中元節は、日本のお盆の由来である「盂蘭盆」と中国の道教信仰が合わさったもの。道教では冥界の帝である地官大帝をまつる。また旧暦の7月は「鬼月」と呼ばれ、冥界の門が開かれてご先祖様や精霊が現世にあらわれると言われている。これらの神様や霊を供養するために、台湾のスーパーや百貨店はお供え物用の食品や酒類など中元節にあわせたセールとなり、買い物客でにぎわう。各神社は供養を行い、家々で家族が集まり料理を供える。基隆市の鶏籠中元祭は盛大に開催されることで有名。
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