その他の都市 - 山・渓谷,砂漠・荒野
首都アルジェから南へ約1500km離れたサハラ砂漠にある高地、ホガール山地。平均標高は800mを超え、ホガール山地最高峰のタハト山は標高2,918mの国内最高峰を誇っています。 玄武岩質の火山台地で、浸食による奇岩群が辺り一面に広がり、まるで月面のような景色とも言われます。今ではめったに人が近寄らない場所ですが、ここはかつて商人たちがスーダンから地中海へ渡るのに通っていた道がありました。 さらに数千年前には緑があり、東部にはその頃に描かれた岩壁画タッシリ・ナジェールが残されています。この岩壁画は世界遺産に登録されているので、ホガール山地を訪れた際にはぜひ、見に行ってみてください。
その他の都市 - 文化遺産,複合遺産
タッシリ・ナジェールは、アルジェリアにある世界遺産です。アルジェリア南東部、サハラ砂漠に約500㎞にわたって広がる山脈。タッシリ・ナジェール国立公園として生物圏保護区やラムサール条約の登録地にも指定されています。 タッシリ・ナジェールはほとんどが砂岩の山で、山脈には美しい壁画が描かれています。かつてこの土地に水が豊富だったことや1万年以上も前の人々の生活の様子を垣間見ることができます。キリンや象、牛、馬などの様々な動物たちの絵が描かれていて、考古学的にも貴重な壁画となっています。 砂漠の中に立地している為、昼は50度、夜は氷点下まで気温が下がることもある厳しい環境。個人ではなく、ガイド付きのツアーなどで安全にはしっかりと配慮して訪れるようにしましょう。
その他の都市 - 旧市街・古い町並み
ムザブの谷は首都アルジェの南方約600kmの場所に位置する、いくつかの町が集まった一帯を指します。 薄茶色の外壁に所々蚊除けの青が塗られた特徴的なデザインの家屋が整然と並び、独特の町並みを生み出しており、1982年には世界遺産に登録されました。この独特な建物や町並みは、20世紀に活躍した建築家ル・コルビュジェにも影響を与えています。 ムザブの谷には厳格なイスラム教徒が暮らしており、異教徒は現地ガイドが付いていなければ町に入ることはできません。伝統的な暮らしを続けるムザブの人々の様子を写真に納めたくなりますが、写真撮影も禁止なので注意しましょう。
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