イングランド西部、サマセットにある単一自治体(unitary authority)のバース・アンド・ノース・イースト・サマセット(Bath and North East Somerset)内の都市です。18世紀のジョージ王朝様式の建造物が数多く残っているため、ユネスコの世界遺産にも登録されています。 また、湧出温度45℃の三つの源泉から供給される温泉で有名で、イングランド有数の観光地です。1978年に温泉が閉鎖されて以来、 温泉施設跡を見ることしか出来ませんでしたが、2006年に市内中心部に温泉を利用した総合スパ施設サーメ・バース・スパが作られて、再び入浴できるようになりました。
バース - 世界遺産
バースはイギリスで唯一、天然温泉が湧いている都市です。紀元1世紀頃には、この地を支配していたローマ人によって、温泉施設や、神殿などが建設され、保養地として繁栄していました。その後ローマ軍の撤退により、町は衰退し、温泉も閉鎖されてしまいました。18世紀になって、アン女王がこの地を復活させたのを機に、多くの貴族達が訪れ、ふたたび温泉保養地として脚光を浴びることになりました。上流階級や富裕層のリゾート地として繁栄したバースには、ジョージアン様式の上品でシンプルな建物がいたるところに残っており、今も入浴できる施設があります。遺跡としてたいへん貴重なローマ時代の浴場跡やバース寺院、ジョージアン様式の美しく統一された街並みは、「バース市街」として、1987年に世界文化遺産に登録されています。
バース - 高級ホテル
バースは、イングランドの西部、サマセットにあるイギリスでも有数の観光地です。行き方は、ロンドンから列車で1時間半の距離です。紀元前のローマ支配時代、すでに温泉街があったといわれ、ローマン・バスなどの温泉遺跡が残っています。エリザベス1世の時代に温泉地として復活し、18世紀のジョージアン時代に再開発されました。伝統的な建築様式の建物も多く、その中のいくつかは世界遺産として登録されています。1978年に温泉が閉鎖されて以来、入浴できなくなっていましたが、2006年に総合スパ施設「サーメ・バース・スパ」が作られて、再び入浴できるようになりました。当然ホテルなどの宿泊施設も充実しています。その中でも、特におすすめの高級ホテルを紹介します。
バース - 観光名所
イギリスのバースはイングランド西部のサマセット州にある都市で、「バース市街」は世界遺産に登録されています。ロンドンヒースロー空港からバースまでは、電車で行く場合、バース スパ駅まで約2時間半、長距離バスで行く場合は約3時間で行けます。温泉が有名な観光都市で、6月から7月までの間がベストシーズンになっています。バースの名物グルメは、フランス風のパンの「サリー・ラン・バン」で、トーストした大きな丸いパンを半分に切って、いろいろな具材をのせた料理です。ハムや塩ビーフ(コーンビーフ)などの塩味系、ジャムやバターなどの甘味系などがあります。今回はバースでおすすめの観光スポットを紹介します。
バース - 博物館
一般的にファッションはその時代を映す鏡とも言われていますが、イングランドのバースにあるファッション博物館は、中世の時代にイギリス文化の中心的な存在であったこの都市にあって、当時の上流階級の文化の一翼を担うファッションに特化した資料館です。 ここで展示されている洋服の数は100を超え、時代ごとにわかりやすい展示となっています。 この建物、ファッション資料館以外に元社交場「Assembly Rooms」であったことも影響し、当時の面影が残るシャンデリアに現代風の椅子やテーブルが混在する空間では見学や社交会場として使われています。
バース - 美術館
イギリスの歴史的で風光明媚な街バーンにあるホルブルネ(ホルバーン)ミュージアムは、鉄道バース駅から徒歩15分の距離にあり、ここはトーマス・ウィリアム・ホルバーン氏個人が絵画はじめ宝飾類、陶磁器など自らのコレクションを集めて展示したミュージアムです。 敷地内の公園は散策するには最適の場所で、カフェでは庭園を眺めながら時を忘れてゆっくりと物思いにふけることができます。 この場所は時として音楽演奏会やワークショップなどの会場ともなるので、すっかり市民生活に溶け込んだ雰囲気も垣間見ることができます。
バース - 寺院・教会,史跡・遺跡
バースのランドマーク的な建物です。もともと8世紀にできた修道院があったが廃墟になり、15世紀から作り始められ17世紀に完成した教会です。ヤコブのはしご、豪華なパイプオルガン、ステンドグラス、石の花の天井は必見です。地下には小さな博物館もあります。
旅行シーズン | 6~7月 |
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