高知県への旅行で絶対に行っておきたいおすすめの観光スポットを紹介します。高知県は、海に囲まれた四国の中で、太平洋に面した県です。幕末に活躍した坂本龍馬の出身地として知られ、現在も龍馬に関した歴史観光が盛んです。また、県内に流れる四万十川や、海岸沿いのジオパークに認定されている室戸岬など、自然豊かな観光スポットが数多くあり、様々に観光旅行の見どころがあります。有名どころから、まだあまり知られていない観光スポットまで紹介しているので、旅行へ行かれる際はぜひ参考にしてみてください。
高知を代表する名勝・桂浜の浜辺にある、1931年創立の桂浜水族館。敷地の大半が屋外施設という開放的な作りで、桂浜や土佐湾の景色も一望できます。約220種4000点の水生動物が飼育されており、四国初のトドのショーを実施。国内ではこの水族館だけで体験できるクマノミとのふれあいなど、生き物との距離が近くに感じられる水族館です。
日本一水が綺麗な仁淀川。高知県と愛媛県を流れる一級河川で、水質ランキング1位を誇ります。太陽の光や空の色、そして季節や見る場所によって異なる青にも緑にも見える不思議な色合いは仁淀ブルーと呼ばれ、訪れる人の心を奪う美しさ。水神が住むという神聖な滝つぼ「にこ淵」や最も美しい水の青さが見られる「水晶淵」といったスポットが有名です。
土佐藩の初代藩主となった山内一豊が築いた築城400年の高知城。天守現存12城の一つでもあり、天守や追手門など15の建造物が国の重要文化財に指定されている貴重なお城です。さらに忍返や物見窓といった、城を守るためのしかけが現存するのは高知城だけ。天守と追手門を1枚の写真におさめられる全国でも珍しいお城でもあるため、城好きなら一度は訪れたい場所です。
高知駅からバスで40分、高知市の南側にある土佐湾に面している、桂浜。高知を代表する観光スポットとして知られており、海岸の東端にある龍頭岬には台座を含めると高さ13.5mにもなる坂本竜馬像があります。古くから月の名所として有名で、よさこい節にも唄われるほど。5色の石で構成される砂浜や浜辺を囲んでいる青松など、美しい浜辺です。
高知市の中心部にある、はりまや橋。江戸時代、川を挟んで商売を行っていた播磨屋と櫃屋が両家を行き来するために架けた私設の橋です。江戸時代末期の僧・純信とお馬の恋物語の舞台として有名で、よさこい節にも登場する高知のシンボル的スポット。現在は橋周辺が公園として整備されており、橋の東側にはよさこい節の音楽と共に高知城や龍馬が現れるからくり時計があります。
高知市中心部にほど近い所にある、わんぱーくこうち。円の中心部には大きな池があり、その周りに観覧車やメリーゴーランドなどのアトラクションがあるプレイランド、アスレチックがある水辺散策広場、そして100種571点の動物たちを間近で見られるアニマルランドなどがあります。駐車場も入園料も無料で利用できる、嬉しいスポットです。
土佐漆喰で作られた外壁と土佐瓦を使用した外観が印象的な高知県立美術館。マルク・シャガールやオウル・クレーをはじめ、写真家・石元泰博など高知にゆかりのある作家を含む国内外約440名の作家が生み出した41,000点を超える作品が収蔵されています。美術雑誌や展覧会図録が豊富にそろうアート情報コーナーやショップ&カフェもあります。
土佐国の一ノ宮で、1570年に長宗我部元親が再建した現在の社殿などが国の重要文化財に指定されている土佐神社。御祭神は、あらゆる産業繁栄の神様である味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)と、一言で物事を解決するという和合協調の神様である一言主神(ひとことぬしのかみ)です。社殿の奥にはパワースポットと言われるしなねの森があるので、参拝後の散策もおすすめです。
桂浜公園内にある、坂本龍馬像。高知県内の青年有志が寄付金を募り、1928年に除幕式を行いました。和服姿と足元はブーツという出で立ちで、太平洋をまっすぐと見つめる龍馬像。毎年4月上旬~6月上旬および龍馬の誕生日かつ命日である11月15日を挟んだ2か月の間に展望台が設定され、龍馬と同じ景色を見ることができます。
2018年春にリニューアルオープンした高知県立坂本龍馬記念館。国内で最も多くの龍馬が書いた手紙を見ることができ、その手紙を中心とした龍馬の生涯や人となりが良く分かる常設展示室や、現在の土佐清水市に生まれ幕末から明治にかけてアメリカと日本で活躍したジョン万次郎の展示室などがあります。ミュージアムショップには龍馬にまつわる様々なグッズが購入できます。
高知城から徒歩2分の所に位置する、ひろめ市場。高知の食材を使った料理が味わえるお店など飲食店が約40店舗、お土産屋さんなどの物販店が約20店舗入っている、巨大な屋内市場です。市場内にはテーブルや椅子が約400席設けられており、購入したものをその場で食べることもできます。観光客にも地元の人にも愛される、にぎやかなスポットです。
高知城のふもとに開館した博物館。土佐藩主であった山内家に伝わる約6万7千点もの資料や、高知にゆかりのある歴史的資料が展示されています。建物3階にある高知城展望ロビーからは手乗り高知城の撮影や、体験コーナーでは兜や陣羽織などを身に付けて高知城をバックに写真を撮ることもできます。軽食が楽しめる喫茶室へは無料で入れるので、休憩にもおすすめです。
四国八十八霊場第31番札所である、竹林寺。行基が724年に開創したお寺で、八十八か所の中で唯一の文殊菩薩を祀っています。その本尊である文殊菩薩は行基が作ったものと伝えられており、日本最古と言われる貴重なもの。国の重要文化財に指定されている本堂や、国名勝の指定を受けた禅の高僧・夢窓国師が作庭したと言われる名勝庭園など、見どころがたくさんあるお寺です。
沈下橋とは、川の水量が増した時には沈むよう設計された、欄干のない橋のこと。四万十川には計47の沈下橋があり、その中で最も河口にあるのが佐田の沈下橋です。全長291.6mと最も長い橋で、四万十川に架かる橋の中で最も広い空が見られるとも言われています。中村駅から車で15分と比較的アクセスが良いこともあり、多くの観光客が訪れるスポットです。
日本最大級の花崗岩洞門である、白山洞門。足摺岬にある白山神社の下にあり、高さ16m、幅17mもの大きさを誇ります。海岸へと続く遊歩道が整備されているため、洞門のすぐ近くへと行くことができ、洞門へと打ち付ける迫力満点の波の音が聴けます。また、洞門がハート型に見えることなどから恋愛成就のパワースポットとも言われています。
四万十町にある、道の駅 あぐり窪川。地元の生産者さんが作った農産物などを販売する農家のフリーマーケットや、あぐり窪川や四万十川のお土産が並ぶ特産品コーナーなど、この地ならではのショッピングが楽しめます。地元生乳を使った手作りアイスや四万十町の食材をふんだんに使用した料理が味わえるレストランもあります。
四国の東南端にある、室戸岬。太平洋に突き出している岬で、海水に侵食された荒々しい奇岩や巨大な岩が立ち並び、自然界が生み出した迫力ある景色が見られます。1964年には室戸阿南海岸国定公園に、2011年には世界ジオパークにも認定された国の名勝。国内でも珍しい、朝日と夕陽の両方が望めるスポットでもあります。
フランスを代表する印象派の画家、クロード・モネが半生を過ごしたというフランスのジヴェルニーにある「モネの庭」。その庭を再現し、本家から世界で唯一「モネの庭」として名乗ることが許されたのが、この北川村「モネの庭」マルモッタンです。約3万㎡の敷地には花の庭、水の庭、ボルディゲアの庭と3つのエリアがあり、四季折々の木々と花々が美しい景色を創り出しています。
全国には江戸時代からの天守が遺されている城が12か所あります。北日本では2000本以上の桜で有名な青森の弘前城、東日本では国宝に指定されている長野の松本城、西日本では世界遺産に選ばれている兵庫の姫路城などが比較的有名なところでしょうか。城郭建築のシンボルだった天守を残す城は、戦略上の防衛拠点として機能した城の在りし日の様子を現代の我々に伝えてくれます。今回は、その中から高知城の豆知識を紹介します。天守が現存する12城の中でも、門や櫓など往時の姿をしっかりと留めているのが高知城の特徴です。実際に訪れる前にぜひ、城の成り立ちと歴史を知っておきましょう。
四季の自然に恵まれた日本国内には山や川が美しい観光スポットが点在していますが、海がキレイなスポットといえば沖縄を思い浮かべる人が多いのではないでしようか。もちろん全国各地には景勝豊かな海岸やビーチが多数ありますが、透明度の高い海といえば限定されてしまいます。高知県の南西部、その西南端に浮かぶ柏島(かしわじま)は、周囲約4km と小規模ながら、エメラルドグリーンの輝きを放つ透明度の高い海なのです。柏島は絶景や見どころが期待できる場所でもあり、日本屈指のダイビングや釣りのスポットとしても注目される場所なのです。その歴史はじめ観光スポット・宿泊施設・アクセス方法など、今回は選りすぐってその魅力に迫ります。
高知県にある四万十川は日本最後の清流と呼ばれ、美しい山々とのどかな風景を水面に映しながら県内をゆったりと流れています。その四万十川には、沈下橋と呼ばれる橋が数十カ所に架けられています。コンクリートで作られた橋は素朴ながらも力強く、個性的な形をしていて、現地のひとたちの生活にかかせないものでもあり、訪れるひとたちの心を癒す景色を生み出す大事なパーツでもあります。今回はそんな沈下橋のおすすめスポットを紹介しています。橋の特徴だけでなく、橋をめぐる際におすすめの手段なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
A高知県にアクセスする場合は、飛行機や鉄道、高速バスを利用することが出来ます。東京からアクセスする場合、飛行機であれば羽田空港出発で約1時間30分、成田空港出発で約1時間45分となっています。東京から鉄道を利用する場合、乗り換えを含めて約6時間です。東京以外の地域からも飛行機や鉄道を利用してアクセスできます。
A高知旅行の費用は出発地や交通手段、滞在日数によって異なります。東京から飛行機を利用した場合、1泊2日のスケジュールで交通費と宿泊費を含めて30,000円から40,000円が相場です。当日の飲食代や、バス代・タクシー代、お土産代などを考慮して50,000円前後用意しておくと高知旅行を楽しむことが出来ます。
A高知旅行は1泊2日でも楽しむことが出来る旅行先です。週末の休みを利用してフラッと旅行を楽しむのも人気となっています。高知県の観光スポットを余すことなく楽しみたい場合や高知県でのんびりと過ごしてリフレッシュしたい場合には2泊3日以上のスケジュールが人気です。旅の目的に合わせてスケジュールを立ててみて下さい。
A高知県は一年を通して観光を楽しむことが出来る地域です。ベストシーズンを挙げるとすれば3月から9月の暖かい時期が観光しやすく、アクティビティを楽しむことにも適しています。高知県の名物でもある鰹のタタキも4月から5月が旬となっています。ベストシーズンの旅行は高知の魅力を余すことなく満喫することが可能です。
A人混みを避けて行動をしたい場合はベストシーズンを外したスケジュールがおすすめです。春休みやGW、夏休みなどの長期休暇を避けた時期が狙い目です。ベストシーズンでの旅行を考えたい場合は金曜日、土曜日、日曜日の週末や祝日を除いた平日に出かけると比較的混雑を避けて旅行出来ます。天候を気にしないのであれば梅雨の時期も狙い目です。
A四万十川や足摺岬、室戸岬など高知県には豊かな自然を満喫することが出来るスポットがたくさんあります。四万十川ではリバーアクティビティを楽しむことが出来るので、カヌーツーリングや川辺でのレジャーを楽しんでみてください。足摺岬のすぐ近くにはあしずり温泉郷があり、太平洋の大パノラマを眺望しながら身体を癒すことが出来ます。
A高知県へ旅行を楽しむにあたって、特別な服装を準備する必要はありません。季節に合わせてコーディネートしてください。春先や秋頃の旅行の場合は昼夜の寒暖差に備えてサッと羽織ることが出来る上着を用意しておくと安心です。アクティビティや徒歩での観光を楽しみたい場合には歩きやすい靴や服装を準備しておきましょう。
A高知旅行で特に用意しておくものはありません。強いてあげるとすれば、移動中に時間を潰すことが出来る本やタブレットを用意しておくことをおすすめします。リバーアクティビティを楽しみたい場合には万が一服や靴下が濡れた時用に着替えがあると安心です。その他にはエコバッグやウエットティッシュなどを用意してみてください。
A高知グルメといえば鰹のタタキや土佐料理が魅力です。高知市にあるひろめ市場には新鮮な魚介が並び、その場で提供してくれる料理店もあります。土佐清水では新鮮な清水サバを味わうことが可能です。旅行の際にはご当地B級グルメも外せません。高知県須崎市の鍋焼きラーメンやウツボ料理は高知旅行で味わってほしい絶品です。
A旅行に出かける際には新型コルナウイルスの対策を徹底する必要があります。マスクの着用を心がけ、3密を避けた行動を取るようにしてください。公共交通機関を利用する際や観光スポットに立ち寄る際、飲食店を利用する際には現地の方々に迷惑がかからないように行動しましょう。アルコール消毒も食事前などにこまめに行ってください。