リエカはアドリア海に面するクロアチア最大の港町で、経済面や文化面でクロアチアをリードしています。「リエカ」はクロアチア語で「川」を意味し、町の中心部にはその名の通り川が流れています。かつてこの地は東ローマ帝国やヴェネチア帝国、オーストリア帝国など、様々な帝国の支配下におかれていた歴史があり、近年ではイタリア領、旧ユーゴスラビア領となった後、1991年、クロアチアの独立と共にクロアチア領となりました。近代的な街並みの中にある歴史的建造物の存在が、様々な国や民族に支配されていたリエカの町の歴史を物語っています。17世紀に造られた時計塔は、建築の際にマリア・テレジアが大きく関わっており、ハプスブルク家の象徴であるイエローカラーが目立ち、街のシンボルに。リエカは世界第3位の規模を誇る国際カーニバルも有名。毎年このカーニバルを観るために世界中から多くの観光客が訪れ、町は盛り上がりを見せます。
リエカ - 寺院・教会,史跡・遺跡,市場・夜市,広場・公園,旧市街・古い町並み
クロアチア北西部、アドリア海のクヴァルネル湾に面した港湾都市であるリエカは、クロアチア最大の貿易港でもあり、一年を通して温暖な気候です。日本よりリエカへの直行便はなく、ワルシャワやドーハなどで乗り継いでザグレフへ行き、ザグレフより長距離バスで約2時間半かかります。かつて東ローマ帝国やイタリア領とされた時代もあり、街にはローマ時代の遺跡である「ローマのアーチ」など、街の変遷を伝える遺跡も随所にあります。毎年1~2月にかけて、クロアチア最大のカーニバル「リエカ・カーニバル」が開催されていて、派手な衣装をまとった華やかなカーニバルは世界各地から10万人もの観光客を集めます。そんなリエカを代表する観光スポットをご紹介しますので、旅の参考にしてくださいね。
リエカ - 格安ホテル
リエカは、クロアチアの湾岸都市のひとつです。近隣の都市のなかでも重要な物流拠点となっており、近郊にはリエカ国際空港が造られるなど、発展を続けています。かつてはイタリア領とされ、ハプスブルク家の支配を受けるなど、歴史のある街です。アドリア海に面した観光地としても知られており、毎年行われるリエカ・カーニバルには、多くの観光客が訪れます。リエカへの行き方は、バスが便利なのでおすすめです。ザグレブからバスを使った移動など、いくつかのルートが利用可能です。そんなリエカの観光でおすすめな、一泊3000円以下の格安ゲストハウス&宿泊施設を紹介します。
リエカ - ホテル
クロアチアのリエカでの滞在に便利な、おすすめのホテルをご紹介します。 その国独自の文化や雰囲気を楽しめる宿での滞在時間は、海外旅行の楽しみのひとつ。自分の旅行イメージに合わせて、どこに滞在しようか、どんな過ごし方をしようかと想像するだけでも、旅行前のうきうきした気分が膨らみますね。 海外の宿泊施設には種類がいろいろあり、選択肢も豊富。旅先で余計なことに心を煩わせたくない人には、サービスの行き届いた高級ホテルや大手チェーンのホテルがおすすめですし、できるだけ宿泊費を抑えたいのであればホステルやゲストハウスなどの簡易宿泊施設に泊まるのもひとつの手です。 理想の旅行スタイルが固まれば、おのずと泊まりたいホテルの種類も決まってくるはず。じっくり考えて、自分のイメージにぴったりのホテルを選びましょう。
リエカ - 観光名所
クロアチア国立劇場 イヴァンザイツは、クロアチアの北西部に位置しているリエカにあります。この劇場はリエカのシンボルである時計塔から徒歩4分の場所にあり、劇場の前にあるシアターパークには、クロアチアの作曲家「イヴァン・ザイツ」の銅像が立っています。 1844年に建設されたこの劇場はの外壁は、ハプスブルク家のイメージカラーであるクリーム色をしているのが特徴です。豪華な造りをした劇場内では、オペラ、バレイなどを楽しむことが出来ます。 チケットの購入は、当日購入することもできますが、劇場のホームページからスケジュールを確認しながら購入することも可能です。
リエカ - 建築,観光名所
リエカの時計塔は、メイン通りのコルゾ通りにあります。リエカのバスターミナルからなら徒歩15分の距離にあります。 リエカのシンボルでもあるこの時計塔は、時計塔の全ての面に時計が付けられており、ゼンマイ仕掛けになっています。1695年に建設されましたが、長い年月の中で何度も改装されています。 この時計塔の特徴は、外壁が黄色であり、時計の下にはリエカの勲章である「双頭の鷲」の彫刻がある点です。この鷲は、同じ方向を向いており、鷲が爪に抱えているものは無限に水が流れ出すつぼです。これはオーストリア皇帝に対する無限の忠誠を示しているものと考えられています。
リエカ - 観光
トランサット城は、リエカの中心から車で12分の場所にあります。バスで行く場合は、ヤドランスキ広場から乗ることになります。徒歩でも行くことは可能ですが、500段以上ある階段もあるので、小さな子供連れの場合はバスの方がおすすめです。 丘の上に建つこのトランサット城は、クロアチアで最も古い要塞と言われています。この要塞からリエカの街並みを見下ろすと、クヴァルネル湾を一望することが出来ます。 現在、この要塞は野外コンサートやギャラリースペースなどとして活用されています。カフェも併設されているので、こちらで休息することもできます。
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