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ハバナ - 散歩・街歩き
マレコン通りは、ハバナの新市街から旧市街のセントロ・アバーナ地区を結ぶ海岸沿いに、12km伸びる、ハバナで最も有名な通りです。海沿いを走るカラフルなクラシックカーに、歴史を感じさせるスペイン風の建物、カリブ海の透き通った海に青い空と、キューバらしい雰囲気溢れるスポット。 そして、あまり知られていませんが、この通りには、日本人である支倉常長の銅像があります。支倉常長は、ローマ教皇に慶長遣欧使節団として謁見、その後、キューバの地に足を踏み入れた史上初の日本人とされ、それを記念として建てられた像です。 週末になると、多くの人が集まり、音楽や笑い声が響きます。お祭りムード満載のナイトスポットとしても有名です。
ハバナ - 美術館
ホセ マルティ記念博物館は、高い星型の塔が印象的な建物で、革命広場を見下ろすようにして建っています。革命広場から徒歩3分ほど。 星型は、独立を意味します。ホセ・マルティは、キューバ建国の父として有名な人物で、博物館では、スペインとの独立戦争、革命戦争におよぶ歴史を展示。革命広場周辺が、どんどん都会化されていく様子や、革命広場で起こった歴史的イベントなども、貴重な写真として残されています。 また、カストロやチェ・ゲバラのモニュメント等もあり、109mもある最上階の展望台からは、街並みを一望できます。
ハバナ - 寺院・教会
ハバナ大聖堂は、正式名称は、サン・クリストバル大聖堂と呼ばれる、1776年に完成したバロック様式の大聖堂です。ハバナ旧市街オビスポ通りにあります。 波打つファザード(正面)が特徴的で、その造形美よりキューバ・バロック様式の傑作と称される建物で、街のシンボル的存在。高さが異なる左右にある二つの塔が特徴的で、右の塔には重さ7トンもの鐘が吊り下がっています。大聖堂内は非常に美しく、床に様々な色の大理石が使用される等、スペイン黄金期の建造物を彷彿させる造り。 大聖堂前のカテドラル広場には、テラス席が並び、大聖堂を眺めながら食事を楽しめます。
ハバナ - 広場・公園
革命広場は、ハバナ新市街の中心部に位置する、ハバナの歴史を感じられる広場です。広場の周りを取り囲むように、政府の重要な建物が建ち、革命の英雄の肖像が描かれていることで有名です。 国家評議会長が演説する場として、政治や文化の発信地ともなっていますが、注目すべきは、ここにある壁画です。 広場にある内務省の壁にはチェ・ゲバラの、情報通信省の壁にはカミーロ・シエンフエゴスというキューバ革命における2人の英雄の肖像画が描かれています。カミーロの肖像の右下には、“Vas bien, Fidel"(いいだろ、フィデロ)という言葉が描かれていて、フィデル・カストロと仲の良い同志であったことが分かります。
ハバナ - 歴史スポット,建築
カピトリオは、ハバナ旧市街にある、白一色の外観とドームが印象的な旧国会議事堂です。 カピトリオは、アメリカのワシントンD.C.にあるホワイトハウスをモデルに造られたもので、大理石をふんだんに使用した高さ98m、4階建ての建物。かつて、アメリカの影響が大きかったことを物語っています。 キューバでは、19世紀半ばよりスペインからの独立運動が活性化、1895年には独立戦争が勃発、アメリカがこの戦争に介入したことで、アメリカ対スペインの戦争へと発展。1902年アメリカの勝利により、キューバは独立しましたが、憲法や産業などにおきアメリカの介入を受ける結果となり、1959年のキューバ革命後、革命政権が樹立するまでアメリカの支配が続きました。
ハバナ - 史跡・遺跡
フエルサ要塞は、キューバの首都ハバナにある要塞です。ハバナ中央駅から徒歩23分の所にあります。 スペイン人が、植民地貿易で潤うハバナの街を守るために1555年~1558年に築いたもので、ハバナを守るために築かれたモロ要塞、プンタ要塞、カバーニャ要塞とともに、「オールド・ハバナとその要塞群」の一つとして世界遺産に登録されています。 創建当初は木造でしたが、後にフランス海賊に襲撃を受け焼失、現在の、サンゴの石を使った強固な石造りの要塞へと再建されました。 見張り台には、キューバ初の女性総督をモデルとした「ラ-ヒラルディージャ」の像があり、大砲など当時使用されていたものが実際に残っており、現在は、キューバの歴史を学べる博物館として人気観光スポットとなっています。
ハバナ - 美術館
ハバナ国立美術館は、キューバのハバナ旧市街、セントラル広場から徒歩2分の所にある、ファインアートを展示する美術館です。 1913年の設立から幾度か移転を繰り返した後、コロン市場の跡地であった現在の場所に置かれました。美術館は、ファインアート宮殿と、かつて最高裁判所として使われていたアストゥリアス中央宮殿の2つの印象的な建物で構成されています。 ファインアート宮殿では、キューバの植民地時代からの歴史を感じられる風景画や絵画、近代美術、現在のキューバ若手芸術家の作品を展示、アストゥリアス中央宮殿では、ヨーロッパやアメリカの絵画や彫刻、古代美術のコレクションを展示しています。
その他の都市 - 滝・河川・湖
エルニチョの滝は、キューバのエル・ニチョ(El Nicho)公園の中にあります。エル・ニチョ公園はユネスコ世界遺産にも登録されているシエン・フエゴス(Cien Fuegos)という大きな都市の近くにあり、エスカンブライ山脈の一角として保護されています。山奥にあるため、秘境とも言われ、日本人にもあまり知られていない穴場的スポットです。 エルニチョの滝は公園内にたくさんあり、滝壺は自然のプールとして楽しむことができます。陽の光によって輝く美しいエメラルドグリーンの滝壺は、必見です。 大自然の中にあるため、公園内を散策するとアドベンチャー気分を味わえます。レストランがあるので食事も楽しめます。
ハバナ - 広場・公園
ビエハ広場は、ハバナ旧市街の中心部にる、コロニアル様式の建物に囲まれたお洒落な広場です。 キューバは、18世紀後半から19世紀初頭にかけ、砂糖やタバコの生産と輸入で成功、その利益で、街には、壮麗な聖堂や富裕層の邸宅などが、次々に建てられました。20世紀初頭のアール・ヌーヴォーの装飾を施した優美な建物が見られ、広場の中央には、イタリアの彫刻家・ジョルジオ・マッサーリにより作られた像が建っています。 オープンカフェもあり、観光の休憩にぴったり。色んな所から聞こえてくるキューバ音楽を聞きながら、のんびり過ごすことができます。
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