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■奈良公園
はじめに奈良のお花見スポットとして紹介するのは、「奈良公園」です。奈良と言えば「寺と鹿」というキーワードが思い浮かんだ方へおすすめの桜の名所が奈良公園です。24時間開放されており無料で利用できます。奈良公園には、国の天然記念生物に指定されている野生の鹿が数多く生息しており、奈良で有名なお寺、東大寺もあります。「日本の桜名所100選」にも選ばれており、鹿とお寺と桜を同時に見ることができる貴重な場所で、ここならではの花見が楽しめるでしょう。
【開花時期】3月下旬~4月下旬
【総 数】約1700本
【品 種】コヒガン、ヤマザクラ、八重桜、その他
■氷室神社
次に紹介する奈良のお花見スポットは、「氷室神社」です。氷室神社には樹齢約400年の枝垂れ桜があり、奈良で最も早く開花する桜だと言われています。この桜の開花を期に奈良県内の桜の開花が始まるという、春の訪れを告げるとても縁起の良い桜なのです。他にも境内には樹齢約100年の枝垂れ桜や、様々な種類の枝垂れ桜があります。奈良公園にもほど近く、アクセスのしやすい立地ですので、花見客にも人気です。
【開花時期】3月下旬 ~ 4月上旬
【品 種】シダレザクラ
【夜 桜】○
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■郡山城跡
3つ目に紹介する奈良のお花見スポットは、「郡山城跡」です。天正8年(1580)に筒井慶順が築城したと言われている郡山城。その復元された城跡一帯には「御殿桜」とも呼ばれている桜が1000本程度あり、「日本さくら名所100選」にも選ばれている、人気の花見スポットです。毎年3月下旬から4月上旬にかけては「大和郡山お城まつり」が行われ、期間中は夜桜や出店、市民パレードなどを楽しめます。
【開花時期】3月下旬~4月上旬
【総 数】約1000本
【品 種】ソメイヨシノ、その他
【夜 桜】○
■金峯山寺蔵王堂
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4つ目に紹介する奈良のお花見スポットは、「金峯山寺蔵王堂」です。桜だけでなく奈良を代表する観光名所が、吉野山のシンボルでもあり、修験道の本山でもある金峯山寺。そして東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築といわれるのが「蔵王堂」です。平成16年(2004)には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録されました。境内には「四本桜」と呼ばれている桜やヤマザクラがあり、駐車場から境内までの道のりでは吉野山に咲き乱れる千本桜などを見られます。
【開花時期】4月上旬 ~ 4月中旬
【品 種】ソメイヨシノ、ヤマザクラ
【夜 桜】○
■吉野山
最後に紹介する奈良のお花見スポットは、「吉野山」です。吉野山は、古来桜を中心に約200種、3万本もの桜があると言われている花見の名所です。その中でも最も多くの数を占めるシロヤマザクラが密集している4か所は「一目に千本に見える豪華さ」という意味で“一目千本”と呼ばれ、写真好きの人に大変な人気があります。山下から山上へかけて下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれ、この順番で開花していき、夜桜も楽しめます。
【開花時期】4月上旬~4月下旬
【総 数】約30000本
【品 種】ヤマザクラ
【夜 桜】○