フランス南部に位置する都市、アルビ。タルヌ川に面した商業都市で、人口約5万人が暮らす街となっています。ローマ帝国によって造られた都市が根幹となっており、その後、カトリック都市として繁栄を遂げた歴史を持っています。街にはキリスト教会をはじめとした古い建築物が多く残されており、サント=セシル大聖堂をはじめとした建物群は「アルビの司教都市」として世界遺産にも登録されています。画家のアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの生まれた街としても知られており、彼の描いた作品はベルビ宮殿に収められています。また、ガラス工業や化学繊維工業が発展した街でもあり、街中には工場や工房も多く見られます。タルヌ川によって産出された赤土の粘土によって造られたレンガの建物が見られることから、「赤い街」とも呼ばれています。
アルビ - 世界遺産
フランス西南部、タルヌ県の街アルビは中世の歴史的建造物が数多く残る都市。それらの建築物の保存状態は極めて良く、アルビの黄金時代を現在に伝えています。2010年には世界遺産「アルビの司教都市」として、登録されました。今回はそんな貴重な建造物を誇る「アルビの司教都市」のご紹介をします。世界最大のレンガ造りとして有名なサント・セシル大聖堂や、まるで中世の中に迷い込んだ雰囲気を持っている旧市街の街並みなど、歴史を感じさせる建物ばかりとなっています。どうぞ「アルビの司教都市」を覗いて見て下さい。
周辺スポット
アルビ - 観光名所
フランス南部に位置しているアルビは、タルヌ川に面した商業都市として知られています。日本人の間ではあまり有名ではありませんが、中世の美しい街並みを見ることができる文化遺産の街として、世界中からたくさんの観光客が訪れる人気の観光地になっています。見事な装飾が施された内観と要塞のような外観を持つ大聖堂や昔の邸宅など見どころが満載!また、フォアグラやトリュフなどが特産品で、街のレストランなどで堪能することができ、グルメな人にとっても大変魅力的な街になっています。 今回は、そんなアルビでおすすめの観光スポットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
アルビ - 格安ホテル
アルビは、フランスの南部、タルヌ川に面した商業都市です。10世紀半ばより、南仏やイタリア北部で活発となったキリスト教の異端派・カタリ派ゆかりの場所で、カトリック教会による大弾圧の後は司教都市となり、サント=セシル大聖堂が建てられました。今も当時の貴重な建築物が多く残り、「アルビの司教都市」としてユネスコの世界遺産に登録されています。また、画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの生まれ故郷としても有名で、ベルビ宮殿は彼の作品群を収める美術館になっています。そんなアルビの観光でおすすめな一泊3000円以下の格安ホテルを紹介します。長期滞在にも便利ですよ。なお、値段は時期や人数により変動するのでご注意ください。
アルビ - 寺院・教会
サント セシル大聖堂は、フランスの都市アルビにあるカトリック教会で、世界遺産「アルビの司教都市」の構成遺産のうちの1つです。鉄道のALBI VILLE(アルビ ヴィル)駅より徒歩約10分。 サント セシル大聖堂は、13世紀から16世紀にアルビ司教たちによって建造されました。最大の特徴はレンガ造りであることで、サント セシル大聖堂の奥行きは114m、幅は35m、高さは40mで、レンガ造りの聖堂のなかでは世界最大といわれています。 壮麗でありながら威厳を感じさせる大聖堂は中世ゴシック様式の傑作の1つでもあり、内部の身廊を彩る天井画の「最後の審判」は必見です。
アルビ - 美術館
トゥールーズ ロートレック美術館は、フランスの都市アルビにある、アルビ生まれの人気画家、トゥールーズ=ロートレックの作品を収蔵した美術館です。鉄道のALBI VILLE(アルビ ヴィル)駅より徒歩約15分。 世界遺産「アルビの司教都市」の構成遺産の1つベルビ宮殿が、トゥールーズ ロートレック美術館として使用されており、建物や庭園も楽しめます。 美術館にはロートレックの母のアデール伯爵夫人が寄贈した、1060点もの油彩、版画、ポスター、デッサンなどが収蔵され見ごたえも抜群。有名な「ムーラン・ルージュのラ・グーリュ」と「アンバサドールのアリスティード・ブリュアン」は必見です。
アルビ - 文化遺産,旧市街・古い町並み
アルビの司教都市は世界遺産に登録されており、中世のレンガ造りの旧市街やサント・セシル大聖堂など、まさに中世の趣を感じさせる街並みである。大聖堂の内部一面の彫刻は大変立派ですばらしいものである。大聖堂の周りには雰囲気の良い小さな路地もあり、中世の世界を感じながらの散歩もお勧めである。
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