貴陽市(きようし)は中華人民共和国中南部にある貴州省の省都で、海抜は1070m・面積は8046㎢・人口は345万人(2003年時点)です。唐代より中国の支配下に入って現在に至っています。夏の最高気温は28℃ほど・冬の最高気温は8℃ほどと日本よりも涼しい気候です。海抜が高いこの都市は中国政府からも避暑地として指定されています。冬の最低気温も2℃ほどと日本とほぼ変わりません。降水量は5~9月に集中しています。中国でも森林被覆率が高い都市としても知られていて、林都とも呼ばれています。木材(竹など)が特産品になっていて、故宮(紫禁城)の木材は貴州省のものを使用しています。自然が豊かで、8つの国立公園があることも特徴的です。1500年頃に実践儒学に当たる陽明学を起こして幕末の日本にも影響を与えた王陽明は、この地で誕生しています。
貴陽 - 高級ホテル
中国は貴省州の省都・貴陽(きよう/グイヤン)。年間通して過ごしやすい穏やかな高原都市です。2017年には地下鉄が開通し、ますます便利になりますが、日本からの直行便はなく、中国の各主要都市から国内線で乗り継ぐアクセスとなります。空港バスが出ていて、貴陽竜洞堡国際空港から市内へは到着便に合わせて、市内から空港へは30分ごとに運行があり便利です。アジア最大級の滝・黄果樹(ホワンクオシュー)瀑布などの自然風景区、世界遺産である石灰岩の自然アート・中国南方カルストは、ぜひ訪れたい観光スポットです。また、多数の少数民族がいるので独特な民族文化に触れる体験もできます。そんな貴陽の宿泊でおすすめの高級ホテルの紹介します。
貴陽 - 格安ホテル
中国の南部、貴州省の省都・貴陽(きよう/クイヤン)。漢族を中心に30以上の少数民族が居住してきた多民族文化が色濃く感じられる都市です。観光スポットも多く、有名な古代の楼閣・甲秀楼や、奇岩が多く風光明媚な霊山・黔霊山、「高原の真珠」といわれる花渓公園など、魅力たっぷりです。行き方も、貴陽竜洞堡国際空港や貴陽駅などがあり、良好なのも魅力。そんな貴陽にはラグジュアリーなたたずまいの高級ホテルから、リーズナブルな価格で宿泊できる格安ホテルまで、多彩なホテルがそろっています。そこで特におすすめなコスパ抜群の格安ホテルを厳選して紹介します。用途に合わせて、お気に入りの宿泊施設を見つけてくださいね。なお、値段は時期や人数によって異なるので、ご注意ください。
周辺スポット
貴陽 - 滝・河川・湖,広場・公園
貴陽は中国の貴州省の中央部にある、貴州省の省都です。貴陽は森林が多い都市でもあり「林城」ともいわれ、森林面積は約10万ヘクタールをほこり、中国の国家森林都市に指定。その森林だけではなく、山河・湖・渓谷も数多くあり、自然が生み出した多彩な絶景が見られることが魅力で、たくさんの観光客をひきつけています。 さらに文化がただよう都市でもあり、明時代に作られた街「青岩古鎮」、貴陽のシンボルでもある「甲秀楼」、王学聖地ともいわれる「修文陽明洞」などが人気のスポット。また、少数民族が暮らす土地でもあり、犬肉鍋の「花江狗肉」、ミャオ族の料理で魚を発酵したスープで煮込んだ「酸湯魚」などのグルメが楽しめます。 今回は、そんな貴陽でおすすめの観光スポットを紹介します。
貴陽 - 博物館
貴州省博物館は、貴州省貴陽市の中心部にある博物館です。近代的で重厚感のある建物の外観が多くの人の目を引きます。入場は無料で楽しむことができます。 展示物はどれも貴重で見応え抜群。古代の墓から出土した青銅器・銅鼓・明清時代の書画・写真・模型・パネル・映像等を通して、貴州の人々の歴史を詳しく知ることができます。古代の人々の服装・髪型・装飾品といった生活を知るための展示も充実しています。 子どもが遊ぶことができる子ども向けの展示スペースや、レストランやショップもあり、家族で楽しむことができるスポットです。
貴陽 - 観光名所
青岩古鎮は、貴陽市南郊の花溪区に位置し、與鎮遠、丙安、隆里と合わせて貴州四大古鎮と呼ばれています。 貴陽市は、林城(森の街)の別名で呼ばれ、避暑地として有名です。山と川が織りなす素晴らしい景観が楽しめます。長い歴史を持つこの街は明代の洪武11年(1378年)に築かれ、かつては軍事要塞としても使用されました。明や清の時代に建てられた由緒ある建造物が数多く保存されています。青岩古鎮の青石板路を散策し、美しく歴史ある建造物を眺めることができます。 2002年の中国・アメリカ合作映画「ミッシング・ガン」のロケ地として青岩古鎮が使用されました。
貴陽 - 建築,観光名所
甲秀楼は、貴州省貴陽市にある建築物です。全国重要文化財にも指定されており、貴陽市のシンボルとして、地元住民に親しまれ、愛されているスポットです。 1598年、甲秀楼は貴州の巡撫(旧民政・軍政長官)の江東之によって堤防の上に建てられました。川の真ん中にあり、3階建てで高さは20mあります。最上階の3階からは、川辺の美しい景色を楽しむことができます。 現在は、中に入って見学をすることもできます。甲秀楼の模型や資料、書道作品、工芸品、調度品といった品々が展示されており、甲秀楼の歴史を知ることができる貴重なスペースです。
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