このページではカンボジアにある文化遺産を紹介しています。文化遺産とは世界遺産の種類の1つで、人類の文化的活動によって生みだされた建造物群や遺跡、記念物のことです。歴史や民俗学、芸術的な価値が高く、後世へ残すべきものが登録され、各国政府や国際機関によって保護・保存の対象となっています。人類の創造的才能が表現された傑作や、歴史上重要な時代の証拠となる建築様式や建築物群、技術の集積が認められた事例が多く、世界有数の観光名所が登録されています。有名な文化遺産はインド・イスラーム文化の代表的建築であるタージ・マハルや、古代ローマ文明が存在した希少な証拠とされるスペインのヘラクレスの塔などで、日本では法隆寺地域の仏教建造物や原爆ドーム、富士山などが登録されています。
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シェムリアップ - 寺院・教会,文化遺産
”巨木の根に覆われた”迫力の遺跡 タ・プロームとは「梵天の古老」という意味で、巨木の根っこが遺跡を包んでいるという特徴で有名なスポットで、映画「トゥームレイダー」のロケ地になったことでも知られている場所である。発見当時の景観を保存するということで、あえて必要最低限の修復しかされておらず、自然の力を感じられる。
シェムリアップ - 史跡・遺跡,文化遺産
”東洋のモナリザ”がある寺院遺跡 バンテアイ・スレイは「女の砦」という意味で、赤い砂岩で作られた小さな寺院遺跡で、アンコール4大人気遺跡の1つである。壁に彫られた彫刻が細やかですばらしく、他の遺跡よりも保存状態も良く、中でもメインは中央神殿に刻まれた女神像で、その微笑みは「東洋のモナリザ」と言われている。
シェムリアップ - 史跡・遺跡,文化遺産
”美しく幻想的”な人気のスポット アンコールワットはアンコール遺跡群の中でも最大規模の寺院遺跡で、1992年に世界遺産に登録され、カンボジアの観光名所で日本人に1番人気があるスポットである。朝日と夕日の鑑賞スポットとしても有名で、水面に映るアンコールワットも美しく、中に入ると幻想的で神秘的な雰囲気が味わえる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”空中階段と3つの回廊”の遺跡 パブーオンとは「隠し子」という意味で、アンコールトム内のバイヨンと象のテラスの間にあるピラミッド型の寺院遺跡で、200mくらいの空中参道を渡って行くことができる。3つの回廊があり、回廊を結ぶ階段はとても急で注意が必要だが、上から見る景色は絶景と言われ、裏側に巨大な寝釈迦像がある。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
東向きの”3つのレンガ造りの塔” プラサット・バッチュムは10世紀中頃にラージェンドラヴァルマンによって建造され、建築家のカヴィンダライマターナが手掛けた寺院であり、東向きに3つのレンガ造りの塔があり、それぞれに石に刻まれた碑文が残されている。残念ながらレリーフは部分的に風化が進んでおり、基壇も砂に埋もれている。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
たくさんの”象の像とレリーフ” 象のテラスはバイヨンの近くにある、かつて閲兵式や儀式や祭事が行われていた場所とされ、象の像がたくさんあり、象とガルーダのレリーフが並んでいて、象の鼻が柱になっている所もある、他の遺跡とは違った雰囲気が楽しめる場所である。テラスの前は草原になっていて、散策するのに良い場所である。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
見落としがちな”小さくて綺麗な遺跡” バクセイ・チャムクロンとは「翼下で護る鳥」という意味で、10世紀の初め頃に造られ、高さ27mの四層の基壇の上にレンガ製の祠堂が一基のっているピラミッド型の寺院である。中心の砂岩のリンテルはインドラが3つの頭の象の上に立っている細かな彫刻で装飾されており、碑文が扉口の両側にある。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”上智大学が発掘調査中”の寺院遺跡 バンテアイ・クディとは「僧房の砦」という意味で、上智大学が発掘調査している寺院の遺跡で、ひっそりとした雰囲気で、中は小部屋のように仕切られたスペースが続き、回廊は右にも左にも前にも進め、迷路のようであると言われる。柱に踊り子のレリーフが掘られている踊り子のテラスが有名である。
シェムリアップ - 文化遺産
”アンコール遺跡の出土品”の展示 アンコール国立博物館は2007年にオープンした博物館で、アンコール遺跡の出土品である彫刻や彫像が多数展示されており、展示品はテーマ別、年代順に解説されていて分かりやすく、建物は綺麗で近代的である。日本語のガイディングレシーバーの貸し出しがあり、荷物は預け所に預けてから中に入る。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
奥地に静かに佇む”穴場スポット” プリア・パリライはアンコールトムの北西に位置する、奥地にある遺跡で、木立に囲まれた祠堂がある、穴場的スポットであるため、訪れる人は少なく、祠堂の上部はほとんど崩れていて、中からは空が見える。静かに佇むように立つ遺跡に夕日が当たる光景はすばらしいとされ、雰囲気がいいと言われる。
シェムリアップ - 文化遺産
”上智大学が発掘した仏像”の展示 プリアノロドムシハヌークアンコール博物館は別名「イオン博物館」とも呼ばれている、主に上智大学がバンテアイ・クディ寺院から発掘した仏像が展示してある、真っ赤な建物の博物館である。知名度は高くないが、日本語の解説とビデオの上映があるので、展示物についてよく理解することができる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”未完成のピラミッド式寺院”の遺跡 タ・ケウは「紺碧の塔」という意味で、建造中に王が死去したために未完成のまま残っているピラミッド式寺院の遺跡で、装飾や壁画、女神などの像が一切なく、最上部に上ると見晴らしが良く、遺跡全体を見渡すことができる。訪れた人の多くは遺跡に上る時の階段が非常に急で、注意が必要であると言う。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”たくさんのデヴァター”と有名な東門 タ・ソムはジャヤヴァルマン7世が建てた仏教寺院で、塔門には四面仏が彫られていて、中には他では見られないような仕草のデヴァターがたくさんあり、木が絡みついている東門が有名な、破壊が進んでおり、森の中の廃墟といった感じのスポットである。比較的小規模な寺院で、元は僧院だったと言われる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”綱渡りの踊り子の塔”のスポット プラサット・スゥル・プラットは「綱渡りの踊り子の塔」という意味で、アンコールトムの東側に位置する小さな遺跡群である。12のラテライト製の塔が並んでいて、その名の通り塔の間に綱を張って綱渡りが行われていた場所という説があるが、何に使われていたかは明確ではなく、諸説ある。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”4つの等身大のゾウの像”がある遺跡 東メボンはピラミッド型の遺跡で、かつては水上に浮かぶように建っていた寺院だったと言われているが、今は水は全くなく、四方に等身大のゾウの像があり、主祠堂の中には仏像が安置されている。メボンとは「神の恵み」という意味で、急な階段を上って上まで行き、そこから景色を楽しめる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”かつての王の沐浴場”であった池 スラ・スランは「聖なる池」という意味で、12世紀後半にジャヤヴァルマン7世によって造られた王の沐浴場だったと言われるバンテアイクディの近くの広くて美しい池である。獅子の像が2つあり、朝日と夕日の穴場スポットであり、世界一大きな浴場と言われ、晴れた日は湖面に映る空と雲が綺麗である。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”すべてがレンガ造り”の寺院の遺跡 プラサット・クラヴァンは921年にハルマサルバン2世によって造られた寺院で、すべてがレンガ造りであることが特徴の比較的小規模な遺跡である。レンガ造りの5つの塔が並び、外面には装飾はないが、内部の彫刻が綺麗で、特に中央の塔のヴィシュヌ神のレリーフが一見の価値があると言われる。
シェムリアップ - 史跡・遺跡,文化遺産
ロリュオス遺跡群の”最古の寺院” プリア・コーとは「聖なる牛」という意味で、インドラヴァルマン1世によって建立された寺院であり、ロリュオス遺跡群の最古のレンガ造りの寺院と言われており、その名の通り聖なる牛の石像が置かれている遺跡である。小さい祠堂が6つあり、人が少なくのんびりとした雰囲気の遺跡である。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
ライ王の石像と”美しいレリーフ” ライ王のテラスは象のテラスのそばにある、三島由紀夫の小説の題材になっているテラスで、テラスの上にはレプリカのライ王の石像があり、テラスの側面の壁には一面に一見の価値があると言われる美しいレリーフがある。本物のライ王の石像はプノンペンの国立博物館にあると言われている。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
林の中に建つ”赤いレンガ造りの遺跡” ビミアナカスとは「天空の宮殿」という意味で、奥まった所にひっそりとある赤いレンガ造りのピラミッド型の遺跡で、周りは林で囲まれ、あまり人がいない、静かな場所である。3層の基壇の上に回廊があり、祠堂が1基のっていて、上から見る景色は綺麗で、近くには男池、女池と呼ばれる沐浴場がある。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”赤色が残ったデヴァター像”がある遺跡 チャウ・サイ・テボーダは12世紀に創建された小さな遺跡で、中央祠堂と拝殿があり、塔門と楼門を結ぶ空中参道が有名で、リンガを祀ったヨニや、美しい彫刻が多数あり、特に他の寺院では見られない中央祠堂の壁面の赤い色が残ったデヴァターが必見であり、華やかなクメール文化を感じることができる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”美しいデヴァター像”がある遺跡 トマノンは12世紀にスーリヤヴァルマン2世によって創建されたヒンドゥー教の寺院で、繊細な彫刻が堂内外に大変良い状態で多く残っていて、「小さな宝石箱」とも呼ばれる寺院である。中でも中央祠堂の壁面の女神デヴァター像が美しく、表情豊かな姿が多数あり、この場所に来たら必見の彫刻である。
シェムリアップ - 史跡・遺跡,文化遺産
”アンコールワットの原型”の寺院 バコンは881年に建てられたピラミッド型の寺院で、ロリュオス遺跡群の1つであり、中央祠堂の高さは65mあり、内部にはリンガが祭られており、アンコールワットの原型と言われている。階段で上に行くことができ、ピラミッドの段の下からナーガ、ガルーダ、夜叉、羅殺、神の5層の階層がある。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”巨大な顔の四面塔”と回廊のレリーフ バイヨンは12世紀末にジャヤヴァルマン7世によって創建された仏教寺院で、見所は巨大な顔の四面塔や当時の生活感があふれる回廊のレリーフであり、アンコールワットよりは小さいが、有名なスポットで、いつも観光客が多い。中は四面塔が林立しており、不思議で神秘的な気分になると言われる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”外交官の宿泊施設”であった遺跡 クリアンは11世紀前半にジャヤバルマン5世とスーリャバルマン1世によって創設された寺院で、象のテラスの正面に位置する、アンコールトムの敷地内の最東にある小さい遺跡である。ラテライトと砂岩でできた、南北対称に造られている2つの寺院で、かつては外交官の宿泊施設であったと言われる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
かつての”沐浴場であった5つの池” ニャック・ポアンはジャヤヴァルマン7世によって作られた沐浴場と言われている場所で、大きな正方形の池の中央には祠堂があり、更にその池の周りに4つの小さな正方形の池があり、それぞれの池には様々な動物の像がある。雨季には遺跡の中に入ることができず、外からしか見られない。
その他の観光地 - 寺院・教会,文化遺産
眺めがすばらしい”天空の遺跡” プレア・ヴィヘア寺院は2008年に世界遺産に指定された、タイとの国境近くの断崖の上にある天空の遺跡という感じの寺院遺跡で、ここからカンボジアの平原を一望することができ、眺めがすばらしい。寺院は劣化しているが、残っている部分は美しく、カンボジアのお札のデザインにもなっている。
シェムリアップ - 山・渓谷,文化遺産
トンレサップ湖に映る”美しい夕日” プロンクロムはトンレサップ湖の近くにある、9世紀の終わり頃から10世紀にかけて造られた寺院で、3つの祠堂があり、祠堂にはヴィシュヌ、シヴァ、ブラフマーの3つの神が祀られている。トンレサップ湖に映る夕日がすばらしく、夕日鑑賞のスポットとされるが、あまりメジャーではない。
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