このページでは安東にある歴史スポットを紹介しています。旅行の醍醐味は、名物料理や美しい景観、街の雰囲気など、その土地ならではの体験です。城や史跡などの歴史スポットでは、街のルーツと変遷を知ることができ、旅の楽しさもいっそう深まります。著名な映画や小説の舞台として使われてきた建物を訪れれば、物語の世界を体感できます。教会や寺院などの宗教施設に行けば、美しく荘厳な空間に心が洗われるでしょう。
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安東 - 文化遺産,史跡・遺跡,旧市街・古い町並み
安東は、東京から飛行機と高速バスを乗り継いで約4時間半ほどでアクセスできる街。安東と言えば、河回村という世界遺産にも登録された民俗村が一番人気の観光スポット。朝鮮時代の集落がそのまま残っており、野外博物館のような雰囲気です。そしてこちらで公演される仮面劇は世界的な知名度があるので、ぜひ見学してみましょう。また伝統家屋を民宿として利用している場所もあるので、韓国の文化を体感してみたい方にはおすすめです。また安東の郷土料理と言えば鶏を甘辛く似たチムタクです。安東チムタク横丁から生まれた料理と言われており、安東に来たら本場の味を味わわずして帰れません。今回は重要文化財が多く見どころの多い安東の人気のおすすめスポットをご紹介します。
周辺スポット
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安東 - 寺院・教会
韓国3大書院のひとつ 屏山書院は朝鮮時代を代表する教育機関だった場所で、大自然の中にある風光明媚な人気観光スポットです。2019年には全国9ヶ所にある「韓国の書院」のひとつとして世界遺産にも登録されました。 もともとは安東の豊山邑に存在した豊岳書堂を1572年に儒学者の柳成龍が現在の場所へ移されたのが屏山書院のはじまり。その後優れた地方教育機関としてたくさんの学者を輩出し、1868年の書院撤廃令が出された際も難を逃れました。また書院内には柳成龍の文集など3000冊以上もの書物が保存されています。 屏山書院は自然と木造建築が調和した落ち着いた雰囲気で、優雅な景観を楽しむことができます。
安東 - 史跡・遺跡
韓国で最も偉大な儒学者である退渓・李滉ゆかりの地である陶山書院。 中央政府の権力争いを嫌った李滉は官職を辞し、後進の指導のために陶山書堂を開きました。その後李滉が没すると弟子や儒学者が李滉をたたえるために尚徳祠と典教堂、東・西斎を造り、陶山書院が完成。 豊かな緑の中に木造建築が建つ趣ある景色は表に李滉の肖像画が描かれた1,000ウォン札の裏面にも採用されています。京都の山寺にも似た雰囲気を感じ、日本人の好みにも合う陶山書院。実際に日本の茶室の造りにも影響を与えた建物もあります。じっくりと見学しても1時間ほどで見て回れるので、ぜひ訪れてみてください。
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