ドミニカ共和国はカリブ海に浮かぶ大アンティル諸島のイスパニョーラ島東部に位置しています。西側はイスパニョーラ島の西部にあるハイチと国境を接し、東側には海を隔ててプエルトリコがあります。首都「サントドミンゴ」はスペイン人が新大陸で初めて建設した植民地として知られ、現在もコロニアル様式の建物が並ぶ歴史地区は世界遺産にも登録されています。また、ドミニカ共和国は数々の美しいビーチを持つリゾートとして有名で、東部の「プンタカナ」や北部の「プエルトプラタ」は屈指のリゾートエリアとなっています。国内の代表的な観光スポットとしては、サントドミンゴの歴史地区にある『アメリカ首座大司教座聖堂』をはじめ、プンタカナにある人気ビーチ『バヴァロ ビーチ』や自然の泉『ホヨ アズール』、プエルトプラタ近郊のダマハグアにある『27の滝』などが有名です。
ドミニカ共和国のプエルト・プラタ州の州都であるプエルト・プラタは北大西洋に面した都市であり、一年を通して気温の高い気候が特徴です。リゾート地としての開発が盛んに行われており、世界中から観光客が訪れる地域でもあります。代表的な観光スポットとしてはソスアという名前のビーチがあり、穏やかな海で海水浴やマリンアクティビティなどを楽しめます。ビーチ周辺にはバーやカフェなども多く、お酒や食事も満喫できる環境が充実。サーフィンが盛んなビーチはエンクエントで、やや上級者向けの波でプライベートレッスンなども開催されています。イルカやサメと交流できるテーマパークなどもあり、主に海などを中心とした観光施設が豊富で、リゾートホテルなども多く存在します。
ドミニカ共和国の首都であるサント・ドミンゴは、カリブ海の国の中でも有数の大都市でありながら全体が世界遺産として登録されています。代表的な観光スポットとしてサンタマリアラノメール大聖堂があり、ルネサンスとゴシックの両方を融合して造られた個性的な建築が特徴でありかつてはコロンブスの遺骨が置かれていたことも。現在コロンブスの遺骨はミラドールデルエステ公園にあるコロンブス記念灯台に設置されており、夜にはライトアップが行われるなど観光スポットしても人気です。ハルディン・ボタニコという歴史ある植物園には、様々な植物が生育しているほかに日本庭園ゾーンも存在します。街の人口は300万人近く、経済や政治、文化など様々な面の中心地として大きく発展しています。
ドミニカ共和国 - ツアー・旅行
ドミニカ共和国はカリブ海と大西洋に囲まれた国で、特に欧米の人たちに人気のあるリゾート地です。世界屈指のゴルフ場もあれば、白い砂浜とコバルトブルーの海がおりなす美しいビーチもあり、カジノなどを併設したリゾートホテルも多くあります。年間の平均気温が27度ということで、一年中、ビーチでくつろぐ大勢の観光客の姿を目にすることができます。リゾートホテル内にあるさまざまな施設でのんびりと一日を過ごす人も少なくありません。外に出て歴史的な街並みを散策してみるのも人気です。充実した旅の時間を過ごすことができるドミニカ共和国のおすすめの観光地を紹介します。
プエルト・プラタ - ホテル
プエルト・プラタは、ドミニカ共和国の北部にある港湾都市です。観光リゾート地としての発展し、大自然の中でゴルフや、美しいビーチで海水浴を楽しめます。観光スポットも多く、ピコ・イサベル・デ・トーレス山の山頂には、プラジルのリオのようなキリスト像が設置されているので、ロープウェイで登ってみるのもおすすめです。プエルト・プラタの港湾のそばには、16世紀に造られたサンフェリペ要塞もあり、観光地巡りができますよ。行き方ですが、日本からの直行便はありません。欧米からプエルト・プラタ空港へ向かう便が出ているので、そこからのアクセスになります。そんなプエルト・プラタには数多くのリゾートホテルがあります。その中から特におすすめのホテルを紹介します。
サント・ドミンゴ - ホテル
サント・ドミンゴは、ドミニカ共和国の首都で、カリブ海に面しています。コロンブスが「新大陸」として上陸したことで有名です。行き方は、ラス・アメリカス国際空港から車で約30~45分でアクセスできます。旧市街の石畳の道路やコロニアルな街並みは風情があり、世界遺産にも登録されています。約300の史跡があるといわれ、ぜひツアーに参加して巡ることをおすすめします。海岸沿いや新市街は、ショッピングセンターやホテルも多く、観光客でにぎわいます。週末の夜には陽気な音楽が街中に流れ、にぎやかなカリビアンナイトも楽しめますよ。新旧異なる雰囲気を醸し出す街は、とても魅力的です。そんなサント・ドミンゴの観光・宿泊でおすすめの高級ホテルを紹介します。海岸通りを中心に多く点在し、治安も良くて安心して滞在できます。優雅なホテルでゆっくりくつろいでください。
サント・ドミンゴ - 寺院・教会,史跡・遺跡
ドミニカきっての観光スポットとなっている旧市街には、この街を造ったスペイン人にまつわる建物が現在も残っています。サンタ・マリア・ラ・メノール大聖堂はそのひとつで、当時としては、新大陸で初めての大聖堂となりました。 建設が始まったのは1510年ですが、中断期間があり、完成したのは30年後の1540年。スペインのセビリア大聖堂がモデルになったといわれており、プラテレスコ様式の外観が大きな特徴。 この様式は、ルネサンス様式とゴシック様式が融合したもので、風格と威厳を感じさせます。かつてはここにコロンブスの棺が安置されていましたが、現在はコロンブス記念灯台に移されています。
サント・ドミンゴ - 文化遺産,モニュメント・記念碑,旧市街・古い町並み
ソナコロニアルはドミニカの首都サントドミンゴの旧市街で、地元では親しみをこめてソナと呼ばれています。中米では珍しいヨーロッパ風な街並みが広がっており、ドミニカで世界遺産に登録されている唯一のスポット。 ソナコロニアルの歴史は古く、13世紀にコロンブスが建設したのがその始まり。当時建てられた教会や役所などの歴史的建造物が現在も健在で、大きな見どころとなっています。 中心部にあるドゥアルテ公園から伸びる大通り沿いには、レストランや土産物店も立ち並んでおり、観光シーズンには、多くの人で賑わいを見せています。
サント・ドミンゴ - 城・宮殿,史跡・遺跡
オサマ要塞は、スペイン人による入植が始まり、サントドミンゴが建設された時期に造られました。要塞ができたのは16世紀初めで、建設を推進したのは当時の総督であるニコラス・デ・オバント。 目的は海賊の襲撃からサントドミンゴを守るためで、防衛の拠点としての役割を果たしていました。またオサマ川を見下ろす高台には、敬礼の塔と呼ばれる見張り台も。これは、港に出入りするヨーロッパの船舶を見張るためで、防衛と同時に監視の任務も担っていました。 要塞の周辺には大砲などが現在も残されており、当時の空気を今に伝えています。
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