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呉でおすすめのグルメ特集
呉はあの最高技術を結集した史上最大の戦艦「大和」を造った街。古くは戦国時代にこの辺りを制圧していた村上水軍に始まり、第二次世界大戦中は海軍の拠点として、東洋一の軍港、日本一の軍事工場を誇る街でした。その技術は戦後、大手メーカーへ受け継がれ、日本の近代化の躍進を担いました。
そんな海軍さんゆかりの地、呉。京都府舞鶴市と発祥地の論争を繰り広げる「肉じゃが」や、各艦艇でそれぞれのレシピが存在する「海軍カレー」は広島県内で食べなきゃもったいない! ご当地グルメのNo.1を決定するOC-1(おしいわん)選手権でグランプリを獲得した「海軍グルメ」です。呉グルメをご紹介しますので、ぜひ足を運んでみてください。
呉でおすすめのホテル特集
呉市は広島県南西部に位置しており、瀬戸内海に面した場所。恵まれた地形のため「天然の良港」と呼ばれ、かつては村上水軍が勢力を誇り、明治時代以降は帝国海軍や海上自衛隊が拠点として利用しています。そのため「海上自衛隊呉史資料館」や、「呉市海事歴史科学館」などの観光施設が人気。
また、呉ポートピアパークでは船をかたどった遊具が設置されているため、子供を思う存分遊ばせられるのも魅力的です。瀬戸内海で水揚げされた新鮮な海の幸を堪能できるお店もたくさんあるので、グルメ目的の旅行者からも高い支持を得ている観光地でもあります。この記事では、呉で人気のおすすめホテル特集をご紹介します。
呉の観光事情について
呉のおすすめ観光シーズン、気候
海軍の街と称される呉は、一年を通して観光に適しています。瀬戸内海気候で温暖な地にあり、夏の暑さは厳しいですが、冬は雪が降ることはほとんどありません。春は、桜を見ながら野呂山さざなみスカイラインのドライブや、夏は海風を浴びながら観光船で、軍艦巡りを満喫し、その後で「呉冷麺」を味わうのも醍醐味です。秋は紅葉狩り、冬は灰ヶ峰から見る呉の夜景を楽しむのもおすすめです。
呉の主要観光エリアとその特徴とは?
呉の観光エリアを大きく分けると、中心部と音戸・倉橋エリア、川尻・安浦エリア、安芸灘とびしま海道エリアの4つに分けられます。
中心部には、レンガ通りや美術館通り、大和ミュージアムや映画のロケ地など、呉の主な観光スポットが揃っています。音戸・倉橋エリアは音戸の瀬戸公園や鹿島大橋など美しい海景を、川尻・安浦エリアでは、野呂山さざなみスカイラインのドライブを楽しめます。安芸灘とびしま海道エリアでは、安芸灘大橋から愛媛の岡村島まで約30kmのサイクリングや天体観測館では国内最大級のマクストフ望遠鏡での天体観測もおすすめです。2018年4月28日に県民の浜にオープンした、ドーム型コテージに宿泊するのも◎。
呉への観光アクセス、交通情報を紹介
呉市へは、飛行機や新幹線、車がメインとなります。東京から飛行機で広島空港まで約1時間25分。その後、エアポートバス呉広島空港線で約58分です。東京からはJR山陽新幹線で、広島駅まで行き、JR呉線で呉駅に行きます。所要時間は、新幹線で約4時間。呉線の快速で約32分です。また、呉港まで近隣の港からフェリーで訪れることもできます。
広電路線バスエリアが乗り放題になる、「1Day呉パス」が販売されているので利用してみては?
呉の歴史や文化を知ろう
呉ゆかりのロケ地
呉市は、海軍の町といわれているだけあり、映画やドラマ、アニメのロケ地として、頻繁に活用されています。映画『海猿』では、海上保安大学校や海上保安庁桟橋、両城の階段やレンガ通りなど数多く使われました。『男たちの大和』では、旧海軍墓地(長迫公園)、大和ミュージアム、人気の公園アレイからすこじまがロケ地となっています。アニメ『この世界の片隅に』では、呉本通りや三ツ蔵(旧澤原家住宅)、小春橋などが使われています。
呉の名物・名産品はコレ!
呉の郷土料理・ご当地グルメ
呉の郷土料理には、「呉の肉じゃが」があります。実は東郷平八郎が、西洋のビーフシチューを作るようシェフに命令しましたが食べたことはなく、試行錯誤して作ったというもの。海軍さんの麦酒館で味わえます。大和ミュージアムの「海軍カレー」や呉のB級グルメの「呉焼き」は多幸膳で、珍来軒では、一度食べたら癖になるという「元祖呉冷麺」もおすすめです。
呉のお土産・伝統工芸
呉名物の、呉海軍亭肉じゃがカレーや海軍さんのカレー、陳来軒の呉冷麺が人気です。お菓子系では、長年人気No.1の天明堂の鳳梨萬頭。パイナップルジャムを使った珍しい中華風菓子です。クレイトンベイホテルの「潜れ!ぼくらの潜水艦ケーキ」や貝の形をした最中に戦艦大和が描かれた末政製菓の「戦艦大和せと貝最中」もおすすめです。メロンパン本店のメロンパンや福住のフライケーキも有名どころ。
自分へのお土産には、海軍の帽子も◎。
呉のおすすめ観光スポットを紹介!
■呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)
はじめに紹介する呉の観光スポットは「呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)」。昔から海軍・海自の拠点として使われ、軍艦製造がさかんに行なわれていた呉ならではのミリタリー系博物館です。見どころは何と言っても1/10スケールの巨大な戦艦大和の模型! 他に潜航艇や戦闘機などの展示、造船技術を子供にも分かりやすく紹介するコーナーなどもあります。乗り物好きな男の子なら、大喜びしそうですね。
呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)
- 広島県呉市宝町5-20
- 0823-25-3017
- 9:00~18:00 (入館は17:30まで、4/29~5/5、7/21~8/31・12/29~1/3は無休)
- [火] (火曜祝日の場合は翌日休業)
- 料金:小・中学生 200円 高校生 300円 大人 500円、アクセス:①広島県呉駅から徒歩で5分②クレアライン呉ICから車で5分③呉中央桟橋から徒歩で1分④西条ICから車で60分
■アレイからすこじま
2番目におすすめする呉の観光スポットは「アレイからすこじま」。海上自衛隊に属する潜水艦と護衛官が停泊している桟橋の公園で、国内で唯一潜水艦を間近で見られる場所として知られています。旧海軍の魚雷揚げ下ろし用のクレーンがあったり、道路を挟んで向かい側には海軍工場だったレトロな煉瓦造りの建物が並んでいたり、明治から昭和初期にかけての軍港の名残が見られる貴重な場所です。
■音戸大橋
続いておすすめの呉の観光スポットは「音戸大橋」。呉市と、南西の瀬戸内海上に浮かぶ倉橋島を結んでいる橋です。昭和36年完成で、瀬戸内海の島々を結ぶ橋としては最も古いものですが、交通量の増加に伴い平成25年に第二・第三音戸大橋が開通しました。新旧どちらも、真っ赤なアーチが目を惹くお揃いのデザインになっているのが良いですね。第三音戸大橋は歩道橋なので、歩いて渡ることもできます。
■音戸の瀬戸公園
4番目におすすめする呉の観光スポットは「音戸の瀬戸公園」。上で紹介した音戸大橋の本土側にある、ツツジの名所として知られている公園です。この小さな海峡を海路として切り開こうとした平清盛が、夕方になり工事が続けられない状況を見て扇で夕日を招き返したというエピソード「平清盛の日招き」の地でもあります。この伝説にちなんで、公園内には扇を持った清盛の像が建てられています。
■高烏台公園
次に紹介する呉の観光スポットは「高烏台公園」。上で紹介した音戸の瀬戸公園の、最奥部にある高台です。平清盛像があるのもこちら。古めかしい塔や灯籠、重要な軍港を守るために建てられた砲台の兵舎跡なども残っています。一番の見どころは、歴史の見える丘とはまた違う角度から瀬戸内海を一望できる展望台。春に訪れたら、桜や色とりどりのツツジもあわせて満喫できますよ。
高烏台公園
- 広島県呉市警固屋町
- 0823-25-3309
- 呉駅からバスで30分/見晴町から約45分
■呉市入船山記念館
続いておすすめの呉の観光スポットは「呉市入船山記念館」。入船山公園の敷地内にある、海軍史を中心とした呉市の郷土博物館です。敷地内には呉鎮守府司令長官官舎、東郷平八郎が住んでいた家の離れ座敷、海軍工廠の建物上にあった時計などが復元・公開されています。特に司令長官官舎内の長官執務室は、金唐紙という貴重で贅沢な壁紙が使われている国内でも数少ない例で、重要文化財にも指定されています。
呉市入船山記念館
- 広島県呉市幸町4-6
- 0823-21-1037
- 9:00〜17:00(最終入館16:30)
- 火(祝日の場合は翌日休館)、12月29日から1月3日
- JR呉駅から約13分