フェズは、モロッコ王国北部に位置する「世界一の迷宮都市」と称される、かつて首都だった都市。フェズは、789年にベルベル人のイドリース1世により建てられた都市で、イドリース朝の首都となりました。 フェズの最大の見所は、旧市街。敵の襲撃から防御するために城壁の中に造られた、2.2km×1.2km程の広さの街には、自動車さえ入れないような細い路地が網の目のように張り巡らされています。多くの観光客は、独自のモロッコタイルの細工が見事なブー・ジュルード門を通り旧市街に入ります。 旧市街には、他にも、アラベスクやステンドグラスが美しいマドラサ(神学校)やモスクなど、中世そのままのイスラム都市が残されていて「フェズ旧市街」として世界遺産に登録されているのです。旧市街には様々なスークがありスイーツなどの露店がいっぱい。また、なめし革職人街のタンネルも有名です。
フェズ - 高級ホテル
フェズはモロッコ王国の北部に位置する内陸の都市です。かつてイスラム王朝の時代に首都として栄えていたこの地は、今も多くのモロッコ人にとって特別な場所であり、空港があることからアクセスの良い観光地としても見逃せないスポットとなっています。美しいタイルで装飾されたブー・ジュルード門をくぐると、入り組んだ道の旧市街が広がります。地図を持っていても迷うほど複雑な構造は迷宮都市とも呼ばれ、1981年にはフェズ旧市街がユネスコの世界遺産にも登録されました。ここには今なお敬虔なイスラム教徒が多く生活しています。観光客の多い地域だけあってフレンドリーに迎えてくれる所が多く、生きた世界遺産の活気溢れる姿を楽しめるのも魅力です。ただし異教徒の立ち入りを禁止している施設などもあるので、現地の生活に敬意をもって巡るという意識が必要です。 そんな歴史と信仰心の溢れるフェズでは、リヤドと言う宿泊施設が多く点在します。リヤドとは旧市街などにあり、かつて富裕層の邸宅であった建物などを改装して造ったものです。大きな中庭や、モロッコの伝統的な高級感のある内装、そして利用しやすい近代的な設備の整った施設が多く、多少値は張っても快適に利用できることから観光客に人気です。ここではリヤドをはじめとする、フェズ観光にも便利な立地の宿泊施設を紹介します。美しい内装や美味しい郷土料理、スパやマッサージなどのサービスが充実している素敵なホテルばかりなので、あなたもモロッコへ行きたくなること間違いなしです。
フェズ - 格安ホテル
フェズ(フェス)は、モロッコ北部の内陸にある古都です。世界遺産にも登録されている旧市街は、自動車が入れないほど細い道が、網の目のように張り巡らされていて、「迷宮都市」とも呼ばれています。城壁に囲まれ、ラバやロバが道を歩きます。中世のイスラム都市の姿がそのまま残っている街並みは、とても風情があります。繊細な彫刻やステンドグラスのモスクや建造物も、魅力的です。その一方で、近代的な新市街との融合した雰囲気もあり、現地ツアーに参加して観光を楽しむのもおすすめです。フェズへの行き方は、日本からモロッコへの直行便はないため、ヨーロッパの都市を経由してカサブランカに入り、国内線に乗り継いでアクセスします。そんなフェズの観光・宿泊で一泊4000円以下のおすすめ格安ホテルの紹介です。なお、料金は時期や人数によって変動するのでご注意ください。
フェズ - 観光名所
フェズはカサブランカから飛行機で1時間、モロッコ中央部に位置する都市です。世界一の迷宮都市といわれ、細い路地に入るといつの間にか方向がわからなくなり、道に迷ってしまうとか。モロッコ王朝時代から築き上げた旧市街は世界遺産にも登録されており、ブージュルード門や王宮、マドラサなど見どころも満載。タンネリと呼ばれるなめし皮工場を見学したり、活気に満ちたスークでエスニックな小物やデーツ、オリーブオイルなど地元産のお土産を探すのもおすすめです。フェズではタジンやクスクスなどのモロッコ料理はもちろん、ラクダバーガーといった珍しいハンバーガーも味わえます。 これから魅力的な街・フェズの観光スポットを紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
フェズ - 建築
ブー ジュルード門はモロッコのカサブランカに位置し、モロッコのフェズ・エル・バリにあるフェズ最大の城門で西の玄関になっています。旧市街と新市街を隔てる城壁にある門のうちの1つで、3つのU字のアーチが特徴のムーア式の建築です。外側は青色、内側は緑色の精緻なアラベスク紋様が施された美しい門で、青色はフェズの街を表し緑色はイスラムを表しています。 フェズのランドマーク的な門で、門を抜けると旧市街に入りたくさんのお店が建ち並んでいます。メディナの中で迷った場合はこの門の場所を尋ねると安心で、門を目印に散策しましょう。
フェズ - 史跡・遺跡
アッタリーン マドラサはモロッコのネジャーリンに位置し、ブージュルード門近くの旧市街内にあります。1325年に建てられたマリーン朝時代のウトマーン2世により創設された神学校です。幾何学模様のモザイクやアトラス杉の素晴らしい彫刻が施されてた精巧な装飾は、中世イスラム建築の傑作とも言われています。 中庭から見える大理石の噴水も素晴らしく、ステンドグラスも美しいです。異教徒はモスク内部には入れませんが、神学校は見学可能なためイスラム建築を堪能できるおすすめのスポットです。
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