ポルトガルは、ユーラシア大陸の最も端に位置している国で、かつては大航海時代の玄関として栄えていました。日本とも古くから貿易のやりとりがあり、古い歴史のある国ですが、現在もその当時の様子を色濃く残す、情緒あふれる街並みが続いているのが特徴です。 リスボンの市街は石畳が続き、オレンジ色の屋根が連なる美しい景観が楽しめ、小さな路地には可愛らしい雑貨店が並び、カフェやレストランでゆっくりと過ごせるようになっています。ポルトではロープウェイやゴンドラを使って、様々な角度から緑と水辺に囲まれた美しい街を眺めることができます。 もちろんエッグタルトや海外では珍しいタコ料理など、グルメも充実しており、ポルトガルの食べ物は日本人向けと言われるほど相性が良いとされています。
ポルトガルの首都リスボンは、北大西洋に繋がるテージョ川の河畔に面した丘陵の多い西ヨーロッパ最古とされ最西端の都市です。 リスボンは「七つの丘の街」ともいわれ、迷路のように入り組んだ細い路地が続く街並みは情緒豊かで、レトロな路面電車に乗るとのぼり坂も楽に移動でき、あちこちに点在する坂の上の展望台からは白い壁やオレンジの屋根に彩られた旧市街地が見渡せます。 一方でリスボンには10ヶ所を超える世界遺産があり、緻密なレリーフがびっしり詰まったジェロニモス修道院はじめアゾレス諸島の街並みなど見どころをゆっくりと訪ねてみるのもいいでしょう。 またポルトガル語が公用語のリスボンですが、都市部の主要なレストランやスーパー・観光案内所では英語が通用しますので、気軽に話しかけてみましょう。
ポルトはポルトガルのリスボンに次ぐ第二の都市で、海運都市ポルトガルの国名の由来にもなり、ポートワインの生産地としても知られている北西部の都市です。 中世の歴史が垣間みられるリベイラ地区ではレストランが軒を連ね、丸石が敷き詰められた細い路地が街並みの間を縫うように繋がっており、ドウロ川に架かるドン・ルイス一世橋を渡ると、まるでアニメ「魔女の宅急便」のワンシーンとも思えるカラフルなポルトの街並みが見渡せるポイントにたどり着くことができます。 また中世の街並みの美しさに定評のあるポルトには聖クレゴリウス大聖堂はじめボルサ宮などを含む「ポルト歴史地区」などの世界遺産に登録されたスポットが数多くあるので撮影スポットを探しながらの女子旅にもいいのではないでしょうか。
サン・ミゲル島は、北大西洋に浮かぶアゾレス諸島の最大の島で、ポルトガルのアゾレス自治州に属しています。首都リスボンからは西に1500kmほど離れています。面積は759㎢・人口は約13万0000人(2001年)です。アゾレス諸島の人口の約半分が集まっています。首府の「ポンタ・デルガダ」(人口は約7万0000人)はポルトガル植民地時代の1546年に建設されて、ポルトガルの航海における中継地として重要な役割をしてきました。サン・ミゲル島はアゾレス諸島のほかの島々と同様に火山島で、多くの温泉や間欠泉を島内に見られます。リスボンやポルトから航空便が毎日発着していて、人気の高い観光スポットです。パイナップルの生産が盛んなことでも知られています。出身著名人には、戦国時代に日本を訪れて1578年に戦国大名である大友義鎮(宗麟)に洗礼を授けたイエズス会宣教師「フランシスコ・カブラル」が挙げられます。
首都リスボンに隣接するシントラは、「シントラの文化的景観」として1995年にユネスコの世界遺産に登録され、街そのものが世界遺産といった都市で、首都のリスボンからはリスボン近郊鉄道・シントラ線の利用により40分で便利にアクセスできます。 シントラはリスボンに比べて比較的小高い丘の上に築かれた都市が多いのが特徴で、かつてイスラム勢力によって築かれたムーアの城跡は山の上からの景色が素晴らしく、王家が暮らしたぺーナ宮殿はイスラム、ゴシック、ルネッサンス、マヌエルなど様々な様式が混ざった鮮やかな色遣いが印象的といったようにひとつひとつの世界遺産に恵まれた見どころの多い観光地です。
イエス・キリストが育ったとされるパレスチナの地「ナザレ」との関係が深いポルトガル・ナザレは、ひとりの聖職者がパレスチナから持ち込んだ聖母像にその名の起源があるという説が有力で、ここは地中海を象徴するフェニキア風のボートが海岸に並ぶポルトガ屈指のリゾート地です。 首都リスボンからは高速バスなどの利用により2時間ほどで簡単にアクセスできるナザレは、魅力的な2つの地区が楽しめます。 一つは海沿いのぺスカドーレ地区で、ポルトガル語で魚を意味する「ぺスカドーレ」が表すように海岸には干物が沢山並んでいて、頭にスカーフを巻いたナザレ独特の衣装に身を包んだおばさんをあちこちで見ることができ、もう一つのシティオ地区は山の上にあり、ここの急な坂道をケーブルカー登ると海岸線沿いには、オレンジの屋根と白い壁が際立つナザレの街並みが一望できます。
リスボン - ツアー・旅行
別名"7つの丘の街"とも呼ばれる、ポルトガルの首都・リスボン。ヨーロッパの最も西にあるこの町は、イベリア半島最長の川・テージョ川の河口に位置しています。丘に囲まれていることから、石畳の道路や行き交う路面電車など、素朴で趣ある街並みが世界中の人を魅了し続けています。ちなみに観光時は、イスラムの影響を垣間見ることができる迷路のような街並みや、絵タイル・アズレージョに彩られた建物などから歴史の香りを感じつつ、カフェでゆったりするのもおすすめです。 他にもリスボンを一望できる古城、パリ・シャンゼリゼ通りを手本に作られたリベルダーデ通り、ヨーロッパで最も長い橋 "ヴァスコ・ダ・ガマ橋を見渡せるスポットなど、1日中いても飽きない魅力的なスポットがたくさんありますよ。今回はそんなリスボンへ旅行に行った際、必ず訪れたい観光スポット・やっておきたいことを紹介したいと思います。旅行準備を進める中で役立つ情報満載なので、ぜひ記事を読んでみてくださいね。
ポルト - 観光名所
リスボンに次ぐポルトガル第二の都市ポルト。ポートワインの積出港として知られています。ローマ時代にはポルトゥス・カレ(カレの港)と呼ばれ貿易で栄え、ポルトガルの国名の由来にもなりました。旧市街地は、1996年、「ポルト歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されています。歴史地区の建築群は、エンリケ航海王子が道を開き、大航海の成功がもたらした莫大な富のあかしです。ドウロ川の両岸に建つ、白壁にオレンジ屋根の家々の風景は、ポルトガルの風景として有名です。一本路地を入れば洗濯物を干した家や通りで遊ぶ子供たち等、穏やかな生のポルトを感じる事も出来ます。そんな魅力たっぷりの港町ポルトの、ここだけは外せないおすすめ観光地をご紹介いたします。
リスボン - ポルトガル料理
その土地ならではの伝統的な食文化や食材を大切に守り、スローフード大国として知られているポルトガル。名物のバカリャウや近海で取れたロブスターなどの新鮮な海の幸はもちろん、生ハムやチョリソー、そして石焼きステーキに代表されるダイナミックかつ滋味豊かな肉料理の数々など、この国は美味しい物で溢れていて、何を食べたらよいのか迷ってしまうかもしれません。 そこで今回は、市場から庶民はレストラン、そして高級レストランまで、リスボンを訪れたら絶対に足を運んでほしい、街で人気のレストラン5選をご紹介します。ぜひ旅の参考にしてみてくださいね!
周辺スポット
リスボン - ポルトガル料理
サン・ヴィセンテ通りの路面電車駅のすぐそばにある庶民的なポルトガル料理のレストラン。家庭的な雰囲気で料理をいただけるお店です。定番の干し鱈のコロッケやタコのトマト煮込み、魚介のリゾットやグリルなどがありデザートのチョコレートムースは地元の人にも人気です。
サン・ミゲル島 - 滝・河川・湖
カルデイラ・ダス・セッテ・シダーテスは、サン・ミゲル島の北西に位置する小さな村の中にあるカルデラです。大きいカルデラ、小さいカルデラがいくつもあり、水の溜まったカルデラ湖が二つ、南北にひょうたんのようになっています。 北側のアズール湖は青くに見えることから「青の湖」、南側のヴェルデ湖は緑に見えることから「緑の湖」と呼ばれています。またカルデラ湖は「7つの町の湖」の意味を持ち、火山活動により7つの町が破壊されてカルデラになったことがその由来と言われています。 山の上の展望台からは、その神秘的で美しい景観を一望でき天気がよければ大西洋までの雄大な景色を臨むこともできます。別名「王の展望」とも呼ばれているそうです。また、周囲はハイキングやトレッキング、サイクリングができるよう整備されており、湖の上ではカヌーを楽しむこともできます。
リスボン - パン屋,スイーツ
おしゃれな店内は、ゆっくりするにはあまりにも人が多いが行列に並んででも食べたいのが名物のエッグタルト。ジェロニモス修道院からリスボン市街に歩くと、わりと近いところにあるかわいい店。青い日よけと行列ですぐにわかる。リスボン名物のナタもは失せない一品。
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