グアダラハラは、メキシコ中西部にあるハリスコ州の州都で、人口164万人あまりのメキシコ第2の都市です。首都メキシコシティから西に500kmほどにあり、メキシコの代表的な音楽・マリアッチとテキーラの発祥の地として知られています。街中にはコロニアル様式の建物が建ち並んでおり、孤児院として建てられたオスピシオ・カバーニャスは、世界遺産にも登録されています。館内には、メキシコ壁画運動の巨匠ホセ・クレメンテ・オロスコのフレスコ画や天井画廊が飾られており、その美しさは見るものすべてを圧倒するほど。ハリスコ州庁舎にある彼の作品「立ち上がる僧侶イダルコ」も必見です。「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」の名で世界遺産に登録されたテキーラの街をめぐる観光ツアーも多数開催されており、グアダラハラを観光するならぜひとも訪れておきたいスポットです。
グアダラハラ - 文化遺産
メキシコ、ハリスコ州テキーラ市と周辺のテキーラ用のリュウゼツラン(blue agave)が栽培されている地域と古いテキーラの工場、そして、その周りにある遺跡を含めて、2006年にユネスコにより世界文化遺産に登録されました。 いまやメキシコといえばテキーラというくらいメキシコを代表するアイテムですが、かつてはリュウゼツランの実の絞り汁を発酵させたお酒をプルケと呼んで飲用しており、スペイン人たちが入植後、蒸留技術を用いて1600年ごろに工場が作られ、テキーラの醸造はメキシコの産業の一部になった経緯があります。メキシコの伝統的文化が楽しめるハリスコ州都、グアダラハラ、プエブロ・マヒコに選ばれたテキーラ市とその周辺、そして、テキーラの楽しみ方を紹介します。
グアダラハラ - 観光名所
グアダラハラはメキシコ国内第二の都市です。世界遺産にも登録されている美しい街並が魅力で、コロニアル建築を間近で見学することができます。メキシコ伝統音楽を代表するマリアッチ発祥の地であることから観光中はどこからか音楽が聞こえてきます。メキシコ音楽に耳を傾けながら観光を楽しんでみてください。メキシコの壁画運動の名作など歴史と伝統文化を楽しむことができるのもグアダラハラの魅力です。動物園や公園、広場なども見応えがあり、観光スポットが非常に充実しています。郊外にはテキーラの蒸留所もあるのでお酒好きの人は足を運んでみてください。工房内を見学できるツアーもあります。今回はそんなグアダラハラでおすすめの観光スポットを紹介します。
グアダラハラ - ホテル
国内国外の中継地点となっていて、メキシコ国内でも利用者の多い国際空港があるグアダラハラ。スペインの植民地として拓かれ、今もその面影を残す古都には、教会や公園に博物館など見どころのある観光地が点在しています。また、町に本拠地を置くサッカークラブ「CDグアダラハラ」も活躍するサッカー、闘牛にグアダラハラが発祥とされるメキシコの代表的な音楽「マリアッチ」などが楽しめます。今回はメキシコ・グアダラハラで滞在できる高級ホテルを紹介します。今回は世界的な高級ホテルチェーンの眺望抜群のタワー型ホテル、庭園に囲まれた低層の高級ホテル、15歳以下は滞在不可の大人な時間過ごせるホテルからファミリーにおすすめのものまで、サービス・設備ともに充実したホテルをご紹介いたします。
グアダラハラ - 水族館・動物園
メキシコのグアダラハラの、パセオ・デル・ソオロヒコ通り沿いにあるのが、グアダラハラ動物園です。 グアダラハラ動物園は、1988年に開園した、ハリスコ州最大の動物園。広い園内には、爬虫類の家、鳥小屋、夜行性動物館、熱帯雨林館、サファリ、アマゾニア、モンキージャングル、ヴィラ・オーストラリアーナ、水族館など複数の施設があり、見どころも満載。 園内には、シロクマ、ベンガルトラ、ローランドゴリラ、ヒトコブラクダといった比較的大きな動物や、リスザル、ミーアキャット、リス、ウサギなどの小さな生き物、サメ、カクレクマノミ、エンゼルフィッシュなどの海の生物まで、たくさんの生物を見られることが魅力です。
グアダラハラ - モニュメント・記念碑
メキシコ第2の都市グアダラハラの、イグナシオ・ルイス・バジャルタ通りなど、6本の道が集まる交差点のロータリーにあるのが、ミネルバ像です。 ミネルバ像は、アグスティン・ヤニェス知事の命により、像の台座ともなっている巨大な噴水と共に建設されました。彫刻家のペドロ・メディナ・グスマンが製作し、高さは約8m。 台座横の壁の片側には「正義、知恵、強さが、この忠実な都市を守っています。」、もう片側には「グアダラハラの栄光へ」という言葉が刻まれています。さらに台座には、現在のグアダラハラを作るために貢献したと思われる、18人の名が刻まれています。
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