の名物のひとつである博多ラーメンをはじめ、おでんやもつ鍋、天ぷら、焼き鳥、鉄板焼きの他、オリジナル料理を出すお店やカクテル専門店などさまざまなタイプの屋台があります。衛生ルール上、生の食品は禁止で金額の表示を義務づけられています。そのため地元客はもちろん。観光客でも安心して楽しめます。

■小金ちゃん

最初におすすめする天神地区の屋台グルメは「小金ちゃん」。博多屋台発祥の料理といえば「焼ラーメン」。ここ小金ちゃんが発祥といわれています。この屋台の看板メニューで約8割が頼む人気メニューです。豚肉と玉ねぎに麺と豚骨スープを炒め隠し味で土手焼のタレを加えて焼いたもので、フワフワの麺の食感と麺がたっぷりと含んだ豚骨スープがたまらないお味です。

他にも土手焼をはじめ、手間を惜しまず作るチャーシューが人気のラーメン、めんたい卵焼きなどもおすすめです。屋台ならではの雰囲気を楽しみに訪れてみませんか？行列必至の人気店なので時間にゆとりをもって出かけてください。

■ともちゃん

次に紹介する天神地区の屋台グルメは「ともちゃん」。37歳なのに屋台歴20年以上という超ベテランの店主が営む屋台です。紺と赤ののれんを潜ると毎朝市場で仕入れる新鮮な食材が詰まるネタケースがあり、串、魚、お肉、明太などが炭火で焼かれ香ばしさが絶品です。

牛タンや牛サガリなどのちょっと贅沢メニューも試して見る価値あり。ラーメンはお父さんの時代から受け継がれ、約30年じっくり煮込まれ奥深く濃厚な味わいです。脇役の葱も直接農家に作ってもらうほどこだわっています。また、お母さんが作るおでんもいただきたい逸品。ダシを継ぎ足し作られ、ほんのりとした甘さが、お袋を感じさせる癒しの味です。

■あほたれーの

3番目におすすめする天神地区の屋台グルメは「あほたれーの」。イタリアンカラーが目印のちょっとユニークな屋台「あほたれーの」。名前からもユニークさが伝わりますが、従業員だったメキシコ人直伝のタコスが食べられます。ソフトタイプのタコスは注文を受けてから生地を焼上げ、生地の食感とピリ辛ソース、甘めの味付けのお肉がマッチして絶品。途中でレモンを絞るとまた違った味わいになります。

土曜日に60個限定の自家製ジャンボコロッケ（250円）も好評です。赤いベレー帽のようにかかったトマトソースがアクセントになりおいしくいただけます。屋台でカクテルがいただけ、お任せを合わせると約100種類もあります。ちょっと変わった多国籍屋台の雰囲気を満喫してみませんか？