カンヌは、地中海に面するフランス南東部プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地方の、アルプマリティム県に属する都市です。コート・ダジュールの中では東部にあり、ニースと並ぶ世界的なリゾート地として知られています。中世から19世紀初頭までは農業や水産業が中心の村落でしたが、1834年にイギリスのブルハム卿がイタリアへ向かう途中に滞在したのを機にリゾート地へと発展しました。カンヌは何といっても毎年5月に開催されるカンヌ国際映画祭の開催地として有名です。メイン会場であるパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレでは、前方の広場でスターの手形を見られます。また全長3kmにわたるカンヌの表通りラ・クロワゼットには有名人御用達のホテルやレストランが並んでいます。また映画祭のほかにも、カンヌ国際広告祭や国際音楽産業見本市といったさまざまなイベントが一年を通して開催されています。
カンヌ - 観光名所
日本でも有名なカンヌ国際映画祭が開かれるフランスの高級リゾート地、カンヌをご存知でしょうか。パリやモン・サン・ミッシェルなどに比べると映画祭が開かれることは知っていても、どんな観光名所があるかはあまり知られていないのがカンヌです。 カンヌはリゾートとして発展する前は漁港のある素朴な港町でした。今でもその名残のある旧市街があり、高級リゾートとはまた違った一面を見ることもできます。今回は映画好きな方やセレブな気分を味わいたい方におすすめしたいカンヌの見るべき観光スポットをご紹介します。カンヌの美しい街並みを堪能できるスポットがたくさんありますよ。
カンヌ - 高級ホテル
フランス南部のコートダジュールにあるカンヌは、高い人気を誇るヨーロッパ有数のリゾート地です。毎年5月にカンヌ国際映画祭、6月にはカンヌ国際広告祭が開催され、世界中から多くの人が訪れます。海岸沿いのクロワゼット通りにはラグジュアリーなホテルをはじめ、高級ブティックやレストランなどが数多く並び、エレガントで華やか。一方、旧市街は昔ながらの素朴なあたたかさがあります。ビーチに、グルメ、ショッピング、カジノを満喫できる魅力あふれる街です。行き方は市内中心部から車で1時間ほどのところにあるニース・コートダジュール空港から、カンヌ市内まではタクシーのほか、空港バスを利用します。そんなカンヌでおすすめの高級ホテルを紹介します。
カンヌ - 格安ホテル
地中海に面した高級リゾート、カンヌ。毎年5月に開催されるカンヌ国際映画祭が有名で、赤いカーペット上に俳優・監督たちが並ぶ姿はとても華やかです。また、6月下旬にはカンヌ国際広告祭も開催され、各国で作られた傑作広告がメディアをにぎわせます。コート・ダジュールの海岸線には高級ホテルやレストランが建ち並び、セレブ感を味わえる街並みを散策するだけでも素敵です。行き方は、日本から直行便はないのでパリを経由し、コート・ダジュール空港まで約1時間半。空港からはバスが頻繁に運行しています。そんなカンヌでおすすめの格安ホテルを紹介します。なお、価格は時期や人数によって変動するのでご注意ください。
カンヌ - 旧市街・古い町並み
カンヌの西側、シュヴァリエ山一帯に広がる旧市街。毎年5月にカンヌ映画祭が行われるパレ・デ・フェスティヴァルなど、海沿いの地域の華やかなイメージとは全く違った、落ち着いた穏やかな雰囲気が漂っています。坂道の細い石畳の路地にアパートやレストランがひしめき合うように連なっていて、城砦や寺院が残っているのも見ることができ、中世の面影を感じることができます。シュヴァリエ山の上にある教会まで行くと、南仏の素焼きの瓦の屋根が続くカンヌの町並みやその向こうに広がる海を一望することも可能。地区内には南仏らしいオリープやフルーツが売られる、市民の胃袋を担うフォルヴィル市場も。カンヌに来たら、こちらの地区まで足をのばして、ゆっくり散策してみてはいかがでしょう。
カンヌ - 観光名所 ,散歩・街歩き ,観光名所 ,散歩・街歩き
Lles de Lerinsの中で一番大きい島。カンヌからフェリーで15分で行くことができます。同じくLles de Lerinsの島であるセントノラ島に比べるとレストランや売店も多く、こちらの方が賑やかな雰囲気。島はほとんど舗装されていませんので、歩きやすい靴を履いていくとよいでしょう。島の高いところには要塞が残っており、中に入ると17世紀ごろに建てられた倉庫や兵舎などが残っています。この要塞の中には大デュマの小説などに登場する鉄仮面のモデルとなった人物が幽閉されていたという監獄があり、現在そこは海洋博物館となっています。要塞の中に入るのは有料です。フェリー乗り場はカンヌ駅から徒歩20分程。近くには有料パーキングあり。フェリーの時刻表は国際会議場にある観光案内所でもらえます。
カンヌ - 歴史スポット,観光名所 ,歴史スポット,観光名所
毎年5月に開かれるカンヌ映画祭の会場となっている場所。建物の中にはカジノや会議場、放送スタジオ、劇場などがあり、1階にツーリストインフォメーションセンターやプレイガイドがあります。カメラやビデオは持ち込み可で、あの、スターが降りてくる赤いカーペットの惹かれた階段は人気のフォトスポット。パレの前の石畳にはスターの手形が並んでいます。建物の周りはのどかな南フランスのリゾート地。カジノや高級ブディックが立ち並びます。場所はニースからバスに乗って1時間ほど。電車ではカンヌ駅が最寄りです。カンヌ駅から徒歩約5分、目抜通りのラクロワゼット通りの西側、旧港の手前にあります。地下に広い駐車場あり。建物内部に入るにはパスポートが必要なのでご注意を。
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