南米大陸の南側にあるアルゼンチンは、チリの国境にあり、南北に長い地形が特徴です。日本の約7.5倍の面積があります。人口はおよそ4427万人で、スペイン語が公用語になっています。南米のパリと称されるアルゼンチンの首都ブエノスアイレスは、スペインやイタリアなどの影響で、ヨーロッパ風の街並みが美しく、アルゼンチンタンゴ発祥の地としても知られています。世界トップクラスといわれる牛肉を使ったアルゼンチン料理や地元のワインをリーズナブルに堪能できるレストランが多く、散策した後にゆっくり食事を楽しむのもおすすめ。ほかにもブエノスアイレス以外に、アルゼンチンとブラジル、パラグアイにまたがる世界最大級のイグアス滝やワインの生産地で有名なメンドーサ、世界遺産のロス・グラシアレス国立公園など見どころもたくさんあります。
ブエノスアイレスは、アルゼンチンの首都であり、人口289万人の大きな都市です。特産物はアルゼンチンの国民的ドリンクでもあるマテ茶。ビタミンやミネラルの含有量が極めて高いマテ茶は、「飲むサラダ」とも言われています。茶葉の他、マテ(カップ)とボンビージャ(ストロー)のセット等を購入することができ、お土産にも最適です。 有名な観光地にはテアトロ・コロンがあります。世界三大劇場の一つと称されるオペラ劇場です。オペラ鑑賞はもちろん、豪華で迫力満点な内部を見ることができる見学観光ツアーもおすすめです。アルゼンチンの歴代大統領やノーベル賞受賞者等が眠るレコレータ墓地、モネやゴーギャンといった名画も鑑賞することができるアルゼンチン国立美術館も人気の観光スポットです。
ウシュアイアは、アルゼンチン南端のフエゴ島に位置し、面積は約23 km²、人口約70,000人の都市です。牛肉が美味しいアルゼンチン料理をはじめ、フランス料理等の様々な料理を食べることができます。 ぜひ訪れたいスポットはビーグル水道。全長約240kmの海峡であるビーグル水道では、クルーズツアーがおすすめです。アザラシ・海鳥・マゼランペンギンやケープペンギンといった野生動物を観察することが出来ます。南極観光ツアーにもぜひ参加したいです。巨大な氷山や氷河に囲まれた壮大な雪と氷の風景を堪能することができます。最南端の郵便局、世界最南端のサインボード、世界の果て博物館といった最南端の都市ならではの観光地もあります。
アルゼンチン北部にあるサルタ州の州都です。アンデス山脈の麓であるレルマ谷に位置し、アンデス観光の拠点となっています。都市の人口は約50万人で、気候は温暖な乾燥地帯です。1582年に設立され、アルゼンチン独立戦争時は重要な戦略拠点として栄えました。標高がそれほど高くなく平坦な土地であるため、現在は観光地として有名です。アルゼンチンの他の都市と比べ、先住民族の文化や雰囲気が色濃く残っています。サルタ市内にはアルゼンチンの独立記念日を冠した7月9日広場を中心に、カテドラル(大聖堂)やカビルド(昔の行政機関)などの歴史的建造物が集中しています。中心地より少し離れたサンベルナルドの丘のゴンドラからはサルタの街を一望できます。サルタ郊外には白ワインが名産のカファジャテ渓谷、標高4200mを渡る雲列車、コロニアル風の建築物が並ぶカチ、大塩湖があるトロ渓谷、ユネスコ世界文化遺産になったウマウアカ渓谷など見所がたくさん。
イグアスの滝は、275にもおよぶ大小様々な滝が集まった総称であり、滝の幅は4,000 メートルもあります。アルゼンチンとブラジルの二国にまたがる世界最大の滝です。イグアスの滝の中でもぜひ見たい滝が「悪魔の喉笛」。とてつもない水量が流れ落ちる様子は大迫力です。名物料理はスルビ(ナマズ)。周辺のアルゼンチン料理のレストランで食べることができます。 イグアスの滝があるブラジルのイグアス国立公園とアルゼンチンのイグアス国立公園は、ともにユネスコ世界遺産に登録されています。その他、国立公園の入り口から悪魔の喉笛までの約20分ほどの道のりを進む「トロッコ列車」、滝のすぐ下へアクセス可能な「遊歩道」等、大自然を満喫できる観光スポットがあります。
カラファテは、アルゼンチン南部サンタクルス州にある都市です。アルゼンチンのバーベキュー料理であるアサードをはじめとするアルゼンチン料理や南米料理の他、イタリアン等の他国の料理も楽しむことができます。お土産にも良い特産物はカラファテの実で作られたジャムやワイン。街の名前と同じカラファテは、ブルーベリーの実に似た味わいです。 ぜひ訪れたい観光スポットはロス・グラシアレス国立公園。世界遺産にも登録されています。雄大な氷河や美しい湖も見ることができます。その中でも必ず見ておきたいのはぺリト・モレノ氷河。徒歩で氷河の間近まで行き、大迫力の氷河を見ることができます。大自然の奥深さを感じるスポットです。
アルゼンチン - 自然・景勝地
アウトドアブランドの名前にもなっている南米パタゴニア。アルゼンチンとチリにまたがる雄大な自然が一番の魅力のエリアで、コロラド川以南を指します。厳しい自然をイメージしがちですが、現地ではトレッキングを楽しむ人が多く、庶民にとっても身近な存在です。標高5000〜6000メートルの山々がそびえるアンデス山脈があり、登山が好きな人にはたまらない地域で、年間約10万人もの観光客が訪れます。パタゴニアは南半球にあるので、日本とは真逆の季節。日本人にとっては全くの違う世界を体験できる地域なので、ぜひ休暇をとって一度行ってください。おすすめの観光地を5か所紹介します。
アルゼンチン - 観光
南米のアルゼンチンは、広大な大自然と、迫力ある景色に囲まれた人気の観光地、ここでしか見られない風景が、数多く点在しています。日テレの番組「アナザースカイ」でも伊藤英明さんが、ご自身のアナザースカイの地としてご紹介されています。彼が価値観を変え、自分の家族や友人に見せたくなった大好きなアルゼンチン。 今回はそんな魅力溢れるアルゼンチンをご紹介いたします。迫力ある滝を始めとして、最南端を走る列車や、野性のオタリアがみられる場所など、さらには美味しいお食事ができるレストランをまとめてみましたので、どうぞご覧下さい。
サルタ - 自然遺産
アルゼンチンとチリの南部にあるパタゴニア地方には、約1万4000㎢のロス・グラシアレス国立公園(Los Glaciares National Park)があります。スペイン語の「氷河Glaciares」の名のとおり、活発に動くペリト・モレノ氷河(Glaciar Perito Moreno)などの、大きな氷河が47、小さなもので200以上あります。 北側には標高3405mのフィッツ・ロイ山など3000m級の山がそびえ、太平洋から吹きつける西風が、夏でも雪を降らせます。公園の東側は森林地帯や乾燥した大草原パンパスで、体高70cmくらいのプーズー(シカ)や、ラクダ科のグアナコなどがいます。 南極大陸、グリーンランドの次に広い氷河地帯は、1981年に自然遺産に指定されました。
ウシュアイア - 建築
エクレール灯台は、ウシュアイアから東へ9.3キロメートルほど先に立つ世界最南端の灯台です。 1920年に運用を開始したエクレール灯台は、ウシュアイアへの海路の安全確保の役割を担っています。エクレール灯台は人気のある観光スポットで、ウシュアイアからボートツアーで訪れることができます。アルゼンチンでは「世界の果てにある灯台」として知られ、映画『ブエノスアイレス』に登場します。 しかし、200キロメートルほど東方のロス・エスタードス島北東の海岸には、ジュール・ヴェルヌの小説「地の果ての燈台」によって有名になったサン・フアン・デ・サルバメント灯台が存在し、混同されることが多々あります。
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