中東最大の国土にしてアラビア半島最大の国がサウジアラビアで、正式な国名はサウジアラビア王国といいます。その国土は日本のおおよそ5.7倍の大きさにあたり、国土の9割が砂漠という特殊な環境下にあって首都リヤドには都市機能が集中しています。石油関連会社が国の経済を支えている現状からの脱却を図るべく最近になってようやく観光ビザの発給に踏み切り、今後観光やスポーツ・イベントにも力を注いでゆく可能性があります。その観光資源として注目され、唯一の世界遺産である「マダイン・サーレ」は、北の都といわれるペトラ遺跡に対して南の都といわれています。メッカに次ぐ第二のイスラム教の聖地とされる「マディーナ」などその他にも魅力ある歴史的な遺跡や建造物も多く残されていますのでこれを機にサウジアラビアに出向いてみてはいかがでしょう。
リヤドは、サウジアラビア王国の首都。リヤドは1931年に石油が発見されてからは急速に発展を遂げ、今では人口520万人を超える大都市です。サウジアラビアは以前は観光ビザを発給しておらず、気軽に訪れるのは難しい国でした。ですが2018年4月からはその厳しい規制が緩和され、観光客を受け入れつつあります。ここに来たらまずキングダムタワーは必見。これは302mの高さを誇る、リヤド市内で最も高い建物です。ここには高級ブランドショップやフォーシーズンズホテルが入っていて観光客に人気。時に栓抜きの形にたとえられる空洞の部分はガラス張りの展望台です。眼下に広がるのは片道6車線のキングファハドロード。リヤドの急発展ぶりを目の当たりにできます。国立博物館はサウジアラビアの砂漠で発見された隕石などを展示。ミュージアムショップも併設しているので、お土産を買うのにぴったりのスポットです。
メッカはサウジアラビア・マッカ州の州都で、紅海からは80kmも離れた内陸地にあります。メッカと聞いてすぐ思い浮かぶのは、祈りを捧げる場所。イスラム教最大の聖地です。メッカへの巡礼はイスラム教徒が一生に一度は果たすべき義務と言われるほどですので、多くの巡礼者が訪れるところでもあります。宗教のイメージが強いメッカですが、近年は「アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ」という超高層ビル群が開業し、高さや面積の広さは世界の上位に入るほどです。高層ビル群にはホテルや巨大ショッピングモールも含まれています。「カアバ」はカアバ神殿とも呼ばれる聖地の聖殿です。黒い立方体の建物は、「マスジド・ハラーム」の中心部にあります。「マスジド・ハラーム」はモスクのことです。「聖なるモスク」という意味を持っています。
首都リヤドから北東に約400kmのところに位置するアル・コバールは、サウジアラビア東部の都市です。アルホバルやアル・ホバルと表記されることもあります。人口は約36万人と言われています。アル・コバールを代表するものとして「キング・ファハド・コーズウェイ」があります。サウジアラビアとバーレーンを結ぶ海上にかかる橋です。その全長はなんと25kmもあり、全線4車線になっています。その他の観光スポットとしては、ビーチや公園などがあり「Scitech Technology Center」ではアル・コバールの歴史や産業などについて学ぶことができます。地元の子どもたちや家族連れでにぎわう人気のスポットなので、観光客も楽しめます。「Al-Rashid Mall」は買い物が楽しめるショッピングモールです。ブランドのショップもあれば、大型スーパーマーケットもあり一日楽しめます。
サウジアラビア東部にある州都・ダンマンは人口90万人以上の大都市で、ペルシア湾で最も大きな港でもあります。サウジアラビアの輸出入の拠点としての役割も果たしており、その規模はジッダ港に次ぐ大きさです。商業、貿易の拠点だけでなく、リゾート地としても知られており、観光で訪れる人も多くいます。「ダンマン博物館」は人気の観光スポットのひとつ。旧石器時代、石器時代の道具やイスラムの工芸品などが数多く展示されています。「ハーフムーンビーチ」は人気のリゾート。その名のとおり、半月型の湾になっています。ビーチの近くにはホテルもあります。「石油博物館」は石油のことを知ることができる博物館。サウジアラビアといえば石油。ここはぜひ訪ねてみたいスポットです。イルカのショーなどが楽しめる「ドルフィンヴィレッジ」も人気です。
サウジアラビアの南西部に位置するアブハは人口が約45万人で、標高2200メートルの高地にあります。それゆえに、夏の暑さはそれほど過酷ではなく、冬にいたっては最低気温がマイナスになることもあり、サウジの避暑地として中東各地から観光客が訪れます。ホテルやコンドミニアム、ヴィラなどの宿泊施設も多く点在しています。サウジの中で、一番観光に適している所とも言われています。また市街地には観光スポットも多く、自然を満喫できるスポットもあります。「ハルバ」にはケーブルカーがあり、山頂から下って景色などを楽しめます。「アール国立公園」では森林地帯の美しさや庭園を楽しめます。地元の人にも利用される公園やアミューズメントを楽しめる施設もあり、ビジネスで訪れても休息日にはリラックスできるスポットがたくさんあります。
リヤド - 観光名所
サウジアラビアの首都・リヤド。アラビア半島中央部のナジュド地方に位置する内陸都市です。サウジアラビア王国建国以前から、サウジ王家としてサウード家の本拠地となっています。今回はそんなリヤドのおすすめ観光スポットを10か所ピックアップしています。 石油王国として有名なサウジアラビアですが、急激に都市化が進んだこのリヤドは砂漠のオアシス的な魅力があります。王国の歴史や遺跡を観光したり、世界有数の高級レストランやショッピングモールで楽しんだりと、裕福で落ち着いたアラブの独特な雰囲気を味わえる、おすすめの観光スポットをたくさんご紹介します。
サウジアラビア - 自然・景勝地 ,博物館,散歩・街歩き
サウジアラビアはアラビア半島のほとんどを占め、その国土の面積は中諸国のなかでは最大。主な産業は石油で、原油の埋蔵量が世界第2位の規模を誇ります。またイスラム教最大の聖地であるメッカ、それに次ぐメディナを擁しており、中東諸国のなかでは盟主の座を担っているといっても過言ではありません。国内の治安も中東諸国のなかでは比較的安全といわれています。観光スポットも少なくなく、世界遺産でもあるハーイル地方の岩絵は一見の価値があります。今回はそんなサウジアラビアについて、気候や治安、言語などの国内事情を紹介していきます。
リヤド - ホテル
サウジアラビアの首都リヤドへの旅行の際にはぜひとも泊まってみたい、おすすめの高級ホテルを紹介していきます。 リヤドの中心部には多くのビルや商業施設があります。キングダムセンタータワーやリヤドギャラリーモールなど大規模なショッピング施設があり、街中は非常に発展しています。リヤドにはこうした新しい人気スポットがある一方、土地ならではの動物がのんびりと見られるリヤド動物園や、ディライヤ遺跡、有名なアル・ラジヒ・グランド・モスクなど歴史的な見どころもたくさんあります。 この特徴ある魅力によってリヤドでは観光客が多く、それに合わせて高級ホテルも数多く立ち並んでいます。今回おすすめするホテルは、施設・サービスともに満足度も高く、アラビア調の豪華さとスケールの大きい街を滞在中にたっぷりと楽しめるホテルを集めました。
メッカ - 建築,観光名所
Abraj Al-Bait Towers(アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ)は、メッカにある尖塔高601mのホテルタワーを含む、7つの高僧ビルから成る超高層ビルです。サウジアラビア政府が、150臆ドルという巨額を投資して造りました。 601mのホテル棟単一ビルとしては、ドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ世界第2位の高いビルですが、複合ビルを合わせれば、世界の建造物で最も広い床面積を誇ります。見た目の迫力は抜群で、中心にそびえたつ時計「メッカ・ロイヤル・クロック・タワー」は、世界最大の時計塔となっています。 2012年に全てのビルが完成しオープン。ビルの内部には、ショッピングモールやレストラン、分譲マンション、駐車場もあります。
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