フランスの中央部を流れるロワール川流域に広がるロワール渓谷には、アンボワーズ、ブロワ、アンジェ、トゥール、オルレアンなどの歴史上の重要都市が点在、世界遺産にも登録されている数々の名城が現存していることから「フランスの庭園」という異名を持つ風光明媚な地域です。百年戦争に勝利したシャルル7世が、シノン城に宮廷を移して以来約160年間、ロワール渓谷は、フランスの政治・文化の中心となり、貴族たちがこぞって城を建てました。レオナルド・ダ・ヴィンチも設計に貢献したというシャンボール城、「ギーズ公の暗殺」など陰謀の舞台ともなったブロワ城、「6人の奥方たちの城」と呼ばれたシュノンソー城、シャルル8世がイタリア遠征より持ち帰った美術品で整えたアンボワーズ城、17世紀に建てられた古典様式のシュヴェルニー城などが有名です。
ロワールの古城周辺 - 城・宮殿
フランスのパリと言えば、優雅な貴族文化が繁栄した街として知られています。そんな貴族の文化を今も感じられる、世界遺産のロワール渓谷。こちらではそんなロワール渓谷をご紹介しています。 ロワール渓谷に集まる130もの城館の集まった理由を始めとして、数あるお城の中で、絶対に見ておいて欲しい、5つのお城を選りすぐりました。フランス・ルネサンス建築の最高傑作として名高いシャンボール城や、王家の要塞として作られた城館であるシノン城、お城の中も見る事が可能なシュリー・シュル・ロワール城などの絶対に見ておきたいお城です。
周辺スポット
ロワールの古城周辺 - 城・宮殿
フランス南西部にあるロワール地方。中世の時代にロワール川のほとりを中心に栄え、優雅な古城がある事でも有名な地域です。そして、貴族や王族が建てた多くのお城は、まるで夢の中にいるように美しい古城となり、今もその魅力は衰えません! 今回は、中世フランスの王族貴族によって建てられた、優雅な古城を紹介します。贅をつくし古城が一般公開され、水辺に浮かぶように佇んでいる美しいお城など、数多くある古城の中でもお勧めの場所をセレクト、ぜひご覧になって下さい!
ロワールの古城周辺 - ビジネスホテル・シティホテル,リゾート
今回は、サントル・ロワール地方に行く際におすすめのホテルを紹介します。 フランスのサントル・ロワール地方は、ロワール渓谷が通り、周辺には世界的に有名なロワールワインのワイナリーや、世界遺産にもなっているシャンボール城をはじめとしたロワールの古城巡りは人気の観光コースとなっています。 見どころの多いエリアですので、ぜひとも近隣に宿泊して楽しむのがおすすめ。設備の整った快適な環境が約束されているホテルもあれば、趣抜群のお城を利用したホテルもあります。ぜひサントル・ロワールでのホテル選びの参考にしてくださいね。
ロワールの古城周辺 - 城・宮殿
17世紀に完成した、ロワール古城の中でも最大級の城です。城内には440の部屋と365本の暖炉へとつながる煙突などがあります。16世紀にフランソワ1世の命令で建てられ、アンリ2世とルイ14世が改修し、今の姿になりました。レオナルド・ダ・ヴィンチが考えたとされる、城内の中央にある二重らせん階段が特に有名で、人がすれ違わずに上り下りできる設計になっています。城のあるシャンボール国立公園はパリ市と同じ位広大な公園です。もともと狩猟用に建てられた城なので、公園の敷地内には今でも野生の動物たちが住んでいます。城の中や周辺では、夏の馬術ショーをはじめイベントも開かれています。
ロワールの古城周辺 - 城・宮殿
ブロワ駅にほど近い高台にあるブロワ城は、ロワールの城の中でも交通が便利な場所にある城の一つです。ルイ12世からアンリ4世まで約100年もの間フランス王が住んだ大きなお城で、ゴシック期・ルネッサンス初期・ルネッサンス完成期・古典期の4つの建築様式が見られるのが特徴です。特に、フランソワ1世棟の八角形のらせん階段や隠し戸棚があるカトリーヌ・ドゥ・メディシスの書斎などが見どころです。城内には35000点以上の美術品が所蔵されています。周辺には木組みの家が建つ雰囲気の良い旧市街地やロワール川があり、城からブロワの町を一周して戻る観覧馬車も出ています。夏の時期にはライトアップショーが行われます。
ロワールの古城周辺 - 城・宮殿
シュリー・シュル・ロワール城は、世界遺産として登録されているロワール渓谷の範囲としては最も東に位置している城館です。こちらの城館も要塞としての特徴的なつくりが見所で、城館をかこむ広い濠、円錐形の特徴的な屋根をもつ高い塔からは、要塞としての威厳がうかがえます。
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