自然資源を豊富に有する徳島県。四国の中でも、絶景を楽しむことができるスポットが多いエリアとしても知られています。ロープウェイを使った山越えや川越などの経験をすることができるスポットや、見応え十分の美術館、平家の落人伝説がある橋や滝、400年の歴史を持つ阿波踊り、この場所でしか観ることができない迫力満点の渦潮など、様々な見応えが多いエリアでもあります。今回はそんな見応え充分な”徳島県”を訪れた際に外すことが出来ない、おすすめの観光スポットをご紹介します。子供も大人も楽しむことができるスポットが満載ですので、徳島県旅行の際のご参考にどうぞ♪
あすたむらんど徳島は楽しみながら科学と自然にふれあうことができる大型公園です。中核施設の「子ども科学館」では可動装置や実演など、直接触れて考えることができる工夫を多く取り入れています。世界一の明るさを誇る投映機が約3万8千個の星を映し出すプラネタリウムや様々な演出が魅力のウォーターライドなど、たくさんの見どころがあります。
眉山は万葉集にも詠まれた徳島のシンボル的存在です。どの方向から見てもなだらかな眉の形をしていることが名前の由来。山頂へは徒歩や車でも登ることができますが、おすすめは早くて快適なロープウェイです。徳島の街並みや緑豊かな眉山を眼下に眺めながら、山麓駅と山頂駅を結ぶ約6分の空中散歩を楽しめます。山頂の展望台は夜景スポットとしても人気です。
とくしま動物園は徳島市総合動植物公園内にある四国最大級の動物園です。動物の展示を気候帯で区分しているのが特徴で、ホッキョクグマやレッサーパンダ、コツメカワウソなど様々な動物を見ることができます。動物とのふれあいが楽しめるこども動物園やファミリー向けの遊園地、公園内には植物園もあるので、家族で1日たっぷり遊べます。
阿波おどりは日本三大盆踊りの一つであり、400年以上続く徳島の伝統芸能です。毎年8月に開催される阿波おどりは日本有数のイベントであり、100万人を超える観光客が国内外から訪れます。リズミカルなお囃子と合わせて踊り歩く踊り子たちの姿は圧巻。市中心部にある「阿波おどり会館」では、年間を通して阿波おどりを楽しめます。
徳島市立徳島城博物館は徳島城の御殿跡にある博物館です。徳島藩と藩主である蜂須賀家、城下町の暮らしなどに関する資料を収集・保存・展示しています。常設展示の大名鯨船千山丸は全国で唯一現存する江戸時代の和船であり、国指定重要文化財になっています。四季の企画展や年1回の特別展も見どころ。ロビーからは隣接する「旧徳島城表御殿庭園」を鑑賞できます。
阿波おどり会館は徳島の有名な伝統芸能・阿波おどりを1年中楽しめる文化施設です。2階にあるホールでは会館専属連による阿波おどりの公演を連日開催。阿波おどりの歴史や鳴り物の役割についての説明、基本の踊りを教えてもらえる体験コーナーもあり、見るだけではない阿波おどりの楽しみがあります。ミュージアムでは衣装や鳴り物の資料を見ることもできます。
徳島城跡は市内中心地の城山に築かれた平山城の城跡です。国指定の史跡及び名勝であり、日本100名城にも選定されています。現在は公園として整備されており、現存する石垣や復元された鷲の門などに往時の面影をしのぶことができます。市内有数の桜の名所としても有名。園内にある徳島城博物館では、徳島藩や蜂須賀家に関する資料を保存・展示しています。
とくしま植物園は徳島市総合動植物公園内にあり、四季折々の花が楽しめる植物園です。季節の花が咲き誇るシンボル花壇やアンデスの遺跡をモチーフにしたエントランスゾーン、休憩ににぴったりの芝生広場など、花や緑と親しむことができるスポットになっています。緑の相談所では、草花や庭木について専門家に相談することもできます。
大塚国際美術館は西洋の名画約1000点を陶板に原寸大で焼き付けた美術陶板の美術館です。鑑賞ルートはなんと約4kmもあり見ごたえ十分。すべての作品を写真に撮ったり、実際に触れたりして楽しめます。教会や古代遺跡を空間ごと再現した環境展示も魅力。カフェやミュージアムショップも併設されています。
鳴門海峡は大毛島と淡路島の間にあり、鳴門の渦潮で有名な海峡です。春と秋の大潮時には最大直径20mにも達し、「世界三大潮流」の一つと言われています。本州四国連絡橋の大鳴門橋には「渦の道」という遊歩道と展望室が設けられた絶好の渦潮鑑賞スポット。ガラス張りの床の下に45メートル下の渦潮を見下ろす迫力満点の体験ができます。
鳴門ウチノ海総合公園は鳴門ウチノ海の傍らにある風邪と緑の多目的公園です。県内最大級の多目的芝生広場や景色を眺めながらのんびり散策できる海辺のプロムナードなど、癒しのスポットが充実。海底探検気分で遊べる船の形の遊具やジャンボ滑り台、バーベキューができるデイキャンプ場などもあり、家族で楽しめる公園になっています。
関西地方から大鳴門橋で繋がっている鳴門市は、四国地方の主要な玄関口としても知られています。海や山などの自然を多く、その土地ならではの名の知れた山の幸・海の幸などの名産品が多いのも特徴です。鳴門鯛や鳴門わかめなどの海産品や、甘みがある高級さつまいもである鳴門金時もこの市で作られています。 さらに、海に面していることからの最大の目玉はなんといっても都会ではなかなか見ることのできないダイナミックな“渦潮”。鳴門海峡で発生する渦潮を見るためだけに観光客が訪れるのも珍しくありません。そんな渦潮を楽しむためには欠かせないおすすめのスポットをご紹介します。
本州から四国地方に入る玄関口となっている鳴門市は海に面しながらも、周囲を山に囲まれています。阿波踊りで有名な地である徳島市と隣接しているこの市は、鳴門鯛や鳴門わかめなどの海の幸が美味しいと評判です。さらに、都会ではなかなか見ることのできない大きな渦潮を観潮船に乗って見ることもでき、この地の名物になっています。海や山などはもちろん、自然を大いに満喫できるスポットで遠方からの旅行客も多いです。ここでは、そんな鳴門のおすすめ観光スポットをご紹介します。
A徳島県には徳島阿波踊り空港があるためアクセスする場合、飛行機を利用するルートがおすすめです。羽田空港からは1時間15分で徳島阿波踊り空港に到着します。時間に余裕がある場合やのんびりとした旅行を楽しみたい場合はフェリーを利用したり高速バスを利用するルートもあります。関西方面からは高速バスの使用が一般的なアクセス方法です。
A旅行シーズンや滞在日数、出発地にもよりますが、1泊2日のプランであれば交通費と宿泊費合わせて20,000円から30,000円で徳島旅行に出かけることができます。当日の飲食代やタクシー代、お土産代も含めて50,000円前後を用意しておくと安心して徳島旅行を楽しむことが可能です。宿泊先や交通手段を変えることで費用を抑えることも、逆にリッチな旅行にすることもできます。
A出発地にもよりますが、徳島旅行は1泊2日でも気軽に楽しむことが出来る観光地です。関西方面からであれば週末バスに乗り込んで気軽に楽しむことができます。東京からアクセスする場
A徳島旅行のベストシーズンは気候が落ち着き始める春となっています。3月から5月は暖かく、野外の観光では綺麗な花々や新緑が美しい木々が織りなす情景を楽しむことができます。徳島県内は北部と南部で気候が大きく異なるため、ベストシーズン中であっても注意が必要です。南部は太平洋側の気候であることから雨が多く、梅雨や台風の影響も受けやすくなっています。
Aベストシーズンである春休みやGWは観光客が多くなっているため、人混みを避けたいのであれば春休み明けやGW前後がおすすめです。金曜日、土曜日、日曜日の週末を避けた平日の旅行であればベストシーズン中でも比較的混雑を避けやすくなっています。悪天候や暑さが気にならないのであれば、梅雨の時期や夏場の旅行も比較的空いています。
A徳島と言えば阿波おどりで有名な県です。阿波おどり会館では阿波おどりの歴史を学んだり、舞台で阿波おどりを見ることが出来ます。その他にも世界の名画が収められている大塚国際美術館も文化的な観光スポットとして人気です。徳島旅行で外せない観光スポットといえば鳴門海峡も有名で、小型の観潮船で臨場感たっぷりの渦潮観潮もおすすめのアクティビティです。
A徳島県は北部と南部で気候が異なるため、目的地に合わせた服装が必要となります。南部での観光を楽しむ場合は突然の雨や肌寒さに備えてサッと羽織ることが出来る上着を用意しておくと安心です。行楽シーズンであっても防寒対策が必須となっています。徒歩での観光や街歩きを楽しむ場合には動きやすい服装や履きなれた靴を準備しておくのをおすすめします。
A徳島旅行をする際は折り畳み傘やカッパなど携帯しやすいコンパクトな雨具があると安心です。雨が多い地域なので突然雨に降られてしまうことも予想できます。その他には現地でお土産を買ったり、買い物をした際に買ったものを入れておけるエコバッグや買い物袋をも用意しておきましょう。移動時間が長くなる場合には本やタブレットなど時間が潰せるものがあると安心です。
A徳島県のグルメと言えば、鳴門海峡の荒波の中で育った鳴門鯛がおすすめです。引き締まった身はお刺身や鯛飯で堪能することができ、徳島旅行で外すことが出来ないグルメとなっています。阿波尾鶏も徳島県のブランド鶏で、焼鳥や親子丼がおすすめのグルメです。ラーメンが好きな人には濃いめで甘みのあるスープが特徴の徳島ラーメンがおすすめです。
A旅行に出かける際にはコロナ対策を徹底する必要があります。マスクは必ず着用し、アルコール消毒をこまめに行うようにしてください。移動の際や観光スポットに足を運ぶ際、飲食店を利用する際には3密を避けて行動するようにしましょう。観光スポットや飲食店によっては臨時休業をしている場合もあります。営業時間の確認と合わせて臨時休業などの情報も確認しましょう。