アフリカの北西部に位置している内陸国のニジェールは、首都をニアメに置く共和制国家です。サハラ砂漠の南側に位置しており、国土のほとんどが砂漠で乾燥しているのが特徴。近年人口が爆発的に増加している地域でもあり、直近100年で人口が1億人を超えるとも言われています。公用語としてフランス語が設定されているほか、フラニ語、ハウサ語など様々な言語が存在。主な産業としては農業や畜産業などがあり、食文化はフランスの影響を受けつつ地元の伝統的な料理をミックスしたスパイシーな料理が特徴です。 代表的な観光スポットとしてはアガデス歴史地区があり、泥を使用して建築されたモスクのほか、恐竜の化石が見られるエリアなども存在します。広大な砂漠も一見の価値があります。
その他の都市 - 世界遺産
アフリカにある最大の自然保護区として知られるアイル・テレネ自然保護区、ニジェールにある世界遺産となっています。広大なサハラ砂漠とアイル山地からなる保護区には、乾季にも水源がある事から560種類以上もの多くの動物と植物が存在しているエリアとなっています。今は金属製の彫刻に変わり立っている、テレネの木は不毛地帯に生息した唯一の木で知られていました。40万平方km、夏季には40度以上もなるテレネの大地と、7万平方kmの面積が広がる広大な山地を訪ねれば、人生観も変わってしまいそうです。
周辺スポット
その他の都市 - 自然遺産
アイル・テネレ自然保護区は、アイル山地とテネレ(何もない土地という意味)という場所を指しています。ニジェールにある保護区であり、アイル山地は花崗岩質の産地で、降水量は極めて少ないものの、湧水のおかげで豊かな植生を見ることができます。テネレはサハラ砂漠の南の一部区域を指す呼称であり、その名前のとおり何もない砂だけの世界が広がっています。
広告