このページではアジアにある文化遺産を紹介しています。文化遺産とは世界遺産の種類の1つで、人類の文化的活動によって生みだされた建造物群や遺跡、記念物のことです。歴史や民俗学、芸術的な価値が高く、後世へ残すべきものが登録され、各国政府や国際機関によって保護・保存の対象となっています。人類の創造的才能が表現された傑作や、歴史上重要な時代の証拠となる建築様式や建築物群、技術の集積が認められた事例が多く、世界有数の観光名所が登録されています。有名な文化遺産はインド・イスラーム文化の代表的建築であるタージ・マハルや、古代ローマ文明が存在した希少な証拠とされるスペインのヘラクレスの塔などで、日本では法隆寺地域の仏教建造物や原爆ドーム、富士山などが登録されています。
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ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産,城・宮殿
デリーの居城“赤い城” 赤砂岩で作られた城壁は赤く、赤い城と呼ばれています。ムガル帝国第5皇帝が、遷都した際に居城として築かれたもので、ムガル帝国の集大成ともいえる立派な居城です。時代は流れ200年程後に起きたインドの大反乱の時にイギリス軍の駐屯地として利用され、近年に至るまで軍の施設として立入禁止となっていましたが、現在はある程度中に入ることができます。ここでは毎年インド独立記念日に首相演説が行われる、インド人にとっても大事な場所です。
マカオ半島 - 寺院・教会,文化遺産
”マカオ最古”の寺院 1488年に建立されたマカオ三大古廟のひとつで、媽閣山のふもとにあります。マカオ最古の寺院とされていて、4つの境内の内、3つに海の女神である阿媽がお祀りされています。入口近くの大きな石の上には、極採色で阿媽を乗せたと言われる伝説の船が描かれていて、その美しさは圧巻です。
スコータイ - 寺院・教会,史跡・遺跡,文化遺産
14世紀に建てられた寺院の"廃墟" ワット・マハータートは、タイ北部のスコータイ歴史公園内にある最大の遺跡であり、スコータイで最も重要とされている王宮寺院です。初代の王である「シーインタラーティット」が、王朝が誕生したと同時に建立したと言われています。 公園内で最も大きい寺院で、周りを4つの池で囲まれており、寺院には、1基の本堂、8基の仏堂(モンドップ)、10基の礼拝堂(ウィーハン)があります。大きな仏像は印象的で見応えがあります。 中央の高い仏塔の下段には、仏の弟子160人の姿が掘られています。床や柱には石材やレンガが使用されており、その他の部分には木材、瓦が使用されています。
ソウル - 城・宮殿,文化遺産
"世界遺産"に登録されている宮殿 保存状態に優れ、自然と建築との調和が美しいことから1997年にユネスコ世界文化遺産にも登録された。朝鮮王朝で、王が最も長く住んだ宮殿。日本語ツアーも実施しており、ガイドさんが歴史や沿革について分かりやすく説明してくれる。敷地がとても広いので、時間に余裕を持って回りたい。
マカオ半島 - 広場・公園,文化遺産
世界遺産の”石畳が美しい広場” 媽閣廟の前にある広場で「マカオ歴史市街地区」としてユネスコの世界遺産に登録されています。背後の丘にあったバラ要塞が名前の由来とされています。波模様のカルサーダス(ポルトガル式の石畳)が敷き詰められ、とても美しくポルトガルの民俗ダンスが行われたり、オペラが上演されることもあります。
マカオ - 寺院・教会,文化遺産
"マカオ三大古堂"のひとつ マカオ三大古堂のひとつであるカトリック教会。大航海時代には、ポルトガル人船乗りの家族が航海の安全を祈願したという。外観の美しさもさることながら、内部もまたステンドグラスやシャンデリアが豪華で美しいことから、カトリック信者の間では人気の結婚式会場とされている。
マカオ - 城・宮殿,文化遺産
”中国と西洋”の建築が融合した邸宅 中国建築に西洋や外国の様式を取り入れた初期の建築として貴重な建物です。孫文や毛沢東にも影響を与えた19世紀の思想家、鄭観応の邸宅で約8年にも及ぶ大修復の末、一般公開されています。約4000平方メートルにもわたる豪邸は、マカオを代表する邸宅です。
マカオ半島 - 城・宮殿,文化遺産
小高い丘にあるマカオ”最強防衛施設” 聖ラザロ広場近くの丘を登ると登場するのがモンテの砦。キリスト教の一派であるイエズス会の協力によって建造されました。マカオを一望できる丘にあり近代的な高層マンションと古びた街並みが同居する景色を見ることができます。現在でも多くの大砲が残っていて巨大な防衛基地だったことがわかります。
マカオ半島 - モダン建築,文化遺産
”美しいアーチ型建築”のもと寄宿舎 マカオ治安維持のため当時ポルトガル領でイスラム教圏でもあったインドの都市ゴアから派遣された兵士の寄宿舎として建てられました。イスラム様式の美しいアーチ建築が特徴です。現在、政府機関の事務所として使われていますが、観光施設として再整備される予定です。
ソウル - 文化遺産
”東京ドーム28個分”の広大な城 水原(スウォン)市の中心部を取り囲むように建つ都城。総面積130ha、城壁5.7kmにも及ぶ華城は朝鮮古来の築城法と、石とレンガの併用という西洋の近代的建築技法を活用し、機能性と建築美を兼ね揃えている。建築史的に高い価値がある城としてユネスコの世界遺産登録となっている。
ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産
“勝利の塔”が見ごたえ抜群 デリーにある世界遺産のミナレット。ミナレットとは礼拝時刻を知らせるために使われる塔のことを一般的にいいますが、このミナレットは“勝利の塔”。イスラームがヒンドゥーに勝った時の戦勝記念に建てられたとされ、世界で最も高いミナレットです。他にも広い敷地内に立派な遺跡が立ち並び、錆びない鉄塔、建物群も見ごたえ抜群です。デリーでは欠かせないおすすめスポットといえます。
ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産
“ムガール建築の傑作”の霊廟 ムガール帝国第二皇帝フマユーンの霊廟で、妃が事故死したフマユーンのために作らせた霊廟。フマユーン廟から約80年後につくられたのがタージマハルであり、モデルとなった建物と言われています。廟を囲む庭は正方形、芝生も噴水もすべて格子状に整えられており造形美が光ります。フマユーン自身は、ムガル帝国を復興した英雄でありながら、最後は階段から足を滑らせて死去。数奇な人生を見届けたムガール建築の傑作です。
マカオ - 広場・公園,文化遺産
”カジュマルの大木”が印象的な広場 マカオの主要港だった現在のペーニャの丘にある小さな広場。周りは美しい南欧建築の住宅で囲まれ、広場の中心にあるカジュマルの大木が印象的です。ポルトガル人が早くから住みはじめたのがこの周辺といわれており、当時の主要な天然の水源(井戸)があった場所です。
マカオ半島 - 寺院・教会,文化遺産
”世界遺産”の修道院・聖堂 1728年に聖ポール大学とともに創設された聖ヨセフ修道院は、イエズス会によって建築された教会です。クリーム色が美しい、中国を代表するバロック建築と知られる教会の中には、ドーム型の美しい天井があり、「IHS」というイエズス会のシンボルが書かれています。フランシスコ・ザビエルの上腕部の遺骨も祀られています。
その他の都市 - 史跡・遺跡,文化遺産
貴重な"初期人類遺跡" レンゴン渓谷の4カ所の遺跡からは、7万4000年前の人骨や石器から青銅器など、人類の進化と文明の発達を知ることができる貴重な遺物が多く出土している。ここで発掘された考古資料が展示されている。アフリカ大陸以外以外では最古の遺跡となる。入場料は無料。
仁寺洞/鍾路 - 寺院・教会,文化遺産
歴代の王が眠る"神聖な場所" 韓国の過去の朝鮮王朝の王と王妃の位牌を祀った祠堂。ソウルの街中にあると思えないほど、静かで厳かな雰囲気が漂っている。土曜日は自由観覧できるが、他の日は案内人と客数名で一緒に回らなくてはならないので注意が必要だ。1995年に、優れた建築様式と歴史性の高さから、ユネスコ世界文化遺産に登録された。
マカオ - モダン建築,文化遺産
”中国で最も古い”西洋式劇場 聖オーガスティン広場にあるミントグリーンの劇場。中国で最も古い西洋式の劇場として300席を設けて建築されました。地元マカオのコミュニティーにおける非常に重要な文化的名所として残っており、現在も重要な公共の催事や祝賀会の会場として使用されています。
万里の長城(八達嶺長城)周辺 - 城・宮殿,文化遺産
“歴史を感じる”場所 万里の長城はユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されていて八達嶺は観光地として最も有名な場所。レンガ積みの歩道は果てしなく続く長城からの景色は壮大であり格別だ。男坂と女坂があり男坂はかなり急勾配である。比較的晴天の多い季節は秋。麓には長城博物館がある。
マカオ - 広場・公園,文化遺産
”教会が密集”する石畳の広場 南洋植物と紋章のような模様がきれいな石畳の広場。あまり観光客もいないのでゆっくりすることができます。広場の左側には聖オーガスチン教会、ドン・ペドロ5世劇場があり右側には図書館、少し離れたところにも聖ヨセフ教会などがあり見どころの多いスポットです。
マカオ半島 - 史跡・遺跡,文化遺産,寺院・教会
”ファザード”が残る教会 1582年に聖アントニオ教会付属の礼拝堂として建てられた教会で、ユネスコの世界遺産「マカオ歴史地区」の一部として登録されています。1835年の火災によって教会は焼け落ちてしまい、教会の正面の壁と68段の階段だけが残る現在の姿となっています。火災に残った石造りのファザードは、精密な彫刻が施されており、漢字が貯穀されている部分もあります。
マカオ - 寺院・教会,文化遺産
"クリームイエロー"が美しい 1587年に建てられた、中国で最も古い教会のひとつ。黄色いかわいらしい教会。周囲はいつも人が多いが、内部は厳かで神聖な気持ちになれる。夜はライトアップされ、より一層美しい。毎年5月13日には、内部に安置されている聖母像が渡御する祭事が催される。
マカオ半島 - 広場・公園,文化遺産
マカオ観光の"拠点" ポルトガル統治時代の名残を色濃く残している、白と黒のモザイク模様が美しい広場。ピンクやイエローなどパステルカラーのヨーロッパ風の建物に囲まれている。広場の中央には、ポルトガルの大航海時代を象徴する地球儀をモチーフにした噴水がある。周りにはおしゃれな店が多い。
マカオ - 寺院・教会,文化遺産
美しい"ステンドグラス" 1622年に木造で建てられたが、その後1937年に現在の建物に建て替えられた。黄色やグリーンなどパステル系の建物が多い中、珍しく重厚な外観のカテドラルと、その前に広がるタイルの美しい広場。カテドラルと広場はともに世界遺産に登録されている。内部のステンドグラスがきれい。
蘇州 - 文化遺産
蘇州古典園林は中国江蘇省蘇州にあり、美しい庭園が観光客に人気です。複数の庭園があり、滄浪亭、環秀山荘、留園、網師園、拙政園、獅子林、芸圃、耦園、退思園が世界遺産に登録されています。 中でも獅子林、留園、拙政園、滄浪亭は藩州四大名園とされています。公開されている庭園は19カ所ありますが、現存しているものは60カ所にも上ります。 私的財産を投じて造られたものが多くありますが、現存最古の庭園である滄浪亭からは歴史を感じることができます。この他にも蘇州古典園林では見どころがたくさんあるのでおすすめのスポットです。
シェムリアップ - 寺院・教会,文化遺産
”巨木の根に覆われた”迫力の遺跡 タ・プロームとは「梵天の古老」という意味で、巨木の根っこが遺跡を包んでいるという特徴で有名なスポットで、映画「トゥームレイダー」のロケ地になったことでも知られている場所である。発見当時の景観を保存するということで、あえて必要最低限の修復しかされておらず、自然の力を感じられる。
マカオ - 寺院・教会,文化遺産
”不思議な伝説”をもつ南国風教会 スペインから来たオーガスティン派の修道士たちによって創建された修道院。セドナ広場からも近くクリーム色の南国風の雰囲気が人気です。別の教会に移されたはずのキリスト像が、いつの間にか自力でこの教会に戻ってきたという、不思議な伝説を持つ教会です。
ペナン島 - 旧市街・古い町並み,文化遺産
"エキゾチック"な街 マレーシアの古都。中国的でもありながら、ヨーロッパのエッセンスも漂っており、そこにマレー色も加わりなんともエキゾチックな感じがする。世界遺産になっており、歴史を感じることのできる場所。夜にはクルーズで歴史ある街並みを堪能することもできる。マラッカ海峡の夕暮れは、とても大きく素晴らしい。
拉薩 - 城・宮殿,史跡・遺跡,文化遺産
高地にある”神聖”な場所 ラサ市の紅山に建つポタラ宮はチベット仏教の聖地であり世界遺産(文化遺産)である。世界一標高の高い古代宮殿であり歴代ダライ・ラマの居城で、主に宮殿は紅宮(宗教活動の場所)と白宮(政治活動や生活の場所)に分かれている。また、宮殿には数万点もの彫刻・仏画・経典・壁画などが保存されており貴重である。
シェムリアップ - 史跡・遺跡,文化遺産
”東洋のモナリザ”がある寺院遺跡 バンテアイ・スレイは「女の砦」という意味で、赤い砂岩で作られた小さな寺院遺跡で、アンコール4大人気遺跡の1つである。壁に彫られた彫刻が細やかですばらしく、他の遺跡よりも保存状態も良く、中でもメインは中央神殿に刻まれた女神像で、その微笑みは「東洋のモナリザ」と言われている。
ハノイ - 城・宮殿,文化遺産
長く政治の中心だった"遺跡" ハノイのタンロン皇城の中心区域は、2003年に発掘され、2010年には世界遺産に登録された遺跡群です。「タンロン」はハノイの旧称で、昇り龍を意味しています。 7世紀〜19世紀の1000年以上もの間、歴代王朝の中心地として栄えていたこのエリアでは、異なる王朝の遺跡が重層的に発掘されており世界的にもみても珍しい貴重な場所。最近まで軍の統治下にありましたが、世界遺産に登録されたことにより一般にも解放され、人気の観光スポットとなっています。 観光スポットが集まるハノイの中心部にあるので、アクセスがしやすいのもおすすめのポイントです。
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