ドレスデンは華やかな繁栄の様からエルベ川のフィレンツェとも讃えられている宮廷都市です。第二次世界大戦の空襲によって非常に深刻な被害を受けたのですが、1990年前後から歴史建築が再建されました。そして以前のようなとても美しい旧市街がよみがえったのです。旧市街はさまざまな建物が建ち並んでおり、非常に素敵な風景です。フリードリヒ・アウグスト1世の命によって1709年から建設されたツヴィンガー宮殿もあります。 ドレスデンの名物といえば、バウムクーヘンです。切り株の形で有名なケーキで、薄いスポンジの層を重ねただけに素材が味を大きく左右します。シンプルなだけに奥が深いお菓子です。ザウアーブラーテンはマリネした肉を煮込んだ料理で、地域によって食べる時のソースが違うのも特徴です。
ドレスデン - 観光名所
ドレスデンはドイツ連邦共和国ザクセン州の州都で、エルベ川の谷間に位置している人口51万人の都市です。かつてドイツに約100年ほど存在したザクセン王国の都だった都市でもあり、美しい宮殿や景勝地が多く点在するエリアです。街を流れるエルベ川を中心に青々とした緑に恵まれていて、豊かな自然と歴史的建造物が共存している美しい街。 第二次世界大戦の空襲で街そのものが破壊されてしまいましたが、その後再建されて再び今の美しい街並みが見られるようになりました。世界最古のクリスマスマーケットが開かれる街としても有名で、クリスマスシーズンには多くの観光客が訪れています。今回は名所が多く点在するドレスデンで、定番のスポットをご紹介していきます。
ドレスデン - 高級ホテル
ドレスデンは、ドイツの東端、ザクセン州の州都です。陶磁器の町マイセンまで約25km、チェコ共和国との国境から30kmの位置にあります。エルベ川沿いに開けた街で、バロック建築の荘厳で重厚な建物に囲まれ、ヨーロッパ情緒たっぷりです。ツヴィンガー宮殿やフラウエン教会、ゼンパー・オーパーの通称で親しまれるドレスデン国立歌劇場がありますが、これらはすべて第二次世界大戦後に復元されたもの。大戦末期の空襲により街の4分の3が破壊された悲しい歴史があり、その後、瓦礫を一つ一つパズルのように組み合わせ、何年もかけて再建した苦難の上に今日の姿があります。再建は現在も継続中で、街はますます美しく変わりつつあります。そんなドレスデンで、おすすめの高級ホテルを紹介します。
ドレスデン - 観光名所
ドイツの各地ではクリスマスシーズンになるとクリスマスマーケットが開催されますが、中でもドレスデンのクリスマスマーケットは世界最古のクリスマスマーケットといわれています。今年で581回目となるドレスデンのクリスマスマーケットは、ドイツ国内でも最大規模で国内外から約250万人の観光客が訪れ、ギネスブック認定の高さのクリスマス・ピラミッド(回転式飾り)やシュトーレン(ドイツのクリスマスケーキ)で有名です。 そんなドレスデンは歴史が深い街ですが、第二次世界大戦中の大空襲でほとんどが破壊されてしまった悲しい過去があります。しかし戦後、歴史ある建物などの再建が行われて、美しく厳かな街並みを取り戻しています。そんなクリスマスに訪れたい! ドレスデンでおすすめの観光地5選をご紹介します。
ドレスデン - 広場・公園
聖十字架教会のすぐ隣、車やトラムが行きかう場所に、世界で初めてクリスマスマーケットを開催した場所として知られているのがアルトマルクト広場です。クリスマスマーケットの歴史は580年を超えるほど。広場には小さい可愛い観覧車もあり、街の中の雰囲気に溶け込んでいます。クリスマスの時期になるとアルトマルクト広場と中心に多数のお店が立ち並びます。それぞれのお店の装いも様々で、夜にはライトアップもされるのでロマンチックな雰囲気に、真冬の極寒の中ですが、何時間でも見て回れそうな気分になります。通常の時期でもお店は出ていますが、やはり本場のクリスマスマーケットを見ないと始まりません。開催時期はだいたい11月下旬からクリスマスイブのお昼頃までが多いです。
ドレスデン - 山・渓谷,文化遺産
かつて、2004,年に中央ヨーロッパにおいて素晴らしい文化的景観を持っているとしてユネスコ世界遺産に登録されましたが、2009年にその景観を損ねることになる橋を建設することになり、世界遺産登録から外されてしまいました。橋は渋滞緩和を目的としたものでエルベ川に架かる橋にしたら一番長い635mからなり、橋設置について賛否を問う住民投票を行いましたが6割以上の賛成があったため、建設に着手しました。ユネスコ協会には橋は世界遺産に適合する、と訴えましたが受け入れてはもらえませんでした。2013年に橋は完成し、市民の交通網として役立っています。市長は完成後も世界遺産に相応しいものだ、と語ったのですが、今でも再登録はされていません。
ドレスデン - 寺院・教会
フラウエン教会 (ドレスデン)(Dresden Frauenkirche)は鉄道 ドレスデン中央駅から徒歩15分、ドレスデンのシンボルとも言える丸い形をした教会です。1945年の大空襲で破壊され瓦礫のまま50年近く放置されていましたが、残された物を使用し元に戻す気の遠くなるような再建工事が行われ現在の形になりました。内装は淡い色で、平和と優しさを感じる事のできる雰囲気。展望台からはドレスデンの街を一望できます。
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