旅行といえばお土産がつきものですが、とにかく数が欲しい、気になるあの人にはちょっと力を入れて選びたい! そういえば甘い物に目のない人もいたっけと、渡す相手によって何がよいのか悩みがちです。しかも店に入れば美味しそうな銘菓や名水で作られた銘酒、そして箱根ならではの風情を感じさせるものが並び、思わず目移りして迷ってしまいます。
そこで今回はグルメやお酒、和菓子やスイーツ、そして工芸品といったジャンル別に、贈った相手にきっと喜んでいただける人気のあるお土産を紹介します。貴重な旅先での時間を土産物選びで失わないためにも、箱根に行く前にチェックしてぜひ参考にしてみてください。
目次
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箱根のお土産和菓子・和スイーツ編
■和菓子 菜の花
箱根のお月さま
箱根を旅行したら手に取りたい「箱根のお月さま」。明治38年に創業し、国産素材にこだわった丁寧な和菓子作りで愛されている「まんじゅう屋・菜の花」の看板商品で、箱根を代表するお土産のひとつです。
店舗は箱根登山鉄道「箱根湯本駅」から歩いて1分、お土産店や飲食店が立ち並ぶ「箱根湯本駅前商店街」の中にあります。また「箱根湯本駅」のロマンスカーのホームにある売店でも購入可能。1個からバラ売りされていて、お土産としてだけでなく鉄道旅のお供としても人気です。そのほか公式ウエブサイトから通販で買うこともできます。
月のうさぎ
「月のうさぎ(和菓子 菜の花)」は、粒が大きく柔らかい栗を丸ごと一つ贅沢に使った、お月見をイメージした栗饅頭です。
箱根で愛されている菓子店「和菓子 菜の花」で贈り物として一番人気の商品で、上品なこしあんと栗が大変良く合い、お茶はもちろん、コーヒーなどとも相性抜群です。化粧箱入りなども販売しており、贈答品やちょっとした手土産など幅広く利用できます。
箱根のお月さま/月のうさぎ(和菓子 菜の花)
- お土産を買える店舗:はこね 和菓子菜の花・他の店舗・オンラインショップ等
- 参考価格:箱根のお月さま8個入 1,000円、月のうさぎ8個入 2,180円
■箱根のうり坊(しいの食品)
次に紹介する箱根のお土産は「箱根のうり坊(しいの食品)」。箱根に住んでいる野生のイノシシの赤ちゃん「うり坊」をかたどった饅頭です。
全2種類の愛くるしい表情のうり坊の中には、優しい味のミルクバター餡が入っており、子どもからお年寄りまでみんなに愛される味になっています。チョコバナナ味も販売されており、こちらは子どもを中心に人気です。個別包装なので、会社などへのお土産にも人気です。
■雲助だんご(箱根名物雲助だんご本舗)
3番目に紹介する箱根のお土産は「雲助だんご(箱根名物雲助だんご本舗)」。江戸時代に峠を越える旅人や荷物を運んだ駕篭屋は「雲助」と呼ばれていましたが、彼らが旅の途中に食べたことから名づけられた箱根名物の団子です。
新潟県産コシヒカリを炊き上げてその場でついた団子に、北海道産小豆の餡をたっぷり使用しておりお茶との相性も抜群です。小豆以外にもバリエーションがあり、いろいろな味を楽しめます。家でも店頭の味をそのまま楽しめるとあって人気のお土産です。
雲助だんご(箱根名物雲助だんご本舗)
- お土産を買える店舗:箱根名物雲助だんご箱根本店・他店舗・オンラインショップ等
- 参考価格:8本入710円〜
■湯もち(湯もち本舗 ちもと)
4番目におすすめする箱根のお土産は「湯もち(湯もち本舗 ちもと)」。箱根を流れる早川の岩石をイメージした本練羊羹と、国産もち米を使用した白玉粉でできた柔らかい餅、柚子の香りが三位一体となった上品な和菓子です。
神奈川県の指定銘菓にも選ばれており、箱根を代表する和菓子になっています。温泉につかった時のやわ肌のように柔らかいところから名づけられており、その食感は絶妙で、箱根に来たら必ずお土産に買うと言う人も少なくありません。
■カステラ焼箱根まんじゅう(菊川商店)
5番目におすすめする箱根のお土産は「カステラ焼箱根まんじゅう(菊川商店)」。自家製の卵と小麦粉、グラニュー糖を使ってふんわりと 仕上げたカステラに、こちらも自家製の北海道産手亡(てぼう)豆の白餡を入れた、機械で焼くカステラ焼きのまんじゅうです。
1955年ごろから箱根で愛され続けている優しい味の洋風まんじゅうで、店頭では出来立て熱々を食べられます。冷めてもおいしいので、お土産として大変人気です。
カステラ焼箱根まんじゅう(菊川商店)
- お土産を買える店舗:菊川商店
- 参考価格:1個70円
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■塩辛せんべい(しいの食品)
6番目におすすめする箱根のお土産は「塩辛せんべい(しいの食品)」。普通の塩辛では味わうことのできない深いコクと豊かな旨みが自慢の自家製「酒盗」が自慢の、箱根で有名な「しいの食品」がつくる煎餅です。
1番人気の「かつを酒盗」を生地にたっぷり練りこみ、素材を贅沢に使用することで「かつを酒盗」の旨みをしっかりと味わうことができます。お茶受けにもおつまみにもピッタリの人気のお土産になっています。
箱根のお土産グルメ・お酒編
■かまぼこ
7番目に紹介する箱根のお土産は「かまぼこ」。甘い物はあまり好きではない、という方へは「鈴廣」のかまぼこはいかがでしょうか。「鈴廣」の「かまぼこの里」にはかまぼこ博物館、売店、食事処の他にかまぼこを作る体験ができる施設もあり、かまぼこの食べ比べも可能なので、実際に自分で食べてみておいしいと思ったものをお土産にできます。
中でも手の平サイズのかわいらしい彩り豊な「色いろは」は、見ているだけでも楽しくなるようなかまぼこの詰め合わせで、ちょっと改まった高級なお土産としても人気があります。
鈴廣かまぼこ あげかま竹皮包
- 神奈川県小田原市風祭245
- TEL 0465-22-3191(代表)
- 営業時間 鈴なり市場(売店) 9:00~18:00(土・日・祭~19:00) 季節によって変動しますので事前にご確認ください。
■穴子ちまき(笹屋)
8番目におすすめする箱根のお土産は「穴子ちまき(笹屋)」。箱根の「強羅ホテルパオプのけむりプラス」に入っている「笹屋」が作っている商品です。
遠赤外線効果で旨みを閉じ込め、しっかりと香ばしく焼き上げたアナゴを秘伝のタレで柔らかく煮込み、厳選した国産のうるち米ともち米とともに笹の葉で包んで蒸したこだわりの一品で、メディアなどでも取り上げられ、自分や家族などへのお土産として人気になっています。
■すり身団子(竹いち)
9番目に紹介する箱根のお土産は「すり身団子(竹いち)」。箱根の郷土料理である白身の魚のすり身に野菜などを加え、揚げたり蒸したりしたものです。
「竹いち」は1988年から「すり身団子」を作り続けており、長年地元の人たちに愛され続けている店です。グチやタラを使用したすり身に土つきのゴボウをはじめとするこだわりの食材を使用し、職人が一つひとつ丹念に作る「すり身団子は」、お土産としても人気です。
■ローストビーフ(相原精肉店)
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続いておすすめの箱根のお土産は「ローストビーフ(相原精肉店)」。箱根仙石原で1967年から営業している老舗の精肉店がてがける自慢のローストビーフです。
鮮度・品質・味にこだわって仕入れた和牛を独自の技術で製法したローストビーフはジューシーでとても柔らかく、牛肉本来の美味しさをしっかりと味わうことができます。地元の人はもちろん、県外からもたくさんの人が買い求めに来る一品で、お土産としても大変人気です。
■伝統のビーフカレー(富士屋ホテル)
11番目に紹介する箱根のお土産は「伝統のビーフカレー(富士屋ホテル)」。海外からの名だたる賓客達をもてなしたことで知られる「富士屋ホテル」で1915年から作り続けられている伝統のビーフカレーで、ココナッツの甘い香りとフルーティーな味わいは他では味わうことができないまさに伝統の味。このビーフカレーを食べるために箱根を訪れる人もいるほどです。
その絶品カレーが手軽に家庭で楽しむことができるレトルトタイプになったとあって、お土産として人気の商品になっています。
■黒玉子(大涌谷くろたまご館別館「ゆ~らんど」)
12番目におすすめの箱根のお土産は「黒玉子(大涌谷くろたまご館別館「ゆ~らんど」)」。大涌谷を訪れれば、温泉玉子が目につきます。1つ食べれば寿命が7年延びるといわれている温泉玉子ですが、黒玉子と言われる温泉玉子そのものは賞味期限が2日程と短いので、その日のうちに家に帰って渡せる人へのお土産となってしまいます。
ロープウェイで大涌谷まで登れば、売店のいたるところで黒玉子が販売されており、現地なら出来上がったばかりでほかほかの黒玉子が食べられます。バラ売りではなくすべて5個入りで売られており、購入すると塩も一緒についてきます。
大涌谷くろたまご館別館「ゆ~らんど」
- 住所 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251 大涌谷くろたまご館
- TEL 0460-849605
- 営業時間 8時30分~17時(季節によって変動するのでお出かけ前に最新情報をチェックして下さい)
- 定休日 年中無休
- 箱根ロープウェイ大涌谷駅より徒歩2分。カーナビを利用する場合は、住所ではなく大涌谷くろたまご館で検索してください。
■箱根ビール
13番目におすすめする箱根のお土産は「箱根ビール」。箱根、富士、丹沢連山にじっくり育まれた名水である「箱根百年水」で作った箱根の地ビールで、「アジアビアカップ」で5年連続で金賞を受賞している実力派ビールです。
きめ細やかで芳醇な味わいが特徴で、通年楽しむことができる「箱根ピルス」「小田原エール」と季節限定品があり、ビール好きの方へのお土産として人気があります。
■箱根街道(石井醸造)
14番目におすすめする箱根のお土産は「箱根街道(石井醸造)」。1870年から小田原で酒を造り続けている老舗の酒造「石井酒造」がてがける酒です。
さわやかな酸味と柔らかい口当たりの洗練された味わいが特徴の辛口の酒ですが、純米酒特有のふくよかさも併せて持っています。冷やしてキリッとした味わいを楽しむのもよし、お燗をつけてもおいしく飲むことができ、酒好きの方へのお土産として人気の一品になっています。
箱根のお土産洋菓子・スイーツ編
■箱根ラスク (グランリヴィエール箱根)
15番目におすすめの箱根のお土産は「箱根ラスク (グランリヴィエール箱根)」。箱根は温泉街というイメージから、温泉饅頭に代表される和菓子を連想しがちですが、実は箱根では毎年各店がテーマに沿ってスイーツ作りの腕を競う「箱根スイーツコレクション」が開催されるほどスイーツに力を入れています。
「グランリヴィエール箱根」の「箱根ラスク」はサクサクとした歯ごたえが特徴で、味も「プレーン」「ガーリック」「メープル」「アールグレー」「キャラメルアマンド」と多彩に楽しめます。2枚ずつの個別の包装なので、バラマキ土産としても大変便利です。
グランリヴィエール箱根
- 〒250-0631 神奈川県足柄下郡 箱根町仙石原1246-737
- TEL 0120-396-852
- 営業時間 10:00~18:00 (季節により変動あり)
- 定休日は原則なし(季節により臨時休業あり)
- *車の場合:東名道~御殿場IC~国道138号線箱根方面へ約14km(約25分)/*電車・バスご利用の場合:小田急線「箱根湯本駅」下車~箱根登山バス「湖尻・桃源台行」~「仙石高原」下車すぐ