ニーダーエスターライヒ州にある都市で、行政的には群に属していません。正式名称はクレムス・アン・デア・ドナウです。ウィーンからおよそ70km西に進んだ位置にあります。ニーダーエスターライヒ州の中では5番目に大きい都市です。また、ヴァッハウ渓谷の東端ドナウ川とクレムス川の合流地点でもあります。オーストリア後期バロックの画家マルティン・ヨハン・シュミットはクレムス出身であると伝えられています。古くはドナウ水運を利用したワイン取り引きで栄え、ワイン博物館が有名な観光スポットです。バッハウワインはクレムスの名産品で、付近にはぶどうの産地があります。その他、初期バロック様式が見られるザンクト・ファイト聖堂など歴史的建造物も残っていて、世界遺産であるバッハウ渓谷の文化的景観にも属しています。
クレムス - モニュメント・記念碑,寺院・教会,旧市街・古い町並み
クレムスは、オーストリア北東部にあるニーダーエスターライヒ州の憲章都市です。全長約2,800キロのドナウ川流域で最も美しいと言われるヴァッハウ渓谷の東端という景色が非常に美しいことが魅力の街で、渓谷はユネスコの世界遺産にも認定されています。クレムスの郊外にはブドウ畑が広がり、ワインの産地としても知られています。ウィーンよりメルクへは列車で約1時間、メルクよりクレムスへ向かうドナウ川クルーズは約2時間なので、日帰りでの観光も可能です。街のレストランでは、お肉を薄く揚げたカツレツ「ヴィエナ・シュニッツェル」などの郷土料理が楽しめます。自然豊かなクレムスの人気観光スポットをたっぷりご紹介しますので、参考にしてくださいね。
クレムス - 旅行グッズ
普段何気なく使用しているインターネット。旅行や出張で海外に滞在する際も、目的地までの行き方を調べたり、同行者と連絡を取り合ったり、旅の思い出をSNSに投稿したりと欠かせません。海外用のモバイルWi-Fiルーターは、海外で快適にインターネットを利用するために便利なアイテム。現地通信会社の回線を利用できるWi-Fiルーターを事前にレンタルしておけば、お得な定額料金でスムーズにインターネットを利用することができます。 今回は、クレムスで使えるモバイルWi-Fiルーターをピックアップ。海外でインターネットを利用するためのその他の手段や注意点も合わせてご紹介します。
クレムス - 寺院・教会
ピアリステン教会は、皇帝レオポルド1世によって礎石が置かれ1698年~1719年に建てられました。その後ピアリステン修道会によって改築などが行われ、1753年にはほぼ今の姿になりました。教会の名前である"Maira Treu"という文字が正面部分に見られ、教会内部は美しいバロック様式でフレスコ画や聖母マリアの絵で知られています。観光客も多く人気の観光地のひとつです。 またこの教会へのアクセスはクレムスの旧市街の北側にあるので、クレムスの町の中央の広場から屋根付きの階段を登って行きます。教会の場所は小高い丘のようになっていて、ここから市内とドナウ川を一望することができます。
クレムス - 美術館
クンストハレ美術館は、建築家アドルフ・クリシャニッツの設計で、1995年に国際展示場であるアドルフ・クリスカニッツの旧タバコ工場の地区に建設され、2017年に改装されました。さらに2019年5月、新しい展示ハウスがオープンしました。 ローワー・オーストリアン・ランド・コレクションの所蔵品とコレクションを見ることが出来ます。約2000平方メートルのオーストリア最大の展示エリアがあります。 クンストハレ美術館は、現代に焦点を当てたアートを展示しています。国内外の近現代美術のコレクションの展示もあります。内容は絵画、ドローイング、彫刻、写真、ビデオ、映画、パフォーマンスから新しいメディア分野にまで及びます。
クレムス - 寺院・教会
ゲットヴァイク修道院は、1083年パッサウの司教セント・アルトマンにより設立されたベネディクト派の修道院です。 世界遺産ヴァッハウ渓谷にあり、ドナウ川の作り出した渓谷に古城と僧院がいくつも点在しています。この谷は、異民族の侵入を防ぐ要衝であり、かつ東へとキリスト教を布教する「伝道の道」でした。 ゲットヴァイク修道院は「神の砦」と呼ばれ、ブドウ畑の地下には、全長1kmに及ぶワインケラーを持っています。ここは今も、30名の修道士が戒律を守り共同生活しています。礼拝は日に7回、自給自足を営んでいます。ワイン造りもしていてナチュラルなワインが有名です。ゲットヴァイク修道院は内部の装飾も美しくフレスコ画が描かれています。ワインサミットの会場にもなっています。
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