タツノコプロ人気キャラクターが四国に大集結！アート作品になったキャラクターを巡る旅

「四国まるごと美術館」タイアップスポットおすすめの9選を紹介！

【高知】海洋堂ホビー館 四万十

最初におすすめする「四国まるごと美術館」タイアップスポットは「海洋堂ホビー館 四万十」。廃校となった小学校の体育館を改装して作られた町立のミュージアムで、常設展示室には日本を代表するフィギュアメーカー「海洋堂」（大阪府門真市）で制作されたフィギュアやプラモデル、ミニチュアなど約7千点が展示されています。アニメや特撮ヒーローのキャラクターフィギュアから海洋堂オリジナルのフィギュアまで、海洋堂の技術の粋を集めた作品が“宝物”のように散りばめられ、ファンならずとも童心に帰って楽しめる施設です。

館内の見どころは？

館内に入るとまず目に飛び込んでくるのが館内中央にある船型の展示室。スペインの帆船・カタロニア船を模した高さ約10メートルの巨大な帆船模型の中には、「チョコエッグ」の食玩で爆発的にヒットした動物フィギュアなど約3000点がずらりと並んでいます。

その他、海洋堂の“造形師”とその作品を紹介するコーナー、高知ゆかりの漫画家の作品や海洋堂に関する映像が楽しめるコーナー、不定期に展示替えされる特別展示スペースなど、見どころ満載です。

奇想天外な企画展示や季節限定イベント

常設展示室として利用されている体育館と通路を挟んだ校舎内では、年3回ほどの企画特別展示を開催。過去には「エヴァンゲリオンフィギュアワールド」や「海洋堂ジオラマワールド」「おどろけもののけ妖怪展」「造型怪獣総進撃」「アートプラ大賞2018作品展」といった多彩なテーマが企画され、訪れるたびに新鮮な切り口で楽しませてくれます。

またゴールデンウィークや夏休み、ハロウィン、クリスマスの期間はスペシャルイベントが盛りだくさん。クラフト教室やステージイベント、ご当地グルメの屋台が登場するなどし、多くの来館者で賑わいます。

体験教室やミュージアムショップも人気

海洋堂のミニフィギュアを利用して、オリジナルのジオラマ（箱庭）を作ることができる体験教室も人気。表情豊かな動物や海の生き物のフィギュアから想像力を広げてジオラマパーツを組み合わせれば、世界に一つの旅の思い出に。参加料は1000円、所要時間約1時間、保護者の付き添いがあれば3歳から参加できます。

また最新の海洋堂製品をはじめ、オリジナルの「土佐弁キャラクター」グッズ、高知土産などを取り扱うミュージアムショップも要チェック。海洋堂製品のガチャガチャコーナーもあり、お土産選びにおすすめです。

【高知】古民家カフェ半平

次におすすめする「四国まるごと美術館」タイアップスポットは「古民家カフェ半平」。明治34年に建築された築110年以上の古民家を利用したカフェで、組子の洒落たガラス戸や趣向を凝らした欄間、ベンガラの壁といった趣あるインテリア、こだわりの和菓子と抹茶が旅の疲れをほっこりと癒してくれます。

建物は明治時代の実業家・都築半平の別邸として四万十最良の建築資材を集めて建築された豪壮な構え。戦後は旅館として使用されていましたが、高知県内でも貴重な建築物の一つのため、商家の客殿用別邸として往時のままに修復、復元されました。

人気メニューは？

テーブル席3席、座席6席の広々としたカフェスペースで味わうことのできる人気のメニューが、地元・四万十町の老舗和菓子店「松鶴堂」の季節の和菓子と抹茶のセット（550円）です。一つ一つ丁寧に作られた出来立ての和菓子は色鮮やかでフォトジェニック。目にもおいしく、訪れるたびに四季折々の旬の味を楽しませてくれます。また塩昆布とお茶付きの手づくりおぜんざい（600円）もおすすめです。

カフェ利用以外にもおもてなしイベントが充実

町の観光案内施設として、訪れる観光客にお茶を振る舞いだしたのが同カフェのはじまり。現在も旅行客を温かく迎え入れてくれるおもてなしの心が息づいていて、子供連れから年配の方まで幅広い世代がくつろげる憩いの場として愛されています。

建物内には人形などの骨董品も展示されていて、カフェスペースの利用客以外でも気軽に見学できます。地元スイーツ店の和洋菓子をワンプレートに盛り合わせて提供する「夜カフェ」や日本酒を割烹料理とともに味わう「地酒をたしなむ女子会」、ライブイベントやお菓子作りのワークショップなど遊び心あふれる催しも随時開催されています。

レンタサイクルの拠点としても

周囲を散策するのに嬉しいレンタサイクルも用意。カフェ周辺は穏やかに流れる四万十川と田園風景が広がるのどかな場所で、坂道も少ないのでサイクリングにぴったりです。一斗俵沈下橋や高岡神社などの名所旧跡をはじめ道の駅あぐり窪川、グルメスポットも点在しているので、天候が良ければ充実したサイクリングを楽しむことができそうです。

料金は2時間まで400円、その後1時間延長毎に100円追加。その他返却時に返金される保証金1000円が必要です。

【愛媛】石鎚山サービスエリア（上り線）

続いて紹介する「四国まるごと美術館」タイアップスポットは「石鎚山サービスエリア（上り線）」。“特別なひととき”と“周辺地域の特色”をテーマに、グルメやショッピングをはじめ多彩な機能を備えたサービスエリアで、松山市街（松山I.C.）からは松山自動車道を利用して約30分のドライブでアクセスできます。

上り線の園地内にはドッグランがあり、長距離移動に疲れたワンちゃんが広大な芝生の上をノーリードで自由に散歩できます。障がい者用駐車場やスロープも完備されていて安心です。

名物「せんざんきバーガー」ご当地グルメが集結

地元の食を手軽に味わえるファストフードコーナーが2018年8月末にオープン（上り線）。看板商品は「せんざんきバーガー」（390円～）で、甘辛く味付けした愛媛県今治市のご当地からあげ・せんざんきが豪快にサンドされています。また四国名菓「一六タルト」で有名な一六本舗とのコラボメニュー「一六タルトの天ぷら」（160円）もおすすめ。テレビや新聞で取り上げられ、一ヶ月で1300本も売り上げた人気商品です。

そのほか愛媛名物の温州みかんや清見、はれひめ、不知火などから旬の柑橘を搾りたてのフレッシュジュースやスムージーでいただける「ハイウェイマルシェ」や、じゃこ天、せんざんき、西条鉄板ナポリタンといったご当地グルメをはじめ地元高校とのコラボメニューなど多彩なメニューが自慢のフードコートも是非利用を。

今治タオルをはじめ“愛媛ブランド”が充実

宇和島真珠、砥部焼、今治タオルといった“愛媛ブランド”の地域特産品も充実しているので、人気のお土産品をまとめて調達できます。特に今治タオルのコーナーは2018年8月にパワーアップしたばかりで、カラーバリエーションの豊富な商品も多数入荷。好みに合うぴったりのタオルがきっと見つかるはずです。

またお土産には国産小豆に伯方の塩を加えて練り上げた塩つぶあんとクリームが絶妙な「伯方の塩純生入り大福」（1個165円）もおすすめです。

“坊ちゃん列車”のジオラマ展示やイルミネーションも

2017年10月に登場した「坊っちゃん列車展示コーナー」も見どころの一つ（上り線）。坊っちゃん列車が走る架空の街並みをイメージしたジオラマや歴史年表などが展示され、愛媛の魅力を分かりやすく発信しています。

さらに2018年11月10日〜2019年2月28日にはイルミネーションによる装飾も。初日の11月10日には点灯式が開催されるほか、イルミネーション点灯期間のみの限定フードメニューの販売も予定されています。