ブルノはチェコ南東部(モラヴィア)にある南モラヴィア州の州都で、面積は230.02㎢・人口は36万6680人(2006年時点)です。首都プラハからは南東に200kmほど離れています。気候は亜寒帯湿潤気候で、気温の年較差が比較的大きく、降水量は夏(5月~8月)に比較的多くなっています。1146年に建設されたモラヴィア地方の中心都市で、19世紀には繊維産業が発達し、1839年にはウィーンと鉄道がつながって街はさらに発展しました。現在はチェコ共和国の第二の都市で、市内には国の最高裁判所・最高検察庁などの機関が設置されています。ゆかりのある人物にはブルノで司祭として働きながら植物遺伝学であるメンデルの法則を発見した「グレゴール・ヨハン・メンデル」・ブルノ出身の元女子テニスプレイヤーでウィンブルドン選手権シングルスでは優勝の経験のある「ヤナ・ノボトナ」などが挙げられます。
ブルノ - 観光名所
チェコ第二の都市ブルノ。ブルノには、首都プラハに劣らない、チェコの魅力を感じられる場所がたくさんあります。ゴシック様式の教会や、中央ヨーロッパで最大級の洞窟群など、歴史と文化、自然に触れ合える場所が豊富で、友人やカップルで旅行してもいいですし、一人旅でも思う存分楽しめます。首都とは一味違う、どことなくのんびりとした空気が漂っているのも魅力です。チェコを訪れた際に参考にしてほしい、ブルノでおすすめの定番観光名所をご紹介します。
周辺スポット
ブルノ - 高級ホテル
ブルノのおすすめ高級ホテルをランキング型式でご紹介します。ブルノ(ブリュン、ブルン)は、チェコの南東、スヴィタヴァ川とスヴラトゥカ川の合流点に位置する都市です。世界遺産を巡るエリアとして人気が高く、トゥーゲントハット邸やオロモウツ、ゼレナーホラ、トゥシェビーチ、テルチなど、見どころ満載です。自分のペースで歩けるフリープランや添乗員付きのツアーなど、好みのスタイルで街歩きを楽しめます。そんなブルノでおすすめの高級ホテルを紹介します。街のレストランで郷土料理やお酒を楽しめますが、ほとんどのホテルで最上級の地元の素材を使用した料理を楽しめるほか、館内や客室の設備も充実しています。優雅な滞在で、素敵な旅になること間違いなしですよ。
ブルノ - 格安ホテル
ブルノ(ブリュン、ブルン)は、チェコ共和国の東部にある、国内第2の都市です。スヴィタヴァ川とスヴラトゥカ川の合流点に位置し、モラヴィア地方最大の街です。要塞としての役割をしていたこともあったシュピルベルク城や、世界遺産に登録されているトゥーゲントハット邸、約5万人もの人骨があるといわれる納骨堂など、ブルノの歴史を物語る歴史的建造物が数多くあります。郊外にあるブルノ・サーキットは、MotoGPの開催地としても人気です。市街地の南西にはトゥラニ空港があるほか、鉄道の交通網も発達しています。そんなブルノでおすすめの格安ホテルを紹介します。なお、値段は時期や人数によって異なるのでご注意ください。
ブルノ - 史跡・遺跡
チェコの都市ブルノの旧市街、自由広場の近くの聖ヤコブ教会の横にあるのが、聖ヤコブ教会の納骨堂です。 聖ヤコブ教会の納骨堂は、ヨーロッパで2番目に大きい納骨堂で、2001年に発見されました。2009年から一般公開されており、入り口から地下へと入っていくと、壁には隙間なくぎっしりと人骨が埋め込まれています。 聖ヤコブ教会の納骨堂には、5万人以上が埋葬されているといわれており、考古学調査の結果、13世紀~16世紀に生きていた人たちで、30年戦争やスウェーデン軍に包囲された時の犠牲者、疫病のコレラやペストに倒れた人たちの骨ということが分かっています。
ブルノ - 歴史スポット,建築
チェコの都市ブルノの旧市街、青物市場の北側にあるのが、ブルノ旧市庁舎です。 ブルノ旧市庁舎は、有名な建築家アントン・ピルグラムにより、ゴシック様式で建築されました。入り口にある小塔のうちの中央の1本の先端が曲がっており、これはゴシック様式の遊び心とも、アントン・ピルグラムが十分な報酬をもらえなかったがために、行ったともいわれています。 入口の通路につるされた「ブルノ・ドラゴン」として親しまれているワニ、館内の美しいステンドグラスやフレスコ画などが見られます。観光シーズンの夏には高さ63mの塔に上ることもでき、ブルノの美しい街並みは必見。また、観光案内所もあり便利です。
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