アフリカの東側に位置しているケニアは、首都をナイロビに置く共和制国家です。赤道直下にある地域であり、地域によっては年間を通してかなり気温が高くなりますが、標高が高いということもあって涼しいエリアも多いのが特徴。コーヒー豆の栽培をはじめとした農業が主要な産業であり、食文化としてトウモロコシやキャッサバの粉を使用したウガリなどが有名です。公用語としてはスワヒリ語と英語がありますが、そのほかにも非常に多くの言語が使用されています。 ケニアを観光する上で最大の見どころは、豊かな自然環境。国立公園や国立保護区などが豊富に設置されており、アフリカゾウやライオン、フラミンゴにサイなどの動物たちも目にすることができます。首都のナイロビは飲食店や市場なども数多く営業しています。
ケニア共和国の首都ナイロビは、標高約1600メートルの高原地帯に位置し、冷たい水の場所と呼ばれた、かつてはマサイ族の水場だったことでも知られています。ジョモケニヤッタ空港から市内まで車で約1時間、ナイロビは国際都市として発展しており、中心街のビジネスエリアには高層ビルが建ち並びます。 ケニアの歴史や文化、そしてアフリカの民族の歴史を学べるナイロビ国立博物館やボーマス・オブ・ケニア、ゾウやキリン、サイなどの野生の動物たちに出会えるナイロビ国立公園は絶対にはずせない観光スポットです。 街にはナイロビのソウルフードが味わえるレストランやカフェなどの飲食店が多く集まり、ホテルやショッピングモールなどもあるので観光の拠点に最適です。
マリンディは、ケニアの南東部に位置している海岸州のキリフィにある都市です。インド洋に面した小さな港町になっており、昔はムスリム商人が来訪していた貿易の街でした。現在は綿工業やサイザルアサ加工の中心地として知られているほか、サトウキビやコプラの集散地にもなっています。また、漁業もさかんになっており、漁港の周辺では新鮮な魚介を使用した料理を楽しむことができるレストランなども多く揃っています。街の中にはガマのインド航路発見を記念した石塔や、イエズス会の教会跡などがあり、観光スポットになっています。最近は、海岸保養地としての知名度も高く、国内外からたくさんの観光客が訪れる人気の旅行先にもなっています。
ケニアの南西部に位置するマサイマラ国立保護区周辺は、セレンゲティ国立公園と隣接し、タンザニアとの国境沿いに位置する保護区です。 総面積約1800k㎡の敷地に、数多くの野生動物が生息しています。ビッグ5と呼ばれるライオン、ゾウ、クロサイ、ヒョウ、バッファローに出会えるスポットとして、多くの観光客がサファリツアーに参加しています。 敷地内には、テントロッジやマサイマラの丘の上に建つ高級ロッジなどさまざまな宿泊施設があるのも魅力。観光を楽しんだら、部屋でサンセットや大自然を眺めながらゆっくりくつろぐのもおすすめです。マサイマラ国立保護区に行けば、これぞサバンナという壮大な自然の景色を見ることができるでしょう。
ワタムはケニア南部に位置する海沿いのリゾート地です。ナイロビから飛行機で約1時間、さらにモンバサからは車約2時間の距離にあります。 海洋国立公園に指定されているビーチは海水の透明度が高く、シュノーケリングやダイビングスポットとして多くの観光客が訪れます。ワタムは14世紀から15世紀の遺跡群を訪れたり、ボートやカヤックでマングローブの生い茂るジャングルの中を探検に出かけるのもおすすめです。 ワタムでは、エビやカニ、ロブスターなどのシーフード料理やココナッツを使ったカレー、炒め物など日本人の口に合う料理が多い。リゾートホテルやヴィラタイプの宿もビーチの近くにあるのゆっくりとリゾート気分を楽しむのもいいでしょう。
モンバサはケニア南東部に位置する海岸州の州都であり、人口約66万人というケニア第二の人口を持つ港湾都市でもあります。インド洋に面しており、16世紀末にはポルトガルのインド洋交易の拠点の1つとして栄え、現在は大型クルーズ船の拠点となっています。年間を通して暖かい熱帯気候で、4~5月にかけて最も降水量が多く、11月~4月が特に暑い時期です。2017年、首都ナイロビからモンバサにかけて全長約470キロある「モンバサ〜ナイロビ鉄道」が開通しました。16世紀末モンバサを見下ろす高台に建設されたジーザス要塞は、ユネスコの世界遺産に認定されていて、現在は交易の品やポルトガルの沈没船などを展示する博物館として利用されています。肉やトマト、ジャガイモなどを煮込んだ郷土料理「カランガ」や、シーフードを使った料理が名物です。
ケニア - ビーチ・砂浜,海岸・海,滝・河川・湖,森林・ジャングル,史跡・遺跡
ケニアは、東アフリカの赤道直下に位置している国です。赤道直下でありながら、気候もよく、大自然の中で、アフリカらしいサファリが楽しめることで有名で、日本からも観光客が増えている注目の海外旅行先になっています。ここでは、ケニアのおすすめ観光スポットやグルメ、お土産などのほか、気になる治安や物価、気候など、ケニア旅行に役立つ情報をご紹介。ケニア旅行を何となく考えていたという人や、ケニアについてあまりよく知らないという人も、この記事をご覧になれば、ケニアについて知ることができ、ケニア旅行の具体的なイメージも膨らむこと間違いなしです。
ナイロビ - 観光名所
ケニアの首都ナイロビは、高層ビルが立ち並ぶ、アフリカ有数の大都市です。ナイロビは赤道直下にありながらも海抜1600メートルの高地にあるので、比較的過ごしやすい気候に恵まれています。ケニア最大級かつ最古の国立博物館があったり、キリンに直接エサをあげられる施設など、子連れ家族やカップルで行きたい観光スポットが盛りだくさん。また広大な敷地を持つ国立公園では、草食動物や肉食動物を近くで見ることができるサファリも体験できます。ナイロビ旅行でぜひ行ってみたいおすすめの定番観光地を5か所紹介します。欧米やアジアの観光地もいいですが、思い切ってケニアにも行ってみてください。
マサイマラ国立保護区周辺 - リゾート,高級ホテル
マサイマラ国立保護区は、東アフリカの国ケニアの南西部にある、野性動物の宝庫です。タンザニアのセレンゲティ国立公園と国境をはさんで隣接していて、動物たちは自由に行き来をしています。シマウマやゾウといった草食動物と、それを餌とするライオンやチーターなどの肉食動物が共存しています。また、保護区内のマラ川にはカバやワニが、林には猿や鳥類が生息しています。観光ツアーでは、動物たちの間際までサファリカーで近づき、迫力ある生態を観察できます。ベストシーズンは乾季ですが、雨季は草食動物のベビーシーズンで、7~10月には名物ヌーの大移動を見ることができ、一年を通して楽しめます。そんなマサイマラ国立保護区の観光・宿泊でおすすめの高級ホテルを紹介します。
モンバサ - 博物館,インスタ映え
モンバサ・マリーン・パークは、モンバサの透明度が高く美しい海を満喫できるスポットです。色とりどりの魚たちやヒトデなど、モンバサならではの珍しい海の生き物に出会えます。 サンゴ礁も生息していて、スノーケリングやダイビング、グラスボートなどのアクティビティも楽しめます。特に、グラスボートが人気で、底がガラスになっているボートから、カラフルな魚たちを観察することができるんです。シュノーケルと比較すると、溺れるなどの心配なく、小さな子供のいる家族連れも気軽に楽しむことができておすすめ。 場所は、ナイアリビーチ近く、リンクスロード沿いにあります。
ナイロビ - 建築,歴史スポット
ナイロビ国立公園のメインゲートのすぐ横にあるナイロビ動物孤児院。ここにはライオンやチーター、ヒョウ、ハイエナなど、ケニア各地から育児放棄や怪我などが原因で孤児となった様々な動物たちが集められ、人間の手で育てられています。 檻の中で飼育されている動物を見ることができ、動物園のような雰囲気。かわいい赤ちゃんが保護されていることもあります。人に慣れている動物が多いので、食事中のチーターに触ったりすることも可能。 動物の保護を目的としているため、数や種類に偏りがありますが、動物たちを間近で観察できるので動物好きにはたまらないスポットです。
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