カリブ諸島とは、南北アメリカ大陸の間にあるカリブ海に浮かぶ島々の総称で、西インド諸島とも呼ばれます。大きくは、北東部のバハマ諸島、中央部の大アンティル諸島、南東部の小アンティル諸島に分かれ、12の独立国と欧米諸国の海外領土に属する大小7000以上の島で構成されています。カリブ諸島には、かつてヨーロッパ諸国の植民地となっていた歴史を持ち、今も当時の面影を残すコロニアル調の街並みや海辺の要塞を擁している島が多くあります。また、現在は、その温暖な気候やコバルトブルーの海、手つかず自然を活かしたリゾート観光地となっている場所が多く、世界中から多くの観光客がバケーション目的でカリブ諸島を訪れています。カリブ諸島の代表的な国・地域としては、バハマ、キューバ、ジャマイカ、プエルトリコ(アメリカ)、ドミニカ共和国などが有名です。
カリブ海東部にある小アンティル諸島に位置している、バーブーダ島、レドンダ島、アンティグア島からなるひっそりと浮かぶ青い空と青い海が広がる島、アンティグア・バーブーダ。イギリス連邦加盟国であり、かつ英連邦王国の一国となっています。面積は種子島とほぼ同じと言われる 440平方キロメートルであり2016年での人口は10.1万人です。元々は1493年にコロンブスが発見したことにより、その後米国植民地となったことを経て1981年に独立しました。首都セントジョンズがあるアンティグア島は車を使って1日で島を一周できる、こぢんまりとした島です。島内には南国らしいトウキビ畑があったり、サンゴ礁のビーチや熱帯雨林があったりまた国立博物館もあり、植民地時代の工芸品などを見られます。ビーチが多く、プライベートヴィラが立ち並んでいるので長期滞在するにはとてもおすすめです。
セント・マーチン島は、カリブ海に浮かぶリーワード諸島にある小さな島です。島の北側をフランス領、南側をオランダ領と2か国に統治されている国で、それぞれフランス語でサン・マルタン(仏: Saint-Martin)、オランダ語でシント・マールテン(蘭: Sint Maarten)と呼ばれています。パスポートチェックなしに簡単に両サイドに行けて、2つの文化を同時に体験できる魅力的な島です。有名な観光スポットには、マホビーチから見える離着陸する飛行機があります。ジャンボ機が真上を飛ぶ迫力は他では味わえないものです。また島内は完全に免税となっているので、ショッピング、グルメなレストラン、カジノなどさまざまな楽しみ方ができます。
セントビンセント・グレナディーン島は、カリブ海のウィンドワード諸島に位置する、セントビンセント島とグレナディーン諸島からなる島です。英連邦王国の一つで、面積はわずか344km²と日本の種子島よりやや小さい島には、約11万人が生活しています。年間を通して雨の日が多く、平均気温は25度前後です。公用語は英語で、通貨は東カリブ・ドルが使えます。透明度の高いプリンセスマーガレットビーチをはじめたくさんのビーチがあり、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のロケ地としても有名です。スキューバダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティが楽しめます。首都のキングスタウンには、熱帯植物や動物が見られるボタニカルガーデンズや新鮮な海の幸が並ぶ市場、大聖堂、ショッピング街などがあり、観光客のほとんどが訪れる人気のスポットです。
人気スポット
サバ島はカリブ海に浮かぶオランダ領の小さな島です。断崖絶壁の多い活火山で、オランダ領土の最高峰・約900メートルのシーナリ山が島の中央にあります。島にはザ・ボトム、ウィンドワードサイド、セントジョーンズなどいくつかの集落があり、中でも一番大きな南西部のザ・ボトムは約1400人が生活しています。サバ島を訪れるには、シント・マールテン島からフェリーでフォート・ベイの船着場まで行くか、シント・マールテン島かシント・ユースタティウス島から飛行機でファンチョ・E・ヨラウスクィン飛行場までアクセスするかになります。長さ400メートルの滑走路は世界一短いことで知られ、離着陸はスリルが味わえると観光客に人気です。サバ国立海洋公園でカリブ海の生き物を観察したり、トレッキングやダイビングなどのアクティビティを楽しみながら、自然に触れ合えます。
ボネール島はカリブ海南部に浮かぶオランダ領の島です。オランダの特別自治体として、シント・ユースタティウス島とサバ島と合わせてBES諸島とも呼ばれています。総面積294 km²の小さな島に約1万5千人が生活しています。世界でも珍しいフラミンゴの生息地のひとつで、空港はフラミンゴ空港と名付けられています。島の中心のクラレンダイクにはオランダ人によって1639年に建てられたが要塞あり、オランジェ城砦として今も歴史を物語っています。レストランやショップ、お土産屋さんも並んでいます。ビーチでは海水浴や乗馬、スキューバダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティが楽しめます。ボネール島の名物グルメはヤギの肉を煮込んだカブリトストーバや魚のさっぱりとしたスープのソパ・ディ・ピスカが有名です。元旦にはカーニバルが開催され、派手なコスチュームに身を包んだダンスやパレードが行われます。
その他の都市 - 観光
ハイチという国に旅行に行ったことはありますか? 旅行では、のんびりレジャーを楽しんでストレスを発散したいという人もいれば、世界各地の歴史や文化に触れたいという人もいます。そんなどちらの願いも叶えてくれる旅先がハイチです。中央アメリカの島国で、かつてはフランスの植民地だったハイチでは、豊かな自然と多彩な歴史の両方を併せ持つ、観光に適した国です。 言語はハイチ語やフランス語なので、街の店などで英語はなかなか通じませんが、ガイドのいるツアーに参加すれば心配することもありません。深い森の中にある、不思議な青い色の池や、奴隷制度について学ぶことのできる博物館など見どころはたくさんあり、必ず私たち旅行者を満足させてくれます。ハイチに出かける前に知っておきたい定番の観光地を7か所紹介します。
周辺スポット
セント・マーチン島 - ホテル
セントマーチン島は、カリブ諸島の中でも面積約87㎢の小さな島です。島の中央から北側がフランス領、南側がオランダ領と、2つの国に分割されている珍しい島です。エメラルドグリーンの美しい海と白浜のビーチが堪能できるカリブ諸島でも、この島のオランダ領側にあるマホビーチは、「世界一危険なビーチ」として有名です。それは、ほど近くにあるプリンセス・ジュリアナ国際空港に離発着する飛行機が、ビーチ上空を低空飛行することに由来しています。また、有名リゾートホテル「クラブオリエント」が持つビーチは、ヌーディストビーチとしても有名です。そんなセントマーチン島でおすすめのホテルを紹介します。
カリブ諸島 - 自然・景勝地 ,観光名所
多くの野鳥や浜辺が有名なトリニダード島と、珊瑚礁と青い海が美しいトバゴ島。カリブ海の小アンティル諸島南部の2島から成るのが、トリニダード・トバゴです。首都ポート オブ スペインがあるトリニダード島に比べ、トバゴ島はその十分の一ほどの面積しかありません。どちらの島にも、時間を忘れてしまうようなのどかな時間が流れており、青空の下でマリンスポーツをしたり、自然と触れ合ったりできます。トリニダード・トバゴを訪れたら一度は行ってみてほしいおすすめの定番観光地を紹介します。
セントルシア - 山・渓谷
ピトン山は、カリブ海に浮かぶ小島セントルシアにある2つの小さな火山の総称。高さ約750mのプチ(小)ピトン山と約800mのグロ(大)ピトン山からなります。豊かな自然と固有種を始めとするさまざまな動植物が生息することから、2004年に世界遺産に登録されました。 2つの山どちらにも登ることができますが、グロピトン山の方が比較的傾斜も穏やか。ですが頂上付近は本格的なトレッキングが必要となってくるので、現地でガイドを雇ってからのアタックがベターです。 また美しい海に囲まれているため、シュノーケリングやダイビングといったマリンアクティビティも人気。運がよければ沖合いにクジラの姿を見ることもできます。
セントビンセント・グレナディーン島 - ビーチ・砂浜
プリンセスマーガレットビーチはセントビンセント・グレナディーン諸島のベキア島西海岸にあるビーチです。 島の中心部ポートエリザベスの港から2kmほど南下したところにあり、街の南からボードウォークを使って歩いていくとビーチにたどり着きます。 島内で最も美しいビーチだと言われるプリンセスマーガレットビーチでは、白い砂浜の向こうにコバルトブルーの海、そして海に浮かぶヨットなど、カリブのビーチリゾートのイメージぴったりの景色が広がります。海の水はとても澄んでいてシュノーケリングで魚を観察するのもおすすめ。ビーチの北の端にあるビーチバーでは、ドリンクや軽食で休憩できます。
セント・マーチン島 - ビーチ・砂浜
カリブ海のセント・マーチン島の南にあるプリンセス・ジュリアナ空港の滑走路が間近に見られるエメラルド色に輝くビーチです。飛行機が頭上すれすれに着陸してくる様子はど迫力です。1日に10便程の着陸の際には、カメラのシャッターを切る人が多数います。
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