ガラパゴスは南米エクアドルの西へ約1,000km、なさに赤道直下の太平洋上に浮かんでいる火山群島になります。 総面積は、ガラパゴス諸島がおよそ7,880km2、ガラパゴス海洋保護区は約138,000km2にもおよび、風や潮流、あるいは鳥によって運ばれてきた生物は完全に隔離された状態で環境に適応していき独自の進化を遂げています。1978年に世界自然遺産の第1号の一つとして登録されて、2001年には周辺海域、ガラパゴス海洋保護区も含め拡張登録されています。ガラパゴスだからこそ生存している生き物、他では見られない生き物が数多く存在していますので、とても魅力的な島です。
ガラパゴス - ツアー・旅行
動物が好きな人なら、いつかは動物園ではなく自然のコロニーで、野生のままの生き物たちを見たいと憧れるもの。その中でも“生涯で一度は訪れたい地”と人気なのがガラパゴス諸島です。世界遺産にも登録されているガラパゴス諸島は、南米エクアドルの沖合に点在する島々で、そのほとんどが無人島です。日本で「ガラパゴス化」という造語が生まれるほど特殊な環境を持ち、ここにしかいない生物が数多く生息していることで知られています。巨大なゾウガメをはじめ、アシカやイグアナなどエキゾチックな動物たちがうろつきまわる姿は、野生動物好きにはたまりません。 とはいえ、都市部の観光地と違って簡単に行ける場所ではないため、二の足を踏んでいる人も多い旅行先でもあります。でも実はガラパゴス諸島は観光地としても発達していて、年間約17万人もの観光客が訪れているのです。もちろん環境を守るためのルールはありますが、それさえ守れば誰でも訪れることができます。今回の記事では、そんなガラパゴスに行ってみたいという方のために、見どころや基本情報、また観光の際の注意点をまとめています。
ガラパゴス - 世界遺産
ガラパゴス諸島は、太平洋の赤道近く、南米エクアドルの本土から西へ約1千キロの太平洋に浮かぶ絶海の島々です。スペイン語で「カメ」の意味をもつこの島々には、島ごとに異なる進化を遂げた動物が生息しています。生物学者ダーウィンが、自然淘汰説の「種の起源」を書くきっかけになったことでも有名です。大きな島ではイサベラ島やサンタ・クルス島、フェルナンディナ島、サン・サルバドル島、サン・クリストバル島などの13島があり、ガラパゴスゾウガメ、ガラパゴスウミイグアナなどが住んでいます。1978年に世界遺産(自然遺産)に登録され、2001年にガラパゴス海洋保護区を含めて再登録されました。ちなみに、独特の進化をした日本の携帯電話を「ガラケー(ガラパゴス携帯)」と呼ぶのは、この島々がもとになっています。 (写真:ガラパゴス諸島 ©YUNESCO/Marc Patry)
ガラパゴス - ホテル
ガラパゴス諸島は、南米エクアドルの本土より西へ約900kmにあり、太平洋上に浮かぶ、大小の島と岩礁からなります。絶海の諸島のため、独自の進化をとげた動物たちの楽園です。世界でもここにしかいないゾウガメやウミイグアナ、リクイグアナなど、ユニークな動物たちが生息していて、世界遺産にも登録されています。日本からガラパゴスへは2通りの行き方があります。まず、エクアドルの首都キトから国内線で約3時間半、あるいはグアヤキルから国内線で約2時間で、ガラパゴスの玄関口であるバルトラ空港に行きます。そこから、さらにフェリーで行くか、もう1つの玄関口であるサンクリストバル空港からクルーズツアーに参加する方法もあります。どちらも人気があり、世界一周旅行や新婚旅行にもおすすめです。そんなガラパゴス諸島の観光・宿泊でおすすめのホテルを紹介します。
ガラパゴス - 博物館
ガラパゴス諸島のサンタ・クルス島、プエルト・アヨラの東端、中心街より徒歩約10分のところにあるのが、チャールズ・ダーウィン研究所です。\チャールズ・ダーウィン研究所は、ガラパゴス諸島の自然資源の調査研究・保全などを目的として設立された施設。また、ガラパゴス諸島に息づく固有種の保護と繁殖も行われています。 研究所内では、ガラパゴス諸島に関することや研究の展示はもちろん、リクイグアナやフィンチといったガラパゴス諸島に暮らす生き物が一堂に会し、なかでもガラパゴスゾウガメの保護・繁殖に力を入れているため、たくさんのガラパゴスゾウガメを見られることが魅力です。
ガラパゴス - 水族館・動物園
エル・チャト (ゾウガメ保護区)は、エクアドルのガラパゴス諸島のサンタクルス島にあるゾウガメの保護区です。ガラパゴス諸島の島の中では2番目に大きく、その島の港街プエルトアヨラから車で30分ほどの場所にあります。 野生のガラパゴスゾウガメを多数みられることができる場所として人気のスポットとなっています。野生のゾウガメは保護区に向かうまでの道中でも見られるほど多数いますが、野生なので触ることはできず、2メートルは離れている必要があるので注意しましょう。 ガラパゴス諸島の名前の由来ともなった、カメの自然な姿を見ようと沢山の観光客が訪れる場所です。また、保護区では野鳥など他の動物にも出会うことができます。
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