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■酬恩庵(一休寺)
最初におすすめする京田辺周辺の観光スポットは「酬恩庵(一休寺)」。酬恩庵は、元は「妙勝寺」という名のお寺で、大応国師によって正応年中(1288-1293)に禅の道場として草創されたのが始まりとされています。とんちで知られる「一休さん」（一休禅師）が康生2(1456)年にお寺を再興し、師恩に報いる意味で「酬恩庵（しゅうおんあん）」と名付けた、歴史ある名所です。
総門をくぐると続く石畳の参道は、桜、つつじ、カエデ、もみじなどによって、四季折々の美しさを楽しめます。現在の本堂は、室町幕府6代将軍足利義教により建立されたもので、方丈や庫裏、唐門、東司、鐘楼、浴室は加賀藩主前田利常により復興されていて、いずれも国の重要文化財の指定を受けた歴史的価値が高いものばかりです。
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■けいはんな記念公園
2番目におすすめする京田辺周辺の観光スポットは「けいはんな記念公園」。「自然と街の調和」をテーマに掲げるけいはんな学研都市（関西文化学術研究都市）の建設を記念 する公園で、24.1ヘクタールという広大な敷地を誇ります。無料で利用できる棚田状の大きな広場には、広々とした「芝生広場」や木製のアスレチック遊具が充実した「遊具広場」、夏には水遊びを楽しめる「じゃぶじゃぶ池」などがあり、家族連れでにぎわっています。休日には、多数イベントが開催されています。
有料で利用できる回遊式日本庭園は、水面上約10mに架かる「観月橋」や、日本の原風景の美しさを感じ慣れる「里棚田」など、自然と人が織りなす空間を季節感を感じながら楽しめる庭園となっています。
■酬恩庵庭園
続いておすすめの京田辺周辺の観光スポットは「酬恩庵庭園」。酬恩庵にある庭園で、「方丈庭園」と呼ばれています。江戸時代初期の造庭で、松花堂昭乗、佐川田喜六、石川丈山の合作と言われる、巨石を配した枯山水庭園は国の名勝に指定されています。
きれいな白砂が敷き詰められている南庭、多くの庭石と刈り込みをふんだんに使い、十六羅漢（お釈迦様のお弟子さん）の遊行するさまを表わしている東庭、禅院枯山水の景色が美しい北庭など、趣が違い和の美しさが感じられる庭園は、ゆったりとした時間が流れています。方丈庭園の裏には、一休さんが暮らしていたという小さな茶室「虎丘庵」があります。
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