【チリ】プンタアレナスでおすすめの観光スポット10選！楽しみ方は無限大！

プンタアレナスでおすすめの観光スポットを紹介！

■Mirador Cerro De La Cruz

Mirador Cerro De La Cruzは、プンタアレナスにあるクルスの丘と呼ばれ、マゼラン海峡が見渡せる場所です。市街地から緩やかな坂道を30分ほど歩けば到着できます。
この場所からはパノラマビューの美しい景色と眼下にはカラフルな色の街並みが見渡せる絶好の場所です。遠くにはアルゼンチンと領有を半分に分ける島、フエゴ島も見えます。
丘には2本の柱が立っていて、ここにはプンタアレナスから各都市までの距離が書かれているのです。プンタアレナスはチリ最南端の場所であり、昔から多くの航海士たちがこの地を踏んできました。

■ムニョス・ガメロ広場

ムニョス・ガメロ広場は、チリプンタ・アレナスにある広場です。マゼラン海峡発見400周年を記念して、中央にはマゼランの像が建てられています。
マゼランの足に触れると幸せが訪れるのだとか。広場の周辺にはコロニアル建築の豪邸サラ・ブラウン宮殿をはじめ、優れた建築物が建ち並びます。というのも広場のあるプンタ・アレナスが、かつては羊毛の積み出し港として栄えてきた場所だからです。
ここで見られる豪邸は航海で富を得た人たちの栄華を語っており、まるで屋外の美術館にいるようです。広場の名前は、元市長ベンヤミン・ムニョス・ガメロより名付けられました。

■マガジャネス州立博物館

マガジャネス州立博物館は、ガメロ公園の近くに建つひときわ目立つ立派な建物です。19世紀後半にマゼラン航海で富を成したオーストリア出身の実業家｢ブラウン・メンデネス｣の邸宅を改装し、今は博物館になっています。
プンタアレナスは1914年にパナマ運河が完成するまで、マゼラン海峡を利用した海運で繁盛してきた街でした。そのため街では富豪の邸宅が今でも数多く残されているのです。
パナマ運河によって衰退するまでのプンタアレナスの歴史を、展示物を使って説明しています。内部にも凝った豪華なインテリアなどがそのまま置かれており、当時の生活ぶりが偲ばれます。

■オトウェイ湾ペンギン栄巣地

オトウェイ湾ペンギン栄巣地は、プンタアレナスから車で一時間半ほどの場所に位置します。マゼランペンギンの営巣地として有名です。
マゼランペンギンはパタゴニア地方に広く繁殖しているペンギン。11～2月に繁殖期を迎え、この時期には約3,000羽の子育てするペンギンの姿が見られます。ペンギンに警戒されないように、営巣内のトレイルは巣を迂回するように組まれ、さらにペンギンが集まっている海岸には近づけません。
夫婦で仲良く一生懸命に子育てするペンギンを見ると、ほっこりした気持ちになります。周辺にはニャンドゥやキツネなどの野生動物も生息するので、もしかすると姿を見れるかもしれません。

■Nao Victoria Museo

Nao Victoria Museoは、チリを発見した最初の船です。プンタ・アレナスにあり、ヘルナンドデマガジャネスの船の実物大レプリカになります。
2011年10月1日に一般公開が始まり、当時世界を旅していた船に乗り込むと、まさに自身が大海原を旅する主人公になったような気分です。マゼラン海峡を発見した時の驚きと喜びを感じながら、セーリング体験を楽しむと良いでしょう。
当時使用されていた起動用装置や、家具も装備。実際に船の発する音は優れた音響効果により、さらに現実味を浴びさせます。長さ25m、幅7mの３つのデッキに、３つのマストと高さ28mの５つの帆。大航海にそのまま向かって行けそうです。

■Parque del Estrecho de Magallanes

Parque del Estrecho de Magallanesは、プンタアレナスの南53kmの場所に位置する公園です。130ヘクタールの広さと5km以上にわたる海岸線がとても美しいと人気があります。
敷地内では、マゼラン海峡と人類の歴史を展示などで分かりやすく紹介していたり、プエルトデルハンブルのパノラマビューが見られます。
他にも再建された村や美術館が見学でき、時には周辺に住む野生動物に出会えるチャンスもあるかもしれません。チリの発展に貢献してきたマゼラン海峡の雄大な姿も合わせてお楽しみください。