ラバトは、モロッコ中西部の大西洋に面する首都。中心部は城壁に囲まれ、旧市街と新市街、どちらも世界遺産に登録されている珍しい都市です。 旧市街は、12世紀にアフリカ北部に興ったムワッヒド朝により築かれたアラブ系の街で、入り組んだ路地の両側には多数の店がひしめき、海沿いには、17世紀に建てられた「ウダイヤのカスバ(城塞)」が佇み、中世の城塞都市の遺構が残されています。 そして、新市街には、フランス人により20世紀前半に建てられた近代的な建築が建ち並び、まるでフランスの街角のよう。しかし、1973年に完成したムハンマド5世の霊廟には、高さ44mのミナレットが聳え、アラブ・イスラムの街であると認識させられます。ラバトは、アラブとヨーロッパの2つの異なる文化、この都市が辿った歴史ロマンを感じられる街です。
ラバト - 高級ホテル
ラバトは、モロッコ王国の北西岸、大西洋に面したモロッコの首都です。政治の中心地であり、旅した人がみな、口をそろえて治安の良さや人々の優しさを讃える街です。迷路のような屋外市場ラバト・スークでも、物売りなどは皆無で、気持ち良く買い物ができます。また、フランスの植民地時代を経て独立した歴史を持ち、古来のアラブ文化が栄えた北側の旧市街と、近代の西洋文化が栄える南側の新市街が、両方とも世界遺産に登録されています。ランドマークの未完成の大モスク・ハッサン塔、モロッコ美術館、モロッコ独立の立役者を祀ったムハンマド5世廟、サンピエトロ大聖堂など、観光スポットも見どころ満載です。そんなラバトの観光・宿泊におすすめの高級ホテルを紹介します。
ラバト - 観光名所
モロッコ北西部にある首都・ラバトは、カサブランカから鉄道で約1時間のところにある都市です。世界遺産に登録されているラバトの旧市街にはモロッコらしいエキゾチックな街並みが広がり、ファッション小物や装飾品、土産店が並ぶスークでお土産探しが楽しめます。また、新市街にはムハンマド5世の霊廟やハッサンの塔、王宮などラバトに来たらはずせない観光スポットが集まっています。街にはタジンやクスクス、モロッコサラダミントティーといったモロッコの名物料理が楽しめるレストランやカフェも多く、ゆっくりと食事も楽しめます。 そこで今回は日本ではあまり知られていないラバトの観光スポットを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ラバト - 格安ホテル
今回は、モロッコ王国の首都ラバトでおすすめの格安ホテルをご紹介します。 ラバトは旧市街メディナを中心に、街全体が世界遺産に登録されている美しい都市です。街のランドマークとなるハッサン塔をはじめ、モロッコの英雄ムハンマド5世廟や、カスバと呼ばれる城塞など、見どころも満載です。 そんなラバトには、「リヤド」という古い邸宅を改装した格安ホテルがたくさんあります。伝統的なタイル装飾でデザインされており、開放的な中庭があるのが特徴です。モロッコならではの滞在が楽しめるので、ラバトに訪れるならぜひ体験してみてくださいね。宿泊料金は、人数やシーズンによって変動するので、旅行計画は早めにしておくのがおすすめです。
ラバト - 観光名所
ハッサンの塔はムハンマド5世廟と同じ敷地にありますが、その歴史は12世紀まで遡ります。 1195年、時の権力者が世界最大のモスクと最も高い塔の建設を目指して着工されたものの、4年後に没したため工事は中断し未完に終わってしまいました。さらに1755年のリスボン大地震で大打撃を受け、塔と200本の支柱だけが残った現在の形になったと言われています。 イスラムの権威を象徴する塔(ミナレット)は88mの高さになる予定でしたが、現存する44mの塔も見応えは十分です。壮大な夢の跡を訪れて、歴史のロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。
ラバト - 史跡・遺跡
フランスからの独立を勝ち取ったモロッコ建国の父、ムハンマド5世が眠る霊廟はラバトを代表する観光スポットです。非イスラム教徒でも中に入れて、入場無料なのが嬉しいポイント。 青空の下に白く輝く廟は気品あふれる佇まいですが、内部は目を回すほど豪華なイスラム美術と職人技が結集しています。天井の透かし細工から光がこぼれ、人間業とは思えないほど精巧なイスラム装飾が壁や床一面に施された贅沢な空間となっています。 霊廟の周囲を伝統的な衣装に身を包んだ衛兵や騎馬兵が守っていますが、モロッコでは歓迎されない撮影がここではOK。ぜひ声をかけて写真に収めてみてください。
ラバト - 史跡・遺跡
歴史遺産と美しい景観の両方を楽しみたいなら、ウダイヤのカスバに行ってみましょう。 カスバは要塞という意味で、17世紀に建設されたこの要塞都市は、高さ10mもある外壁に囲まれており飾り気のない重厚な雰囲気です。対して内部はカラフルな別世界が広がり、スカイブルーと白で統一された家屋が並んでいます。路地の軒先はグリーンが飾られていて、地中海のような明るく爽やかな雰囲気です。 街の中を進み歩くと、大西洋が望める見晴らしのいいテラスが待っています。特に夕暮れ時、茜色に染まる空がとても綺麗で、昔も今もウダイヤのカスバを訪れる人々を魅了し続けています。
旅行シーズン | 10~5月 |
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