中央ヨーロッパの内陸国であるスイス連邦は、ベルンを首都とする連邦共和制国家です。面積は4万平方キロメートル余りで、人口は790万人弱。公用語として4言語が制定されており、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語のうちドイツ語を話す人々が最も多く存在します。宗教としてはカトリックやプロテスタントが大多数を占め、イスラム教やヒンドゥー教、ユダヤ教といった多様な宗教分布です。永世中立国として世界的に広く知られており、国際機関なども多く設置されています。 代表的な観光スポットとしては世界遺産でもあるベルン旧市街やザンクト・ガレン修道院など伝統的な建築や街並みなどが存在。食文化としてはチーズとチョコレートが有名であり、穴の空いたエメンタールチーズや豊富な種類を誇るチョコレートなどが代表的です。
ツェルマットは、スイスのマッターホルン山麓にあり、標高1,620mのマッタータル溪谷の最上流部に位置する街です。ペンニネアルプス山脈の高い山々にほぼ完全に囲まれており、大自然の絶景を楽しむことができます。スイス料理を楽しむことができるレストランも多くあり、チーズフォンデュやラクレットはぜひ食べたい代表的な料理です。またチョコレートも名物のひとつ。街中にはチョコレート専門店もあり、日本では食べることのできない深い味わいのチョコレートを手に入れることができます。 おすすめの観光地は、ゴルナーグラート展望台です。登山鉄道であるゴルナーグラート鉄道に乗ること約40分。マッターホルンを間近で見ることができる展望台があります。展望台に立つと、マッターホルンのその雄大な姿に圧倒されてしまうはずです。
グリンデルワルトは、スイス・アルプスにある人口約4,000人の村です。世界遺産のあるユングフラウへの玄関口としても有名で、夏はハイキング・トレッキング目的、冬はスキー目的の観光客で賑わうスポットです。スイスの名物料理「ラクレット」や「チーズフォンデュ」を「仔牛ステーキ」を食べることができます。 ぜひとも見ておきたいのはアイガー。富士山よりも標高が高いスイスの名山アイガーの雄大な姿は迫力満点。圧巻の景色を作り出しています。標高3573mという高さにあるスフィンクス展望台もおすすめ。世界一の高さにあるユングフラウヨッホ駅からさらに高速エレベーターに乗って向かいます。展望台からは、世界遺産に登録されているユングフラウやアレッチ氷河の絶景が広がっています。
チューリッヒはスイス中央部に位置するスイス最大の都市です。チューリッヒでは様々な料理を楽しむことができ、チーズフォンデュといったスイス伝統料理をはじめ、スイス以外の国の料理や、子牛の肉を細切りにし、玉ねぎやマッシュルームをいれてクリームでじっくり煮たチューリッヒの郷土料理「ツーヒャー・ゲシュネッツェルテス」等を楽しむことができます。 ぜひ訪れたい観光地のひとつがグロスミュンスター大聖堂。リマト川の対岸に立つこの大聖堂は、歴史深く、最初の建物は820年頃に建てられました。内部にはスイスの彫刻家であるジャコメッティ作のステンドグラス等があり、とても見応えがあります。ロマネスク様式の双子の塔の一方の塔は展望スポットになっており、チューリッヒの美しい街並みを楽しむことができます。
ジュネーブは、スイス西部に位置し、レマン湖の南西側に広がっています。人口は約19万人で、チューリッヒに次ぐスイス第2の都市です。ジャン=ジャック・ルソーの生誕の地でもあります。ジュネーブはローマ時代、ユリウス・カエサルが土地を占領し、ジュネーブという名前を与えたということから始まったと言われています。代表的な料理はスイス料理のチーズフォンデュ、ラクレット。また、レマン湖で捕れた魚を使ったフィレ・ド・ペルシュ等の魚料理もぜひ食べたい料理です。 有名な観光地のひとつがサン=ピエール大聖堂です。12世紀に建てられたこの大聖堂は、外観も美しいです。内部はとても荘厳な雰囲気。地下にはヨーロッパ最大の遺跡があり、考古学資料館になっているので、じっくり見学することができます。
ルツェルンは、スイス中部に位置し、フィアヴァルトシュテッテ湖(ルツェルン湖)・ピラトゥス山・リギ山に囲まれた美しい街です。名物の郷土料理は、ルツェルナー・クーゲリ・パシュテーテ。肉を使ったパイ料理です。サクサクのパイの中には肉のボールが入っており、濃厚なクリームソースとの相性が抜群です。 代表的な観光地のひとつがカペル橋。14世紀に作られた屋根付き木造の橋です。1993年に起きた大火災で焼失してしまいましたが、その後、美しく再建されました。橋の上部には、ルツェルンとスイスの歴史やルツェルンの守護聖人にまつわる伝説絵等が描かれています。ゼラニウムの花で華やかに装飾されている橋と川が作り出す風景は、まるで絵葉書のように美しいです。
スイス - スイス料理
スイスと聞いて多くの人が思い浮かべるのがアルプスやチーズ、そしてアニメの「ハイジ」ではないでしょうか? 雄大な自然に囲まれた美しい国スイスにはたくさんの見どころや美味しい食べ物があります。しかし、チーズは有名ですが意外とスイス料理に関しては知られていないのが現状です。 今回はたくさんあるスイス料理の中でも食べてほしい絶品郷土料理をご紹介します。スイスの郷土料理には美味しいだけでなく、その食べる過程も楽しい物がたくさんあります。ぜひ美しいスイスの風景を楽しみながら、一緒に旅行に行った人とわいわい言いながら食べてみてくださいね。
ジュネーブ - 観光名所
チューリッヒに次ぐスイス第2の都市ジュネーブ。レマン湖南西のほとりにある美しい街で、国境に近いためフランスとの関係が強く、話されている言語もほぼフランス語となっています。また、戦前の国際連盟・戦後の国際連合を始め重要な国際機関が多く置かれており、歴史に残る条約や協定が結ばれた土地。古き良きヨーロッパの街並みと世界トップクラスの政治・学問の専門機関が集まるエリア、そのどちらもジュネーブの大きな魅力となっています。その中から定番の観光スポットを15ヶ所ご紹介します。レマン湖や周囲の山々を眺めつつ、散策してみてください。
ツェルマット - ツアー・旅行
スイスとイタリアの国境を成し、その特徴的な三角錐の形からスイスのシンボルとしても愛される標高4,478mのマッターホルン。この美しい山の観光や登山をする人々の拠点になる場所が、谷間の小さな村ツェルマットです。 マッターホルンの懐に抱かれたツェルマットの村からは、天気や時間帯によってその表情を変えるマッターホルンの姿を望むことができ、周辺には角度や標高を変えて美しい山の姿を見ることができる様々な展望台やハイキングコースが充実しています。そこで今回は、ツェルマットを訪れたらおすすめしたい、とっておきの観光スポットやマッターホルンの楽しみ方を紹介します。
ジュネーブ - モダン建築
コルナヴァン駅からトラム13・15番でナシオンで下車、徒歩約10分、レマン湖を見下ろす高台のアリアナ公園にあり、ジュネーブにある国際連合本部が4つの主要事務所のうちの1つで、ニューヨークの国連本部に次いで2番目に大きい事務所です。1920年にアメリカ大統領のウィルソンによって提唱された国際連盟がここに本部を置いたのが前身です。万国旗が並ぶエントランスの向かい側に壊れた椅子の巨大彫刻「Broken Chair」があり、失われた脚の1本には地雷やクラスター爆弾の廃絶に願いが込められています。約1時間のガイドツアーに参加すると滅多に見ることができない国際連合本部の内部を見学することが出来ます。国連の役割や活動についてだけではなく、各国から寄贈された絵画や彫刻などの芸術品にひいても学ぶことが出来ます。
ツェルマット - スイス料理
ツェルマットの駅の向かいにあるレストランです。Eバスの停留所からも近いので便利です。通常は二人前からのチーズフォンデュは、一人前からも注文を受け付けてくれます。メニューは、日本語を含む4ヶ国語で書かれているので安心です。ウッディなお店の雰囲気も素敵です。
ルツェルン - モニュメント・記念碑
ルツェルン中央駅から徒歩約20分、またはバスでレーベン広場停留所で下車後徒歩約2分、砂岩の崖に刻まれた「瀕死のライオン」「嘆きのライオン」として知られていいるこの像は1792年8月10日、フランス革命でスイス兵部隊がチュイルリー宮殿でルイ16世一家を守って亡くなった700人以上のスイス兵の果敢な英雄的行為を称えて、彫刻家トルバルセンが1821年に断崖に慰霊碑を刻みました。幅は10m以上あり、肩に槍が刺さったライオンが盾で足をかばいながら瀕死の状態で横たわっています。ライオンが横たわるくぼみの上にラテン語で「スイス人の忠誠心と勇気に」と刻まれており、世界で最も悲しげで胸を痛める石造とされています。
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