大陸中部にある湖北省の東部、長江とその支流・漢江との合流点に位置する湖北省の省都。夏がとても暑く熱帯夜が多いことから、重慶、南京と並んで「三大ボイラーの1つ」との呼称もあります。世界各国から多くの企業や工場が集まる中国有数の工業都市、教育機関が多い文教都市、交通の要衝の地。ここ武漢は、春秋戦国時代の楚の国であり、また三国志の舞台でもあり、多くの名勝旧跡に恵まれる歴史あるところでもあります。観光地としての見どころには、紀元前2世紀にまで遡る歴史を持つ中国でも有数の名高い塔「黄鶴楼」、湖北省で発掘された考古遺物や貴重な文献・文物など20万点近くの文化財を所蔵する「湖北省博物館」、三国志の舞台として有名な「荊州古城」などがあります。
武漢 - 滝・河川・湖
武漢は中国の中部、湖北省の東部、長江と支流の漢江が合流するところにある都市です。約3800年という長い歴史を誇る都市でもあり、経済的には長江中流域の中心都市でもあり、市内には数多くの湖があることから、「百湖の市」ともいわれています。その長い歴史が垣間見える歴史的建造物、長江と湖が生み出す美しい景観、発展する都会的の景色が見られる、たくさんの観光スポットがあります。武漢菜といわれる菜系を使った料理、中国五大名麺の1つ「熱干麺」、鴨の首肉を使った「精武鴨頸」などの名物料理があり、グルメが楽しめることも魅力です。また「朝食の都」ともいわれ、歓喜団子や三鮮豆皮といった、おいしい朝食も堪能できます。今回は、そんな武漢でおすすめの観光スポットを紹介します。
武漢 - 高級ホテル
中国の中部、湖北省の省都・武漢市(ぶかんし/ウーハンし)は、経済・貿易・金融・情報通信のビジネスの中心拠点として、世界各国の多くの企業から注目されています。三国時代には水運の要所として発展した場所で、街には旧跡も多く残り、中国民国建設当時の建築物もあって、昔の中国の面影を見ることができます。観光スポットは市内に集中し、色彩鮮やかな黄鶴楼(こうかくろう)、中国最大市街地にある東湖や梁子湖(りゅうしこ)などの200近い湖もあります。そんな魅力たっぷりの武漢市には、屋内プールや極上スパなどの施設が整った星のついた高級ホテルも多くあります。そこで、一度は泊まってみたいおすすめの高級ホテルを紹介します。
武漢 - 自然遺産
湖北省西北部、中国で唯一「林区(りんく)」と名づけられた行政区にある神農架は、落葉広葉樹林、常緑広葉樹林、常緑針葉樹林、針広混交林などの森林地帯であり、1000種以上の樹木と、3700種以上の植物が繁茂しています。古くからの伝説で“野人が住む”といわれるほど自然豊かな場所で、『西遊記』の孫悟空のモデルになったサル・ゴールデンモンキー(キンシコウ)が生息していることでも有名です。2016年に「湖北の神農架」として世界自然遺産に登録され、新たな観光地として注目を集めています。
武漢 - 劇場・音楽鑑賞
汉秀剧场は、漢街の近くにある劇場です。武漢天河国際空港から45.4km、車で56分ほどのところにあります。 シルク・ドゥ・ソレイユの演出家が手掛けたショーを見ることができる劇場で、光や音を融合させたダンスやアクロバットダイビング、ジェットスキーなど、さまざまなパフォーマンスが繰り広げられ、観光客を魅了します。さまざまな舞台装置が組み込まれ、舞台だけでなく席にも仕掛けがしてあり、引き込まれるのが特徴です。円柱状の建造物はライトアップもされ、美しい夜景を作り出すのもポイント。 また、絵や文字もライトによって映し出され、街のランドマークにもなっています。
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