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アシャンティの伝統的建築物群
アシャンティの伝統的建築物群は、ガーナ第2の都市クマシ近郊に位置する建造物群です。
アシャンティの伝統的建築物群は、17世紀から20世紀初期にかけて栄えたアシャンティ王国を築いたアシャンティ人の伝統文化を伝える建造物群ですが、現存するものは20世紀以降に再建されたものです。
当時の建築物は度重なるイギリスとの戦争の結果大半が失われてしまいました。戦争の結果、アシャンティ王国は1901年にイギリスに併合されています。
建築物の基本構造は、中庭を取り囲むように建てられており、泥やヤシの葉などが建材として用いられています。
この地域は熱帯雨林地方に属しており、建物は通風性に優れた工夫がなされています。また、人や動物をかたどった木彫りの装飾も施されています。
泥を用いて作られた部分にも動物等をかたどった彫刻が施されています。
ガーナ独立後の現在も、アシャンティ王国の王は王位こそ無いものの、今だ絶大な権力有していると言われています。
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アシャンティの伝統的建築物群の場所
アシャンティの伝統的建築物群はガーナ中部のアシャンティ州に位置し、ガーナ第2の都市及びアシャンティ州の州都でもあるクマシ近郊にあります。
ガーナ旅行の際は、ぜひアシャンティの伝統的建築物群にも立ち寄ってみてください!
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アフリカ大陸には、さまざまな伝統、文化があり、その原型に近い姿を見ることがあります。一方で、アフリカでも近代化など歴史の中で、失われつつあるものも多くあります。アシャンティの伝統的建築物群は、17世紀に興ったアンシャンティ王国の歴史を伝えるものです。豊かだったアシャンティ王国ですが、やがてやってきたイギリスとの争いに敗れ、多くの建物が破壊されてしまいました。そこで歴史を伝えるため、1950年頃に、建築物を復元したものがアシャンティの建築物群です。1979年に文化遺産として登録されました。 (写真:アシャンティの建築物群 ©UNESCO/CRA-terre/Thierry Joffroy)