日本の首都、東京都。オフィス街だけでなく豊かな自然も随所にあり、紅葉が楽しめるスポットもたくさんあります。「国営昭和記念公園」は東京を代表する紅葉の名所の一つで、園内にある「かたらいのイチョウ並木」は空を覆う黄色のトンネルと道を埋め尽くす黄色のじゅうたんとが美しく、カエデをはじめとする約300本の木々の紅葉が見られる「日本庭園」は必見です。そして大自然の中で紅葉を楽しむなら「秋川渓谷」、風情ある伝統的な日本庭園の紅葉を見るなら「小石川後楽園」や「六義園」がおすすめです。気軽にハイキングが楽しめる「高尾山」は、紅葉が楽しめると秋も人気のスポットです。
都会を彩る黄色の紅葉青山通りより約300m続く神宮外苑いちょう並木は、146本のいちょうが立ち並びます。4年に1度の剪定で円錐三角の形を保ち、奥にある聖徳記念絵画館との景観を楽しめるのもポイントです。例年の見頃は11月中旬から12月初旬ごろまでで、ライトアップ開催時には黄金色のトンネルになり、都会の道をドラマチックに演出します。
見どころ満載の自然の宝庫都心から電車で1時間ほどのところにある標高599mの高尾山。清滝駅から高尾山駅まではケーブルカーで結ばれ、沿線でオオモミジやイロハモミジなどの紅葉が眺められます。高尾山口駅ではイチョウを望め、山頂のもみじ台からは茶屋で食事をしながら景色を堪能できるのがポイント。例年の見頃は11月中旬から11月下旬ごろまでです。
清流と紅葉の景色を楽しむ遊歩道東京都青梅市に位置する御岳渓谷・御岳渓谷遊歩道。御嶽駅より徒歩約3分でアクセスでき、多摩川の両岸におよそ4kmにわたって遊歩道が整備されています。例年の見頃は11月上旬から下旬ごろまで。カエデやミズナラなどの紅葉が見られます。玉堂美術館前には樹齢約70年の大イチョウがあり、ライトアップも楽しめるのもポイント。
元ゴルフ場の自然豊かな公園砧公園はもともとはゴルフ場だったこともあり、芝生が広がっているのが特徴。芝生の広場のほか、遊具や運動施設、美術館などがあります。園内にはサクラやケヤキ、シラカシの木立が見られ、イチョウやモミジの紅葉も楽しめるのがポイントです。例年の見頃は11月下旬から12月上旬ごろまで。売店や美術館のカフェで軽食も楽しめます。
イチョウやモミジに包まれる広大な公園国営昭和記念公園は総面積180haの公園で、四季の草花が見られるほか、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。かたらいのイチョウ並木、カナールイチョウ並木のほか、約300本のカエデがある日本庭園などの紅葉スポットがあり、ライトアップも楽しめるのがポイント。例年の見頃は10月下旬から11月下旬ごろまでです。
信仰の山で秋を感じて御岳山は武蔵御嶽神社が建立され、古くから霊峰と崇められてきました。ハイキングコースが整備されているほか、山頂近くまではケーブルカーも運行し、秋のパノラマ風景を眺められます。天狗岩から綾広の滝まで約1.5km続くロックガーデン(岩石園)、長尾平からの眺めも見どころのひとつ。例年の見頃は11月上旬から中旬ごろまでです。
風情感じる都会のオアシス江戸の屋敷の庭として江戸時代初期に造られた小石川後楽園。池を中心とした回遊式築山泉水庭園で、湖や山、川、田園などの景観が表現されているのが特徴です。園内にはイロハモミジやケヤキ、イチョウなどがあり、丸屋や紅葉林のほか、京都の通天橋を表現した通天橋付近で絶景を楽しめます。特別史跡と特別名勝に指定されているのもポイント。
歴史感じる大名庭園の紅葉江戸の二大庭園に数えられている回遊式築山泉水庭園の六義園。小高い築山や池があり、国の特別名勝に指定されています。園内には約400本のイロハカエデのほか、ハゼノキやイチョウなど、合計およそ560本の樹木があり、例年11月下旬ごろに紅葉の見頃を迎えます。モミジの紅葉に包まれるつつじ茶屋も見どころのひとつです。
清流と紅葉のコントラストを楽しむあきる野市から檜原村まで、全長約20kmに渡って続く秋川渓谷。多摩川の支流の中で最大と言われる秋川の清流とケヤキやイチョウ、モミジなどの紅葉を楽しめるのがポイントです。滝や巨岩のほか、歩行者専用の吊橋である石舟橋周辺も見どころのひとつ。例年11月中旬ごろに色づきはじめ、12月上旬ごろまで見頃となります。
切り立つ岩肌を彩る紅葉鳩ノ巣渓谷は鳩ノ巣駅より徒歩約10分、青梅街道より下に降りたところにある渓谷です。約40mの断崖の下に清流が流れ、吊り橋・鳩ノ巣小橋から切り立つ岩肌とカエデやイチョウ、サクラなどの紅葉を楽しめます。例年10月下旬ごろから色づきはじめ、11月上旬から下旬ごろまでが見頃となります。上流に向かうと白丸ダムもあります。
気軽に散策を楽しむ渓谷の紅葉スポット奥多摩駅より徒歩3分ほどのところにある氷川渓谷。2時間ほどで回れるハイキングコースが整備され、気軽に渓谷の散策を楽しめるのがポイントです。吊り橋の氷川小橋からは渓谷とカエデやイチョウ、ケヤキなどの紅葉の景色を眺められます。日原川と多摩川との合流地点も見どころのひとつ。例年の見頃は11月中旬から下旬ごろまでです。
山々に囲まれたダム湖の紅葉奥多摩湖はかつて小河内村だった場所にある人造湖で、正式名称は小河内貯水池です。周囲約45kmの湖で周辺には雲取山や三頭山、御前山があり、例年11月上旬から下旬ごろまでナラ、イチョウ、モミジなどが紅葉の見頃を迎えます。湖畔の遊歩道から望む湖と紅葉のコントラストのほか、ドラム缶橋とも呼ばれる浮き橋も見どころのひとつです。
【2020年版東京】11月が見頃の秋の花と、花の名所まとめ:紅葉、冬桜、秋の七草ほか
11月になると東京都内の庭園や公園ではイチョウやモミジなどの色鮮やかな紅葉を見られます。秋には「ヒガンバナ」や「ツワブキ」、「サザンカ」や「シュウメイギク」などの花が咲いて四季折々の草花を楽しめます。1年に2度咲く冬桜の「フユザクラ」や「十月桜」、秋桜とよばれている「コスモス」、秋の七草のひとつ「ハギ」など、ほかにも暖色に染まったいろいろな草花を見るのも楽しいですね。イチョウ並木などの紅葉が有名な名所や、国の名勝や史跡に指定されている庭園もあります。今回は東京都内にある庭園や公園の紅葉や秋の花に関してまとめました。
【東京】都内で紅葉を楽しめる♪ 眺めが最高のレストラン&カフェ5選
夏の暑さも落ち着いてくる秋は、外出するのが気持ちの良い季節ですね。もちろんスポーツをしたり、読書や芸術を楽しんだりというのも良いですが、やっぱり食欲の秋! 美しく色を変化させていく木々を眺めながら、美味しいものをいただくのはとっても魅力的。そこで今回は、都内にありながら紅葉を楽しむことのできる、眺めが最高のレストラン&カフェを5選ご紹介します。人気店ばかりですので、チェックしたら早めに席をリザーブしてくださいね。
【2020年版東京】12月が見頃の冬の花と、花の名所まとめ:紅葉、冬桜、雪吊りほか
秋が深まり、木々が赤く色づいたり空が高くなったりと、季節が進んでいることを感じるのは自然からというキッカケが多いのかもしれません。12月は1年最後の月。年末に向けて忙しくなるなかで晩秋〜冬ならではの紅葉やサザンカ、冬桜などを見て心と落ち着ける時間を取って見てはいかがですか。今回は東京都内で、秋の終わり頃から本格的な冬に入る12月に楽しめる花の名所をまとめました。春などの暖かい季節とは違い、厳しい寒さのなかで咲く美しい花々を楽しめるスポットです。都心にも冬でも緑あふれる場所はたくさんあります。ぜひリラックスしに訪れてみませんか。
【東京の紅葉2020年版】東京で行きたいおすすめの紅葉スポット30選
秋の風を感じたら紅葉狩りに行ってみませんか。東京には「都会のオアシス」のような公園からハイキングや景色を楽しめる山や湖など紅葉スポットが多数あります。色づく時期は標高のある山などは早めの10月下旬から都内は11月上旬、天候にもよりますがそれから一月ほどかけて見頃を迎えます。都内の公園は公共機関でお手軽に出かけられるところがほとんどです。高尾山や奥多摩方面も駐車場が完備されていてドライブでのデートや、ファミリーでも楽しめます。銀杏並木やもみじの紅葉の下、お弁当を持ってスポーツやアスレチック、散策もいいですね。ライトアップされた紅葉黄葉を眺めながらゆっくりおしゃべりして歩くのもおすすめです。
【2020年版】東京でおすすめの紅葉スポット:見頃の時期を紹介
首都東京といえば、ほとんどの方が商業施設やオフィスビルが立ち並ぶ大都会をイメージするのではないでしょうか。しかし、東京湾に面していたり、高尾山や御岳山などがあったりと、実は自然が非常に豊かなんです。さらに、江戸時代に徳川家康が構想し作られ、日本の中心地として機能していた六義園や浜離宮恩賜庭園などの歴史ある庭園や建造物もたくさんあります。他にも日比谷公園や駒沢オリンピック公園など、広く整備された公園や、向島百花園などの植物園以外にも、街中のいたるところに都民のオアシスとなるような公園等が点在しているんです。発達している東京の交通の便の良さもあり、紅葉の時期には手軽に楽しめることも魅力です。今回はそんな東京の中でもおすすめの紅葉スポットを、見頃とともにご紹介いたします。
【2020年版】東京で秋のイチョウ並木の紅葉が幻想的なスポット5選
日本の秋の風物詩といえば、やはり「紅葉」です。緑の葉が徐々にその色を紅に染め、見る者を圧倒する景色は、季節の移ろいを感じさせてくれます。東京の紅葉シーズンは11月中旬からはじまり、11月下旬~12月上旬に見ごろを迎えます。一方で、各地のイチョウ並木も秋のみどころのひとつ。数百本ものイチョウが黄金のトンネルを作り出し、さらにその落ち葉が作り出す黄金の絨毯のような景色は、幻想的な感覚を与えてくれます。そうしたシーズンに合わせて各地ではたくさんのイベントも開催され、パレードが行われたり露店も立ち並んだりと、立ち寄る人々を楽しませてくれます。今回はそんな秋の美景スポットをご紹介!
【東京】優美な紅葉狩りと一緒に楽しむ秋祭り5選
日本の秋の風物詩である紅葉狩りにでかけてみませんか。東京都内の公園でも美しい紅葉が見られるとあって、気軽に足を運べることも魅力ですね。そうしたアクセスのいい場所を含め、紅葉と一緒に楽しめる秋祭りを取り上げてみました。絶句するほどの真っ赤な紅葉に出合える、高尾山や奥多摩の紅葉はもちろん見ごたえ抜群。ライトアップされる夜の幻想的な風景を楽しみたい方には、期間限定で夜間開園される六義園がおすすめです。ほかにも無料で開催されているイベントも盛りだくさんですので、秋ならではの景色とお祭りならではの楽しい雰囲気を楽しんでみてください。
東京で渓谷美を楽しむ奥多摩でおすすめの紅葉スポット
奥多摩はエリアが広くどこからでも見事な紅葉は楽しめますが、今回は特に素晴らしい風景を望めるおすすめの場所を紹介したいと思います。奥多摩は多摩川上流を取り囲む人気の観光スポットで、東京都内から程近くにあるとは思えないその見事な自然環境は、「渓流」や「ダム湖」、「断崖絶壁」など起伏に富んだ地形とそれらを取り囲む雄大な山々で構成されています。時期に寄って違う顔が見られるので1年を通して「ハイキング」や「山登り」、「渓流探索」等を楽しむ事が可能で、沢山の人々が訪れます。特に11月上旬に見頃のピークを迎える紅葉の時期には、その見事な紅葉を一目見ようと全国から見学者がやってきます。荒々しい地形と色彩豊かな山々の対比が特徴的な紅葉風景は他では中々見る事が出来ません。
東京への交通手段は、飛行機や新幹線、高速バスなどが一般的です。大阪から東京へは、新幹線利用で最短約2時間30分、飛行機利用で約1時間、高速バス利用で8時間~10時間になっています。仙台から東京は、新幹線を利用して約1時間30分になっています。福岡から東京までは、飛行機を利用して約1時間25分になっています。
東京旅行の費用は、出発地や宿泊日数、宿泊するホテル、訪れるシーズンなどによって大きく異なります。大阪発で新幹線を利用した1泊2日のツアーの相場は、20,000円ほど。これに食事代や観光費用、お土産代などをプラスしていくと、大体35,000円ぐらいが必要です。ただし、東京ディズニーリゾートなどを訪れるのであれば、パスポート代がさらに上乗せされます。
東京旅行を楽しむのに最適な宿泊日数は、目的によって異なりますが、都内の人気観光スポット巡りやショッピングを楽しむというのであれば、2泊3日がおすすめです。上野動物園など1日ゆっくり楽しめる観光スポットを取り入れる場合や、東京ディズニーリゾートと都内観光を合わせて楽しみたいのであれば、3泊4日がおすすめです。
日本の中心地でり大都市である東京は、1年を通じて観光を楽しむことができます。特に、スカイツリーや浅草、銀座などの街中の観光スポットや、東京ディズニーリゾートなどは、季節を問わずいつでも楽しめるスポットです。自然の豊かな高尾山などを訪れるのであれば、気候のよい春や秋などがおすすめ。奥多摩ならば、夏場の避暑地としても人気です。
東京は、1年を通じて国内外から多くの観光客が訪れており、人が少ないシーズンというものはあまりありません。ただし、夏休みや春休み、冬休み、ゴールデンウィークなど学校が休みになるときは、より多くの人が訪れるので、少しでも人が少ない時期を狙うのであれば、避けた方が無難です。また、平日の方が、土日祝日よりも人が少ない傾向にあります。
東京には、非常に多くの観光スポットがあります。大定番といえば、東京スカイツリーや浅草雷門、上野動物園など。また、ショッピング好きならば、銀座や原宿などが人気です。そして、東京とは思えない自然の美しい景色を楽しみたいのであれば、ミシュランにも掲載された高尾山や、東京の奥座敷である奥多摩がおすすめです。
東京旅行は、基本的には普段のタウンを訪れるような服装で楽しむことができます。都内の観光スポットを巡る時は、たくさん歩くことを想定して歩きやすい履きなれた靴がおすすめ。ショッピングを楽しみたいのであれば、好みのオシャレを楽しむことができます。高尾山や奥多摩を訪れるのであれば、スニーカーや動きやすい服装を心がけましょう。
東京旅行で、特に必要な持ち物というものはないですが、訪れる季節が梅雨などなら雨具の用意を忘れずに。また、訪れる場所と季節によっては、日焼け止めや帽子なども必要になります。タウンを観光するというのであれば、何か足りなくなってもすぐに購入できるので、クレジットカードや現金などがあれば、あまり心配することはないでしょう。
東京では、日本はもちろん世界各国のさまざまなグルメが楽しめます。でもせっかく訪れるのであれば、東京の郷土料理を味わいたいところ。日本の寿司の代表のひとつである江戸前寿司や、江戸時代から続く深川飯、江戸前蕎麦に東京ラーメンなど郷土料理はたくさんあります。また、浅草の草加せんべいや小麦粉で作るくずもちなどもおすすめです。
東京では、コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底しています。飲食店の営業時間をはじめ、観光スポットなどの入場制限やイベント開催の中止なども多く、事前にホームページなどで確認してから訪れるのがおすすめです。マスク着用、アルコール消毒の徹底、会話を控えめにするなどをして、安全に旅行を楽しむようにしましょう。