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少数民族の首長族とは?首輪をつける理由や長い首の秘密を調査!

世界にはいろいろな人種や民族がいます。日本で暮らす私たちには到底理解しがたい風習や文化もあります。テレビで見たことのある人も多い、タイやミャンマーに少数民族として実在する、首長族についての疑問を徹底的に調査しました。首に巻いている首輪はどんなもの?いつからつけるの?つけないといけない決まりなの?なんていう日本人としての素朴な疑問に回答したいと思います。そもそもどうして首長族が生まれたのかということにも触れていきたいと思います。明日使える雑学として、知識の備蓄として読んでみてください。おもしろい発見があるかもしれません。

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更新日: 2023年11月21日

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首長族とは?

首長族とはタイのチェンマイカレン村というところに住んでいる少数民族です。小さな女の子から年配の女性まで首に輪をつけて生活しています。
男性はつけません。どうして首に輪をつけているのか、それが伝統となったのかは解明されていないのです。がいくつか説があります。虎に喉を食いちぎられないように守るため、伝統美のため、金を首にはめることでその昔内線が終結したため平和を願って、などあるようです。

首長族はどこに住んでるの?

首長族が住んでいるのはタイのチェンマイにあるカレン村という山の中です。タイのチェンマイから車で30分程度の場所で、象のショーなどを開催している観光地の近くにあります。首長族に会えるツアーなども組まれており、現在では観光ビジネスのようにもなっています。が彼らはそこで生活をしているのでくれぐれも遊び感覚、見世物感覚で訪れないようにしたいですね。

首長族の村への行き方は?ツアーはあるの?

まずは日本からタイへ向かいます。バンコクから1時間半くらいで首長族のいるチェンマイに到着可能です。バンコクから首長族に会えるガイド付きのツアーがあるのでおすすめです。個人でいくと車の手配などが大変ですのでツアーで向かうのがよいでしょう。日本国内にいるうちにいくつかパッケージツアーをみておくとスムーズです。送迎付きや日本語対応有、その他の観光も含まれるなど確認してみましょう。

首長族は何人くらいいるの?

首長族は、タイのチェンマイがメインですが同じタイ国内のメーホンソーン圏内に3か所、ミャンマーにも住んでいることが確認されています。タイとミャンマーの首長族の数をあわせると3万から4万と言われていますが、明確には首長族でもいろいろな民族がいるので的確な数字はカウントできないようです。少数民族といえども3万から4万人はまあまあ多いという印象ですね。

首輪をつけるのは女性だけ!

首長族は女性だけが首輪をつけるのです。首が長い方が美しいとされているとか、他の部族の男性と交際をもたないようになどいろいろな説があります。首長族の男性は普通の服装で装飾品もありません。首長族の女性は5歳前後から首輪をつけることができるようです。もちろん子供のうちは短い首輪で、大人になるにつれて長いものに変えるそうです。

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首輪はどれくらいの重さなの?

首輪の長さにもよりますが、3キロから5キロ程度のようです。首に重りがついているようで想像するだけでも肩が凝ってしまいそうです。首ががっしりと固定されているので動きずらそうですが彼女たちにしてみると生まれてからの当たり前なのでなんとも思わないそうです。首だけではなく手足にもアクセサリーとして輪をつけている女性も多いです。総重量を考えると8キロとか多いと10キロくらいになってしまうのではないでしょうか。

首長族は首が伸びてる?!

首長族をみると、首を長くするために首輪をしているのでは?とか首輪をとったら首が長くなっているのではないかと想像しがちですが、首が長くなっているわけではありません。ではどうなっているの?と気になります。首輪の上部分で顎を押し上げます。首輪の下乃部分で鎖骨の位置を下げているのです。そうすると必然的に首が長くみえるという仕組みなのです。

どうして首輪をつけてるの?

どうして首輪をつけるような民族になったかというとこれという理由が明確にされていないようですが、諸説あるようです。美しさの象徴、その昔虎が女性の喉を噛み切るのでそれを守るため、内戦が続いたときに金を首にはめたところ、戦争が終結した、他の部族の男性と交際を防止するため(首長族を後世につなげるため)などが言われています。

何才くらいから首輪をつけるの?

女性は生まれたときからすぐに首輪をするのかというとそういうことではありません。首が座っていない赤ちゃんに首輪をつけるなんてことはしません。おおよそ5歳くらいから首輪をつけはじめます。周りの女性もつけているのでそれほど違和感はないようです。むしろかわいい、おしゃれという感覚で女性は首輪を身につけるそうです。

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首輪はずっとつけてるの?お風呂はどうするの?

首につけている重そうな首輪は朝から寝る時までずっとつけていなくてはいけないのかなど気になりますよね。お風呂のときはどうするの?汗をかいた時は?などなど。
実際に首長族の女性にきいてみると、お風呂に入るときも、寝る時もそのままだそうです。子供のときから首輪をつけているので首の筋肉がほとんどないそうです。そのため首輪をはずすと、首の骨が折れて死んでしまうため、首輪をはずすことができないのです。

首長族の女の子がかわいいと話題!

首長族の女性たちで若い子たちはおしゃれの一部のようにして首輪を楽しんでいます。首輪だけでなく、そのほかのアクセサリーと合わせたりしてかわいいです。また容姿においても首長族の女の子はかわいいと有名です。彼女たちもまた首が長いことに誇りをもっていて首が長い女性は美しいとされるため、首輪をつけて早く首が長くなるように祈っているそうです。首が長いほど結婚相手も見つかりやすいとさえ言われています。

首長族の女性はおしゃれで民族衣装もかわいい!

首長族の民族衣装や身につけているアクセサリーがかわいいといわれています。民族衣装というと古臭い、重そう、普段に着られないという感じがしますが、首長族の民族衣装は子供から大人まで色合いやデザインも含めてとってもかわいいのです。多くのお土産品もあって色とりどりのスカーフやスカートが売られています。カラフルで日本にはなかなかないデザインだったりしますよ。

観光が大きな収入源に!人間動物園との批判も

首長族の生活資源は何か、自給自足なのか?と思う人もいると思いますが、メインは観光です。首長族に会えるという観光ツアーもあるくらいです。観光客は首長族を見に来るということで人間動物園ではないか、人権侵害ではないかという問題もでてきています。彼らは見世物ではない、そこで生活をしているのです。まさに動物園と同じだと批判する人も多くいます。首長族の人たちは彼らが手作りした民芸品を観光客向けに販売したり、ツアーの会社から金銭を受け取っているということも生きていく術として受け入れることも大切ではないかという考えもあるようです。

首長族の村の入村料は?

首長族が住む村へ訪れるには入村料というものを支払わなければなりません。
ツアーで村を訪れる人は、ツアー代金の他に250バーツ(日本円にして約700円程度)支払うことが義務となっています。入村料は年々値上がりしているそうです。
首長族の個人個人に支払われるのではなく村長に支払われ、分配されるのだとも言われています。
しかしながら生活しているところにお邪魔するわけですし、それで彼らの生活が成り立っているわけなのでやむを得ない費用ととらえるべきでしょう。また記念撮影などする場合でもチップを渡したりすることもあるようです。外国人観光客向けのお土産を売る首長族の女性がいたり、完全に観光地化している、いわばエンターテイメント性すら感じる部分もあります。

織物にアクセサリー、お土産もかわいいものがいっぱい!

首長族の村にいったら日本では目にしないお土産がたくさんあります。村にはカラフルなかわいいお土産が並べられています。首長族に人経ちは工芸品の織物をおったりして働いています。カラフルで美しい織物はとても色鮮やかでここでしか手に入らないものばかりです。小物入れにちょうどいいポーチは帰国後のばらまき用におすすめです。また彼女たちが身につけているアクセサリーも売られています。シルバーアクセサリーが多いです。小物も多くインテリアとしても素敵なアイテムが勢ぞろいです。日本では見ることのない色合いだったりするので記念に購入する人も多くいます。村全体の8割がお土産やさんで構成されています。首長族を模した置物はここでしか手にはいりません。

まとめ

いかがでしょうか。タイの山奥の村で暮らす首長族にぜひ会いにいってみませんか?
山奥というとどうやっていくの?という悩みもツアーがあるので安心です。
ガイド付きのツアーがあるので首長族の人たちとのコミュニケーションも問題なしです。
少数民族ということで今後衰退してしまうことも考えられます。そのため観光地化されているという現実も受け止めつつ、一度会いに行ってみることをおすすめしますよ。
日本のお土産を持っていくのもおもしろいかもしれませんね。
タイの都市部にいくのもおもしろいですがなかなか普段会えない民族との交流の旅も一生に一度の経験になること間違いなしです。世界中に存在する民族でも比較的会いに行きやすい民族でもあります。

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