グアテマラはメキシコの南に位置する中米の国です。日本でグアテマラと聞けば、まずコーヒーを思い浮かべる人も多いでしょう。コーヒーの生産量は世界第10位、中米を代表するコーヒー生産大国です。国土の約70%が火山のグアテマラ。大きな噴火口にあるアティトラン湖周辺にコーヒー農園が点在しています。 一方で、マヤ文明が栄えた国としても知られています。首都であるグアテマラ市には風格のある国立宮殿や博物館といった観光名所があるほか、様々な建築様式の個性的な遺跡があるのもグアテマラの魅力です。 日本から直行便はなく、アメリカの各都市から乗り継いでさらに約4~5時間のアクセスとなります。日本との時差はマイナス15時間。日本とはほぼ朝と夜が逆転することになります。
アンティグアはグアテマラ・サカテペケス県に位置する都市で、16~18世紀にグアテマラの首都として栄えました。アンティグア・グアテマラはユネスコの世界遺産に登録され、1736年に建設されたカプチナス教会、1541年に建設されたアンティグア・グアテマラ大聖堂、1541年に建設されたサン・フランシンコ教会などが文化遺産として残されています。 ムデハル様式の影響を受けたバロック建築の建物が多く、歴史を感じることができる街です。グアテマラ・シティから車で1時間程度でアクセスでき、観光の移動にはアメリカのスクールバスを再利用したチキンバスや3輪タクシーが便利です。カラフルなお面や雑貨など、お土産物も豊富で買い物も楽しい街です。
グアテマラシティはグアテマラの首都で、人口は約200万人でグアテマラの経済と政治の中心になっています。グアテマラシティには30以上の美術館と博物館があり文化的な役割もになっており、サン・カルロス大学など5つの大学が集まっています。 ルネッサンスやバロックなどの様式を融合させた国立文化宮殿、野菜・服・土産物屋など無数の店が集まる中央市場、民族衣装を集めたイシュチェル民族衣装博物館、バロック式建築が見事なメトロポリタン大聖堂、コロニアル風の建物が集まる旧市街など多くの見どころがあります。グアテマラの食事はトルティーヤが主食で、食事には必ずトルティーヤが添えられています。
パナハッチェルはグアテマラの西武高原地域にある内陸の県、ソロラ県にある都市です。ソロラ県は山がちな地形と、カルデラ、アティトラン湖を中心に成り立っている地域で、亜熱帯気候に分類されます。パナハッチェルはそのなかでもアティトラン湖のふもとにあり、湖畔の村をめぐることができるため、観光の拠点として知られています。グアテマラシティからはバスを乗り継いで到着できます。湖は126km2もの面積がある広大な湖で、アティトラン山やトリマン山、サン・ペドロ山といった火山に囲まれており、山々と湖が織りなす壮大な自然の景色を楽しみながら、湖畔のレストランで食事を楽しめます。湖を望む町にはのどかな空気があり、繁華街のサンタンデール通りにはグアテマラの民芸品を扱っている土産屋さんがあります。
ティカルはグアテマラの紀元4世紀~9世紀頃にかけて繁栄した、古典期マヤの大都市です。ティカル遺跡の中心部に位置するグレート・プラザを挟んで、ティカル1号神殿とティカル2号神殿があります。グレート・プラザに北側にはノース・アクロポリスがあり、100以上の建築物を見ることができます。 ティカルの王族が住んでいたとされるセントラル・アクロポリスには、石碑や祭壇、マーラー宮殿があります。多くの遺跡が集まったエリアで、遺跡や歴史に興味がある方におすすめの観光スポットです。ティカルの遺跡は、世界遺産の複合遺産に登録されています。
リビングストンは、グアテマラのドゥルセ川の河口に位置する街です。先住民として認められてるアフリカ系とアラワク族との混血を祖先に持つ、ガリフナ族が住んでいることでも知られています。ガリフナ族のダンスを見ながらディナーを楽しめるレストランがおすすめで、ココナッツミルクを使った伝統料理「タパード」などを楽しめます。 観光スポットでは段々畑のようなっているコバルトブルーが美しいシエテアルタレス、白い砂浜が美しいプラヤブランカ、異なる7つの滝があるセブンアルターズなどの見どころがあり、セブンアルターズでは滝のプールで泳いだりハイキングを楽しめます。
アンティグア - ゲストハウス・ホステル,格安ホテル
アンティグアは、グアテマラの南部にある古都です。火山のある豊かな自然と、古い教会が残る町並みが評価され、ユネスコ世界遺産にも登録されています。首都グアテマラシティからは、バスで1時間と近く、バスターミナルの目の前にある民芸品市場ではショッピングや名産のコーヒーを楽しむことができます。グアテマラならではのカラフルな民芸品は見ているだけでも楽しいですよ。また、日本人が経営する現地旅行代理店や日本食レストラン、マクドナルドなどもあり、観光のしやすい環境です。そんなアンティグアには、格安な値段で旅行を楽しみたい人に最適なゲストハウス&安宿があります。そこで一泊1000円台のおすすめな宿泊施設を紹介します。
アンティグア - 山・渓谷,旧市街・古い町並み
アンティグアはグラテマラの古都です。かつてグアテマラの首都が置かれていたアンティグアにはスペイン統治時代を彷彿とさせるバロック様式の建築物がたくさん現存しています。古い教会などもアンティグアの歴史を象徴する観光スポットで、街歩きや観光をしているとミステリアスで幻想的な気分に浸ることができます。 街のシンボルとしてはアグア火山が挙げられます。天気の良い日には街のシルエットがくっきりと見え、街並との調和を感じることができます。 観光を楽しんだ後は市場でのショッピングを楽しんでみてください。農業品や民芸品などその土地でしか売られていない商品が見つかります。今回は、そんなアンティグアでおすすめの観光スポットを紹介します。
フローレス - ホテル
フローレス(フロレス)は、グアテマラの北部、ペテン県にあるペテン・イツァ湖畔の町です。湖に浮かぶフローレス島と橋でつながった対岸のサンタエレーナを中心として、それぞれの地域にホテルやレストランがあり、湖で採れた魚料理を楽しめます。また、世界遺産に登録されているアクロポリスのあるティカル遺跡の観光の拠点で、メキシコのパレンケ遺跡へのシャトルバスも出ています。行き方は、グアテマラの首都グアテマラシティからフローレス近郊にあるムンド・マヤ国際空港まで飛行機で、1時間10分でアクセスできます。そんなフローレスの観光・宿泊でおすすめホテルをご紹介します。なお、宿泊料金は時期や人数によって異なるのでご注意ください。
アンティグア - 山・渓谷
ボルカン・デ・アカテナンゴは、アンティグアにある3つの火山の一つです。穏やかな佇まいと美しい稜線が特徴で、隣で噴煙を上げ続けるフエゴ山とは対照的な印象。 ボルカン・デ・アカテナンゴ山頂に登るトレッキングは人気ですが、これは2日かけてアタックするという本格的なものなので、ツアーでの参加がベター。山頂ではアンティグアの町を見晴らす360度の大パノラマはもちろん、隣にあるフエゴ火山の小噴火や地球の活動を感じるマグマの動きなどを見ることができます。 ボルカン・デ・アカテナンゴはラ・アウロラ国際空港から車で約1時間半。飛行機では火山が上からよく見える左窓側の座席がおすすめです。
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