スペイン・アストゥリアス州の州都。アストゥリアス革命とスペイン内戦で徹底的に破壊されたため、現在あまり古い街並みを見ることはできませんが、スペイン王国の原点である「アストゥリアス王国」の歴史を残す古い街。郊外には9世紀頃に建てられた「サンタ・マリア・デル・ナランコ教会」、「サン・ミゲル・デ・リーリョ教会」、「サンタ・クリスティナ・デ・レーナ教会」の3つのアストゥリアス王国時代の教会があり、教会群およびアストゥリアス王国の建築物は世界遺産に登録されています。3つの教会の建築様式は、後にヨーロッパの主流のスタイルとなる「ロマネスク様式」の先駆けの「プレ・ロマネスク様式」。世界的にも珍しく、必見です。オビエドまではマドリードから直行列車で約4〜5時間。バス利用で5〜6時間。
オビエド - 文化遺産,広場・公園,旧市街・古い町並み
オビエドは、スペインのイベリア半島北部のアストゥリアス州にある小さな街です。アストゥリアス王国時代に建設された歴史的な建造物が「オビエドとアストゥリアス王国の建築物群」としてユネスコの世界遺産に登録されており、世界中からたくさんの観光客が訪れる観光地になっています。 また、サッカーチーム「レアル・オビエド」の本拠地としても有名で、サッカーファンにとっても魅力のある街。「シドラ」と言うリンゴのお酒や「ファバダ」と言う煮込み料理などが名物で、街のレストランなどで味わうことができます。 今回は、そんなオビエドでおすすめの観光スポットを紹介します。
オビエド - 高級ホテル
オビエドは、スペインの北端、アストゥリアス州の州都です。古い歴史を持ち、オビエド考古学博物館には先史時代、ローマ帝国時代、アストゥリアス時代などの品々が数多く収蔵されています。アストゥリアス革命とスペイン内戦で古い町並みは破壊されましたが、その後再建されたサン・サルバドル大聖堂は美しく魅力ある観光スポットです。そして、サン・ミゲル・デ・リーリョ教会をはじめ、市内や近郊の町レナにあるアストゥリアス王国時代の6つの建造物は世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建築物群」に登録されています。また、オビエドを本拠地とするサッカーチーム「レアル・オビエド」も有名です。そんなオビエドで、おすすめの高級ホテルを紹介します。
オビエド - 格安ホテル
オビエドは、スペインの北方、大西洋に面したアストゥリアス州の州都です。2012年に本拠地とするサッカーチーム「レアル・オビエド」のクラブ救済活動が話題となりました。革命と内戦により、古い建物はあまり多くありませんが、サンタ・マリア・デル・ナランコ聖堂やサン・ミッゲル・デ・リーリョ聖堂など、「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」として世界遺産もあります。また、ピコス・デ・エウロパ国立公園やコバドンガ湖群など、美しい自然の景色が見られます。さらに、ブルーチーズ、豆の煮込み料理、りんご酒など郷土料理も楽しめます。そんなオビエドでおすすめの格安ホテルを紹介します。なお、値段は時期や人数によって異なるのでご注意ください。
オビエド - 寺院・教会
スペインのイベリア半島北部、アストゥリアス郡にあるオビエドは、8世紀にイスラム教徒に追われたキリスト教徒によって建国されたアストゥリアス王国発祥の地です。複数のキリスト教国家によるレコンキスタ活動の中心地であり、その時代に建設された多くの教会群などは「オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群」として世界遺産に登録されています。 そんな世界遺産の街・オビエドの中心部にそびえるのがオビエド大聖堂。9世紀、アルフォンソ国王が建設した大聖堂が元になっており、14~16世紀にゴシック様式で増築されました。レコンキスタ発祥の建築様式であるプレロマネスク様式が見られる内部は必見です。
オビエド - 文化遺産
サン・ミゲル・デ・リーリョ教会は、スペイン・オビエドから南、ナランコ山にある教会です。スペインの華やかな世界遺産群とは異なる質素で小さな教会ですが、この教会も「オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群」の1つとして世界遺産に登録されています。 イスラム教の勢力から逃れたキリスト教徒が842年に建てた歴史の古い教会です。急な坂道の頂上にあるので、行きはタクシーなどで向かいましょう。ツアーガイドもおすすめです。内部には入ることができず外観を眺めるだけにはなりますが、ロマネスクともゴシックとも異なるアストゥリアス時代の建築様式は必見です。
オビエド - 寺院・教会
オビエドの旧市街の中心地・アルフォンソ広場にそびえるように建つ大聖堂。正式名称を「サン・サルバドル大聖堂」という。9世紀にアルフォンソ2世の命により建てられ、14~16世紀ごろにはゴシック様式で増築された。その後、スペイン内戦で大きな被害を受けるが、再建された。
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